米航空宇宙局(NASA)が公開した準惑星「マケマケ(Makemake)」の画像(撮影日不明)。(c)AFP/NASA/PRINCETON UNIVERSITY 【11月22日 AFP】太陽系の外縁に存在する冷たい準惑星「マケマケ(Makemake)」──謎に包まれたこの星の観察データの取得にわずかながら成功したと、スペインの天文学チームが21日、科学誌「ネイチャー(Nature)」に発表した。これまでマケマケには冥王星と同じような大気が存在するのではないかと期待されていたが、「その兆候は全くなかった」という。 マケマケは太陽系内に5つある準惑星の1つで、大きさは冥王星の約3分の2ほど。太陽からの距離はおよそ78億キロメートルで、冥王星と準惑星中最大で地球から最も遠くにあるエリス(Eris)との間に位置する。これまでの観測では他の準惑星との類似点が幾つも見つかっており、このため冥王星と似た組
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