Published 2021/05/11 00:00 (JST) Updated 2021/05/11 12:06 (JST) 廃棄される食材を有効活用しようと、長崎県壱岐市芦辺町の焼酎製造業「壱岐の蔵酒造」(石橋福太郎社長)と同市勝本町の温泉旅館「壱岐リトリート海里村上」(大田誠一総支配人)が、クラフトジンの製造を進めている。 構想開始は昨年4月。コロナ禍で観光客が激減し、大量の食材が廃棄されるフードロス問題の深刻化を目の当たりにした旅館側が、同問題の解決と「壱岐の良さを遠方の方に届けたい」という思いの両方を実現するため、同酒造に協力を依頼した。 ▽壱岐産ボタニカル(植物)の使用▽和食に合わせるためのクラフトジン-の二つにこだわり、開発を進めた。当初20種類以上の候補があったボタニカルを厳選し、先月のテイスティング会でアスパラガス、モリンガ、ユズ、イチゴなどの農産物のほか、ウニの殻や温泉
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