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ブックマーク / vergil.hateblo.jp (37)

  • TVアニメ化されるというラノベ『二度目の人生を異世界で』の設定がひどすぎて目眩がする - 読む・考える・書く

    アニメ好きの中国人を嘆かせるネトウヨ原作ラノベ 先日流れてきた、日のアニメが好きだという中国人の方のツイート。この秋TVアニメ化されるラノベ『二度目の人生を異世界で』の内容がひどすぎる、しかも原作者が中韓ヘイト丸出しのネトウヨだと嘆いている。既に中国のネットでは大炎上中らしい。 そもそもどんな話なの?と、Web連載されている原作を少し読んでみた。 このラノベ、ヨーロッパ中世風の剣と魔法の異世界に転生した主人公(日人・男)が、向こうの世界にはない知識や能力のおかげで無双するwという、まぁよくある安易なストーリーなのだが、途中で明かされる主人公の設定が唖然とするレベルでひどかった。 功刀 蓮弥 人族 享年94歳。 (略) 界渡り前は、功刀一刀流第14代当主。 幼少より剣道を嗜み、13歳にして剣術へ移行し、その才能を開花させる。 15歳より、武者修行と称し中国大陸へ渡り黒社会で活動。 刀

    TVアニメ化されるというラノベ『二度目の人生を異世界で』の設定がひどすぎて目眩がする - 読む・考える・書く
  • 『はだしのゲン』で描かれた「妊婦の腹を切りさいて中の赤ん坊を…」も嘘ではない - 読む・考える・書く

    前回記事で、『はだしのゲン』が嘘を書いているとしてしばしば槍玉にあげられる、「女性の性器の中に一升ビンがどれだけ入るかたたきこんで骨盤をくだいて殺した」というおぞましい話が、実際には嘘などではなく、中国でこの残虐行為を実行した人が語った内容であることを示しておいた。 この『はだしのゲン』についてはもう一つ、その隣のコマにある「妊婦の腹を切りさいて中の赤ん坊をひっぱり出した」という話も、嘘だとして攻撃のネタにされることが多い。 でも、嘘はいけないな、嘘は。 原爆をネタにプロパガンダを垂れ流すのもいけないよ。 by原爆3世 pic.twitter.com/1jI1Sstc0t — 赤井りんご (@akairingo8888) February 17, 2023 しかし、こちらの話も嘘ではなく、事実である。 例えば、東京裁判に提出された、フィリピンにおける日軍の性暴力についての証拠資料の中に

    『はだしのゲン』で描かれた「妊婦の腹を切りさいて中の赤ん坊を…」も嘘ではない - 読む・考える・書く
  • 【沖縄戦】島民の命の恩人を一家皆殺しにした日本軍【住民虐殺】 - 読む・考える・書く

    最後まで降伏しなかった軍司令官がもたらした悲劇 前回記事で、沖縄の慰霊の日である23日、自衛官約30名が第32軍司令官牛島満中将らを祀った「黎明の塔」に「自主参拝」した問題を取り上げた。 しかし、この牛島司令官は、決して沖縄戦を最後まで戦った「悲劇の司令官」などと評して良い人物ではない。 第一に、米軍が首里城の守備軍司令部の目前まで迫って来たとき、牛島はここで最後の決戦を挑むのではなく、南部に撤退してなおも抗戦を続ける道を選んだ。これは、「軍は残存兵力をもって(略)の線以南喜屋武きやん半島地区を占領し、努めて多くの敵兵力を牽制抑留するとともに、出血を強要し、もって国軍全般作戦に最後の寄与をする」という、沖縄を捨て石として土決戦準備の時間を稼ぐ作戦だった[1]。この結果、来なら戦場とはならないはずだった島南部が軍民混在の地獄の戦場と化し、住民に膨大な犠牲者を生んだ。 第二に、守備軍が

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  • 「血が出るほど唇を噛み」というウヨ的騙しのテクニック - 読む・考える・書く

