IPv4のルーティングテーブルに関するメモ 1. 概要 Linuxではルーティングテーブルのことをフォワーディングインフォメーションベース(FIB)と呼ぶ(以下でルーティングテーブルと呼んだ場合はFIBのことを指す)。また、パケットの送受信で参照されたルーティングエントリはルートキャッシュにキャッシュして次から素早くルーティングエントリを検索できるようになっている。 2. フォワーディングインフォメーションベース 2.1 FIBの構造 FIBの構造を図1に示す。 FIBはハッシュ構造をしている(*1)。 ルーティングエントリは宛先のプレフィクス長(サブネットマスク長)毎に分けて管理される。各プレフィクス長(0〜32)毎にZone(struct fn_zone)が存在し、プレフィクス長(Zone)毎にハッシュテーブル(fz_hash)を持つ。宛先のプレフィクス長が同じルーティングエントリは、

