公明党の太田昭宏国土交通相(衆院東京12区)が茨城県常総市で鬼怒川の堤防が決壊し、大きな被害が出た9月10日に、政治資金集めパーティーを開き、みずから出席していたことがわかりました。太田氏側は、本紙の取材にこの事実を認めています。 このパーティーは、東京・麹町のホテルで開かれた「太田あきひろ 2015政経セミナー」。 本紙への太田事務所の説明によると、太田氏は当日の午前7時10分、関東・東北豪雨災害の対応のため、国交省防災センターに到着。同10時40分に同センターを出発、セミナー会場に同11時前に到着しました。いったん、防災センターに戻ったあと、午後0時10分、再度、セミナー会場に到着、同1時までセミナー会場にいたといいます。 今回の豪雨災害で、常総市が鬼怒川東側の北部に避難指示を出したのは10日午前2時20分。同6時すぎに、同市若宮戸で川の水があふれだし、セミナー開催中の午前11時40分