    「僕の曾祖父の祖父」がインパール作戦で艦砲射撃w このウヨ氏によると、自分の「曾祖父の祖父」が、インパール作戦の際に巡洋艦から艦砲射撃を行ったという。 さんざん突っ込まれているこれ、140字のなかに、きっちり「乗組員は血が出るほど唇を噛み号泣しながら!」という物語のヤマ場をもりこんでくるのも、嘘つきのテクニックなんですね pic.twitter.com/MbNVpMUjK0 — 早川タダノリ (@hayakawa2600) February 9, 2021 僕の曾祖父の祖父(元大日帝國海軍士官)は、インパール作戦の上陸部隊の中隊長から、「我ら英国軍1個師団と交戦中支援火砲乞う敵味方の区別無用」との連絡で、巡洋艦他7隻で一斉艦砲射撃を行ったそうです。乗組員は血が出るほど唇を噛み号泣しながら!それが無駄な死ですか? 当然この妄想ツイート(元ツイは既に削除されているが、魚拓が残っている)は全方

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  • 敗戦の翌年、中国での残虐行為を自慢していた元兵士 - 読む・考える・書く

    記事の趣旨からずれるので前回記事では取り上げなかったのだが、『砕かれた神』の著者渡辺清氏は、敗戦の翌年、中国帰りの元兵士が自分の犯罪行為を自慢気に語る場面に遭遇している。[1] 1946年3月11日の日記: 夕じゃ(二時ごろの事)に帰ったら、川端の火じろ端に宮前のほうの博労ばくろうが二人お茶を飲んでいた。肥った赤ら顔のじいさんと、こびんに大きな火傷の痕のある反っ歯の男だ。川端の種牛を見にきたらしく、はじめは牛の値がどうのこうのいっていたが、そのうちに戦争の話になっていった。おれは上がり框かまちに腰かけて夕じゃをよばれながら、反っ歯がじいさんにこんなことを自慢げに話しているのを聞いた。 「上海から南京まで進撃していく間に、そうだな、おりゃ二十人近くチャンコロをぶった斬ったかなあ。まあ大根を輪切りにするみてえなもんさ。それから徴発のたんびにクーニャンとやったけや、よりどりみどりで女にゃ不自由

    敗戦の翌年、中国での残虐行為を自慢していた元兵士 - 読む・考える・書く
  • 「どうして(虐殺の)写真を撮らなかったのか」→毎日新聞従軍カメラマン「撮っていたら恐らくこっちも殺されていたよ」 - 読む・考える・書く

    従軍カメラマンが撮影した虐殺現場写真は一枚もない 前回記事に書いたように、南京攻略戦に従軍した新聞社などのカメラマンたちはせっせと国策に沿ったプロパガンダ写真を撮っては社に送っていたわけだが、そんな彼らも、日軍と行動を共にしている以上、時には理不尽な虐殺現場に遭遇することがあった。 しかし、従軍カメラマンが撮った虐殺現場写真というのは、一枚も残っていない。 検閲があるから紙面に載せられないのは当然ではあるが、残虐行為を目の当たりにしながら撮影さえできなかったのは、そんなことをしたら自分の身も危なかったからだ。 東京日日新聞(現・毎日新聞)従軍カメラマンとして南京攻略戦を取材した佐藤振壽氏が次のように体験を語っている。[1] 八十八営庭の中国兵“処断” 一夜が明けると十二月十四日の朝だ。筆者が昨夜寝ていた建物は、中山門内の中国軍将校の社交機関・励志社である。一日前は中山陵近くの山上で寒い

    「どうして(虐殺の)写真を撮らなかったのか」→毎日新聞従軍カメラマン「撮っていたら恐らくこっちも殺されていたよ」 - 読む・考える・書く
  • 信用できない歴史関連本の見分け方 - 読む・考える・書く

