2017.03.02 恐れ、恥、怒り、困惑、喜び、誇り、感謝、愛——。 患者とのやり取りで医師が抱くこれらの感情は、医療行為にどう影響するのか。 時として患者への共感を妨げるこれらの感情を、医師はコントロールできるのか。 皆さんは、『医師の感情―「平静の心」がゆれるとき』というルポタージュをご存知でしょうか。同書で紹介されるのは、医師の「心の悩み」に関するさまざまな問題。アメリカの現役内科医が著したそのリアルな内容は、日本の医師である皆さんがもつ「感情のゆらぎ」と共鳴することでしょう。 今回は、『医師の感情』の訳者である堀内志奈氏に、翻訳に込めた想いを綴っていただきました。 私もまた、原著を読んで救われた医師の一人 思うに、転職には何らかの向上、昇進を求めてのいわばポジティブなものと、現在の状況から脱することを最大の目的とするネガティブなものがあろう。必ずしもどちらかが良い転職でどちらかが

