【新華社東京12月23日】近頃、日本軍の第二次世界大戦中の捕虜虐待の暴行を暴露した米国ハリウッド映画『アンブロークン』が日本の右翼勢力から攻撃を受けている。原作のドキュメンタリー映画『アンブロークン:生存、抗争、救いに関する第二次世界大戦の物語』と映画の主人公のモデルとなったルイス・ザンペリーニ氏本人の回想録もその対象となっている。ある日本人のネットユーザーは、こういう作品はすべて捏造で、虚言に満ちている、と書き込んでいる。 歴史の真相は果たしてどうなのだろうか。新華社記者はこの件について日本の戦争捕虜虐待研究会の2人の専門家を取材した。 「ザンペリーニ氏は嘘を語っていない」研究会の笹本妙子秘書長はこのほど、記者の電話取材を受けた際に、このように明確に回答した。 戦争捕虜に関する文献資料は、日本の敗戦時に日本軍に焼却され、日本政府も歴史的事実の追及に努めていないため、日本戦争捕虜研究会は終