    いま、ある調べ物をする必要から北康利『白洲次郎 占領を背負った男』というを読んでいるのだが、一読してみて、このの内容はまったく信用ならない、という結論になった。 なぜこのが信用できないかを説明していくと、ある意味、一見もっともらしいが実際には信用に値しない歴史関連の見分け方の解説にもなると思うので、ちょっと書いてみることにする。 参考文献の恣意的利用 このの中に、こういう記述がある。日国憲法のGHQ草案では国会が一院制とされていたことに関する話である。[1] このとき、松が勇気を振り絞って口を開いた。 「一つ申し上げておきたいが、二院制というのはただなんとなく二つあるというのではなく、チェック&バランスの役割を果たしているのです」 松のその言葉に対し、ホイットニーは意外にも素直に耳を傾けた。後年、「参議院など不要だ!」と発言する次郎も、このときばかりは松を応援したい気持ち

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  • 五輪選手村についての醜聞まとめ - 読む・考える・書く

    海外からの選手団が実際に入村する段になって、東京五輪の選手村がどれだけひどいか、世界に向かって次々と明かされる事態となっている。 【東京五輪】選手村に…テレビもねえ!冷蔵庫もねえ!トイレも少ねえ! 追及に組織委は困惑(東スポWeb)#Yahooニュースhttps://t.co/XaRAukSpqA — ガイチ (@gaitifuji) July 20, 2021 「基的に冷蔵庫、テレビはレートカード(有償レンタル)の対象になっている」←3兆円の予算をJOC事務所の家賃4300万円/月や組織委の月給200万円/人や電通の中抜きやオトモダチのピンハネでい潰して、肝心のアスリートはこの扱い。どこがオモテナシだよ。卑劣で無能すぎるわ。https://t.co/X4PkbXVYmX — きづのぶお (@jucnag) July 21, 2021 オリンピック選手村のエアコンボタンが日語しかなく

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  • 小野田寛郎を英雄扱いしてきただけでも大概だが、今度はその嘘を世界にまで広めるのか? - 読む・考える・書く

    映画『ONODA』がカンヌでスタンディングオベーションという惨事 ゴーストライターが暴露せざるを得なかったほどひどい手記のデタラメ 小野田はとっくに戦争が終わったことを知っていた 小野田はジャングルに潜んで何をしていたのか? 小野田はなぜ津田氏のルバング島行きを嫌がったのか フィリピンで戦った英雄は断じて小野田などではない 映画『ONODA』がカンヌでスタンディングオベーションという惨事 1974年3月、フィリピン・ルバング島のジャングルに30年潜伏していた小野田寛郎元陸軍少尉が帰国した際の歓迎ぶりはすさまじいものだった。 政府が彼のために日航特別機を用意したことから始まり、機が羽田に着陸する30分前からNHKは特別番組の実況中継を開始、小野田が降りるタラップの下には百人近い政府関係者が並び、またそれ以上の数の報道陣がカメラの放列を敷いていた。 まるで戦勝国の凱旋将軍が帰国したかのような扱

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  • 【東日本大震災】被災地を支援した中国人たちと、中国人を殺そうと被災地を徘徊していた右翼 - 読む・考える・書く

    10年前、東日大震災が起こると、中国からも多くの支援が寄せられた。また、お金や物資という形での支援だけでなく、日国内に住んでいた中国人留学生や華僑の人々がボランティアとして被災地に入り、復興のための様々な作業に携わってくれた。 東日大震災の被災地を支援した中国人留学生や華僑たちhttps://t.co/3fpdaN1jRn 10年前、東京で留学生活を送っていた呉美麗さんは震災後の5月初め、ボランティア活動で気仙沼市を訪れた。呉さんのチームの仕事は農地整備だったが、耕運機などはなく、鍬だけを使って5日間連続でひたすら働いた。 — From China (AFPBB News) (@Afpbbfromchina) March 21, 2021 10年前、東京で留学生活を送っていた呉美麗(Wu Meili)さんは震災後の5月初め、ボランティア活動で気仙沼市を訪れた。一行の中には他に3人の中

