【バンコク=吉村英輝】オーストラリアの一部韓国系グループが6日、最大都市シドニー郊外で「慰安婦」像の除幕式を行った。豪州での慰安婦像設置は初めて。日系の市民団体は「在豪日本人への人種差別につながる」と反対していた。オーストラリア公共放送ABC(電子版)は「(日韓市民間の)対立が深まっている」と伝えた。 除幕式は韓国から元慰安婦(89)を招いて開かれた。同放送は、この慰安婦を「13歳で慰安所で仕事を強制され、日本兵たちに何百回も強姦された」と紹介した。 高さ約1・5メートルの像は、ソウルの日本大使館前に設置されたものと同様、いすに腰掛けている少女のとなりの席が空いている構造。除幕式に際し、元慰安婦は像と並んで腰掛け、記念撮影の写真に収まった。 像は市役所などの許可が必要ないとして、「シドニー韓人会館」にまず設置され、年内に近郊の教会施設内に移設される予定。豪州では、韓国系住民が多いストラスフ
【月刊正論】ファラオの申し子・フィフィが一喝!「朝日新聞のファンタジーの世界を実現できたらそりゃあ素敵よ」 父はエジプトでX線の研究者だった 井上和彦氏 フィフィがエジプト出身であることはよく知られていますが、日本とのかかわりは何がきっかけだったんですか。一部には「ハーフなの?」と聞かれることもあるそうですが、実際はどうなんですか。 フィフィ氏 私は完全な外国人です。エジプトのカイロで生まれて2歳の時に日本に来たんです。 井上 ご両親の仕事の関係で? フィフィ そうそう。父はX線の研究者でした。国費で名古屋大学工学部を訪れ日本で博士号を取ったんですね。 井上 文化や習慣、それに宗教も違う日本で博士号の学位を取るって、相当大変だったでしょうね。 フィフィ エジプトって実はかなり昔に原発をつくろうとして事故ったことがあったんですね。父はそのとき、まだ下っ端の研究員として関わっていました。X線と
次を狙う人たちは、内心穏やかではいられないようだ。自民党の二階俊博幹事長が、安倍晋三首相の自民党総裁任期延長論に言及したことに、党内から反発や警戒の声が上がっている。いわく「やるべきことの優先順位を間違えてはいけない」「随分気の早い話ではないか」。 ▼自民党の党則は、総裁任期を連続2期6年までと定めている。安倍首相本人は「延長については全く考えていない」と述べたが、過去には衆参同日選で圧勝した中曽根康弘首相の任期を1年延長した例がある。国政選挙で4連勝という安倍首相の実績を、自民党議員自身がどう考えるかの問題だろう。 ▼当事者らが気にするのは分かるが、報道機関も早速反応した。5日の新聞各紙をみると、毎日新聞と共同通信が世論調査で総裁任期延長の是非を問うていた。現在、与党第一党である自民党の総裁はふつう首相を意味するとはいえ、一政党内のルールの是非まで世論に求めるのはちょっと安易か。 ▼仮に
東京都知事選で、野党4党(民進・共産・生活・社民)が擁立したジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)は、小池百合子氏らに大差で敗れた。 過去2回の都知事選で次点だった元日弁連会長の宇都宮健児氏(69)は、今回、17年ぶりの保守分裂選挙を受け「私が立候補を取り下げることで影響を与えうる」と、鳥越氏に譲る形で告示前日の7月13日に立候補の意思を撤回した。しかし、選挙期間中に週刊誌が報じた鳥越氏の女性問題で、鳥越氏が納得いく説明をしなかったことを理由に、最後まで応援演説に立つことはなかった。 「日本の市民運動はもっと利口にならなきゃいけない」「国民生活や、今抱える問題についても解決策を打ち出していかないと、選挙に勝てない」。宇都宮氏は8月3日にハフポスト日本版のインタビューに応じ、都知事選を振り返って、市民運動のリベラル勢力が選挙に勝つためには、国民が求める課題に腰を据えて取り組むべきだと注文した。
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