「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会」(救う会)は10月2日、構成団体の「救う会徳島」「救う会神奈川」に対し退会勧告を出した。 陶久敏郎(徳島)、川添友幸(神奈川)の両代表が、別組織の「特定失踪者 北朝鮮人権ネットワーク」(北朝鮮人権ネット)を設立し、「救う会」の運動方針に反する活動をしたというのがその理由だ。 「救う会」は9月13日に行われた国民大集会で、北朝鮮による日本人再調査報告について、「全被害者の一括帰国を約束しない『報告』『死亡の証拠』などを受け取ってはならない」という決議を採択した。