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  • 憲兵までゆるふわ化してしまった『この世界の片隅に』 - 読む・考える・書く

    『この世界の片隅に』で太極旗シーン以上に問題なのが、憲兵が出てくるエピソードだ。この話は以前にも一度取り上げているので内容が一部重複するが、改めて問題点を整理してみることにする。なお、このエピソードに関しては原作マンガとアニメ版に大きな違いはない。 『この世界の片隅に』で「憲兵」はどのように描かれたか このエピソードでは、呉の軍港に浮かぶ軍艦をスケッチしていたすずを間諜(スパイ)容疑者として捕まえた憲兵が、すずを連れて北條家に怒鳴り込んでくる。[1] 家族たちは玄関先で怒鳴り散らす憲兵の説教を神妙に聞いていたのだが、憲兵がいなくなると、次のシーンでは、よりによってすずなどをスパイ扱いした憲兵をバカにして爆笑する。[2] 現実にはあり得ない憲兵描写 しかし、こんなことは当時の現実としてはあり得ない。 まず、憲兵がスパイ容疑者を捕まえたら憲兵隊詰め所に連行して尋問するはずで、容疑者の自宅に引っ

    憲兵までゆるふわ化してしまった『この世界の片隅に』 - 読む・考える・書く
    custardtarte
    custardtarte 2020/08/22
    憲兵の弾圧を矮小化しようとしたり、あるいは弾圧されるやつは反日なので当然だ、という言論が大手を振ってまかり通るのが現代の世情なので。「この世界の片隅に」もただそれを追認するだけの役割しか果たさない
  • 「かわいそうなぞう」を殺した大達茂雄が戦後は文部大臣となって歴史教育を殺した - 読む・考える・書く

    「かわいそうなぞう」で描かれた猛獣虐殺を命じた東京都長官大達茂雄の経歴を見ると、いくつか重要なポイントが見つかる。 昭南特別市長(兼陸軍司政長官) 1942年3月—1943年7月 東京都長官 1943年7月—1944年7月 内務大臣(小磯内閣) 1944年7月—1945年4月 文部大臣(第5次吉田内閣) 1953年5月—1954年12月 昭南特別市とは、シンガポールのことである。アジア太平洋戦争の開戦直後、日軍はタイ・マレー国境付近に上陸し、そのまま南下してマレー半島全域を制圧、翌1942年2月15日にはイギリス軍の重要拠点だったシンガポールを陥落させた。 その直後から、シンガポールおよびマレー半島各地で中国系住民(華僑)に対する大虐殺が始まった[1]。今でも正確な被虐殺者数は不明だが、少なくともシンガポールだけで数千人以上が殺されたと推定されている。 シンガポールは人口の八割近くを華僑

    「かわいそうなぞう」を殺した大達茂雄が戦後は文部大臣となって歴史教育を殺した - 読む・考える・書く
  • 日本の警察はその気になれば「誰でも」逮捕できる - 読む・考える・書く

    「革労協活動家」とされる男性(69)が、「無許可で貸金業を営んだ」という容疑で逮捕された。 「知人の男性に4回にわたってあわせて1万2000円を貸し付け、貸金業を営んだ疑いです。」 わたしもあなたも逮捕だな。 弾圧だということを隠そうともしてない。 報道されても、こういうやりくちに対する反発の声は、無視できるくらい小さいからね。 https://t.co/fT0i1Sa9ZP — よんひゃん (@cucamber_milk) October 18, 2019 (略) 警察によりますと、緒方容疑者は2019年5月から8月にかけて、許可がないにも関わらず、県内に住む知人の男性に4回にわたってあわせて1万2000円を貸し付け、貸金業を営んだ疑いです。 警察は緒方容疑者の認否を明らかにしていませんが、革労協による組織的な関与があったとみて、押収品などを調べ容疑の裏付けを進める方針です。 知人同士で

