政治と経済 露、暗部伏せ愛国史観 「統一歴史教科書」1日にも指導要領提出+(1/2ページ) - MSN産経ニュース
■北方領土「クリール諸島解放」正当化 【モスクワ=遠藤良介】ロシアのプーチン政権が学校で使われる歴史教科書の統一に動いており、その基礎となる指導要領が近くまとまる見通しとなった。政権が教科書向けの統一史観を打ち出すのはソ連崩壊後初めてで、自国の歴史に対する「誇り」や「愛国心」を根付かせて国民の団結を促す狙いがある。ただ、ソ連時代の「負の側面」は矮小(わいしょう)化される方向で、第二次世界大戦をめぐる歴史認識は日露関係にも微妙な影響を与えそうだ。 ◇ プーチン大統領は2月に統一教科書を策定する方針を示し、歴史専門家らが指導要領について議論してきた。29日付の露有力紙、独立新聞によると要領は調整を経て11月1日に大統領に提出される予定だ。 ◆一体感を創出 ソ連崩壊後のロシアでは教育現場が混乱し、今年は65種類もの歴史教科書が使われている。プーチン氏はこの状況
歴史や公民教科書で記述内容の違いを点数評価して教科書採択に反映するよう求める請願が宮城県議会で採択された。教育委員会が、教科書の内容重視で選ぶため参考になる提案である。 請願は「新しい歴史教科書をつくる会」の宮城県支部が提出した。中学の歴史、公民教科書の採択で、伝統文化や国、郷土への愛情をはぐくむ教育を重視した学習指導要領の趣旨を生かすよう県教委に指導を求めたものだ。 具体的には、歴史教科書では「神話」「古事記・日本書紀・万葉集」「日中戦争」など、公民では「宗教・家族」「自衛隊」「領土問題」などの項目を例示し、教科書を比べ点数評価した資料をつくり、教科書採択に反映するよう提案している。 公共心や愛国心育成などを盛り込んだ教育基本法改正を踏まえ、平成20年の学習指導要領改定で、先人の生き方や文化遺産などを学ぶ教育が重視された。 生まれ育った国や郷土について深く知ることは、自分の国への愛情を自
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