結論を先に書くと、できるだけ大きなスクリーンで、なおかつ、できるだけすごくよい音響設備を整えている映画館、要するにIMAXで見る価値が「ダンケルク」にはあります。今回、完成披露試写会を「109シネマズ大阪エキスポシティ」のシアター11、日本で唯一のIMAX次世代レーザーで見たのですが、映像もさることながら、まさかここまで圧倒的に「音」で魅せてくる映画だとは予想外でした。 以下、一切ストーリーの詳細なネタバレはないのですが、そもそも我々はダンケルクの戦いの後の時代に生きており、戦いの結果、どうなったのかは世界史を学校で学んだ者ならば知っているはず。というか映画のストーリーとかキャッチフレーズに「史上最大の救出作戦」と明記されています。「救出」であって「全滅」ではないのです。だから、大きな意味ではネタバレを最初から喰らいまくった状態で映画を見ることになると言っても過言ではなく、ダンケルクに追い