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  • 京アニ支援への恣意的優遇は法の下の平等に反する - 読む・考える・書く

    先月の京都アニメーション放火大量殺傷事件に関連して、安倍政権は被害者らへの支援金を税制上特別に優遇する措置を検討しているという。 www.sankei.com アニメ制作会社「京都アニメーション」(社・京都府宇治市)の放火殺人事件をめぐり、政府が被害者らへの寄付金を「地方公共団体に対する寄付金」と位置付け、税額控除制度を活用して寄付者の税負担を軽減する方向で調整していることが21日、分かった。犯罪被害に関する寄付金を災害義援金と同じように扱うことは異例。特に企業が寄付しやすい環境をつくる狙いがあり、支出金の全額を決算時に損金として算入できる制度を活用する。 (略) 政府は、世界に誇るコンテンツ産業を担う京アニの事件が放火による不慮の出来事である上、京アニへの寄付は不特定多数の被害者を対象としていることから、災害義援金と同じ優遇制度を適用する方向だ。 寄付金の全額を損金算入できるようにする

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  • 津田梅子の朝鮮人差別を「事実を指摘しただけだから差別じゃない」と言う人々 - 読む・考える・書く

    津田梅子が鵜呑みにした父親の話 外国人が描いた日の農村の「事実」 粗末な宿と粗野な現地人 不潔で苦難に満ちた山村生活 奴隷同然の「嫁」 「ぞっとするほどひどい」日 「事実」の記載と差別の違い 津田梅子が鵜呑みにした父親の話 こちらの記事で、新五千円札の顔になる予定の津田梅子(津田塾大学創設者)が、父親から聞いた話を鵜呑みにして朝鮮人への差別意識にまみれた手紙を書いていたことを指摘した。 1883年に書かれた問題の手紙の内容は以下のようなものだ。[1] 父が帰ってきました。二、三日前に、思ったより早く着いたのです。朝鮮についてとても興味深くおもしろい話をしてくれました。いくつかの点では、動物の方がこのような汚い朝鮮人よりましだと思いますし、あるところには当に野蛮な人びとがいるのです。彼らの衣服や料はとてもよいのですが、粗末に不潔につくられているのです。家は掘っ立て小屋のようだし、

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  • 『プライベート・ライアン』のあの場面並みの激闘をほのぼの上陸シーンに改変してしまう人々 - 読む・考える・書く

    ■ 一瞬で「戦場」に引き込まれるあのシーン 戦争映画の名作『プライベート・ライアン』。冒頭数分間の現代の場面から第二次大戦当時に切り替わる際に使われるのが、ノルマンディー上陸作戦の激闘シーンだ。上陸用舟艇の扉が開いた瞬間から、あっという間に兵士たちがなぎ倒されていく凄惨な描写によって、見る者は有無を言わさず「戦場」に引きずり込まれてしまう。 プライベート・ライアン [Blu-ray] 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン 発売日: 2013/08/23 メディア: Blu-ray この商品を含むブログ (7件) を見る ■ 敵前上陸を右派がまったく違う内容に改変 日中戦争の初期、上海に派遣された旧日陸軍第3師団は上海北方の呉淞ウースンに上陸した。これは待ち構えている中国正規軍と戦いながらの強行上陸だった[1]のだが、これを小林よしのりら右派は、攻撃される

    『プライベート・ライアン』のあの場面並みの激闘をほのぼの上陸シーンに改変してしまう人々 - 読む・考える・書く
  • 「法の支配」の意味を知らなかった安倍晋三はどういうつもりでこの言葉を振り回していたのか? - 読む・考える・書く

    小西ひろゆき参院議員(立憲民主党・民友会)が安倍に『「法の支配」の対義語は何か?』と質問し、安倍が答えられなかった一件が話題となっている。 国会中継 小西議員 「安倍総理はよく“法の支配”と仰るが、“法の支配”の対義語は?」 安倍首相 「まさに…え〜、この海、アジア太平洋の海を繁栄の海としていく上においては、法の支配、国際法の支配…」 小西議員 「“人による支配”です」 え❓まさか⁉️安倍さん、知らんかったの pic.twitter.com/c2neFkdmZo — 但馬問屋 (@wanpakutenshi) 2019年3月6日 このやりとりを文字起こししてみるとこうなる: 小西:安倍総理、よく「法の支配」という言葉をおっしゃいますが、「法の支配」の対義語は何ですか?「法の支配」の反対の意味の言葉は何ですか? 安倍:あの、いわば、私が申し上げているのはですね、私が申し上げている「法の支配」

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  • 歴史学者を唸らせた素人 - 読む・考える・書く

    東中野修道の史料批判が立派? 自分はこんなに専門家の書籍や歴史資料を読んでいるし、厳密な史料批判のもとでマンガを描いているのだと小林よしのりは自慢する(BLOGOS 10/24)。確かに、歴史歴史学者だけの専有物ではないし、史料批判で専門家の鼻を明かす素人がいてもおかしくはない。 ただし、小林よしのりにそれができるかと言えば、こんなことを書いていることからしてまあ無理だろう。[1] わしが今のところ東中野修道氏の『南京虐殺の徹底検証』を最も支持する理由は、何も個人的心証を元にしているわけではない。あくまでもこの歴史学的な見地における「史料批判」の文脈からなのである。(略) 東中野はこの著書『「南京虐殺」の徹底検証』で、一家九人のうち自分と妹一人を除く七人を惨殺された(自らも銃剣で刺され負傷した)夏淑琴さんを「ニセ被害者」呼ばわりしたあげく、名誉毀損で告訴され敗訴している。(2009年2月

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  • 加害者証言抑止装置としての「戦友会」 - 読む・考える・書く

    都城23連隊兵士の陣中日記をめぐる騒動 先日、南京戦当時のカメラの値段について書いたが、話の発端となった朝日新聞の記事は、南京戦に従軍したある兵士が書いた陣中日記を紹介したものだ。 朝日新聞(1984年8月5日): 南京虐殺、現場の心情 宮崎で発見 元従軍兵士の日記 日中戦争中の昭和十二年暮れ、南京を占領した日軍が、多数の中国人を殺害した「南京大虐殺」に関連して四日、宮崎県東臼杵郡北郷村の農家から、南京に入城した都城二十三連隊の元上等兵(当時二三)の、虐殺に直接携わり、苦しむ心情をつづった日記と惨殺された中国人とみられる男性や女性の生首が転がっているシーンなどの写真三枚が見つかった。 (略) この日記は、縦十九センチ、横十三センチで約四百ページ。昭和十二年の博文館発行の当用日記が使われ、元日から大みそかまで毎日、詳細に記録されている。(略) だが、十五日には「今日、逃げ場を失ったチャンコ

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  • 小林よしのりはいまだにこんなマンガを描いているのか - 読む・考える・書く

    もう呆れるしかない。 小林よしのりさんが今週の「SPA!」に描いた古谷経衡さんと私。手に「差別」と書いたカードを持って、なにかを必死に訴えてる。たしかに私は懸命に差別に反対してるけど、それおかしいことかな?小林さんはどうしてそんなに差別に反対する人を敵視するんだろう? pic.twitter.com/mRSp2NYp8Y — 香山リカ (@rkayama) 2019年1月29日 いや真だかなんだか知らないが、差別表現するやつが普通に差別者だろ。バカなの?#何を言ってるんだお前は pic.twitter.com/cQMmQDG9Hh — 竜 РЮ (@yappata2) 2019年1月29日 差別表現は「表現の自由」によって保護されるべき範疇には入らない。いや、入れてはならない。なぜなら差別表現は被差別者を抑圧し、彼ら・彼女らが自らの意志を表現する自由を奪うものだからだ。 不寛容(差別・排外

    小林よしのりはいまだにこんなマンガを描いているのか - 読む・考える・書く