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ブックマーク / dailyportalz.jp (137)

  • ゴボウの実から面ファスナーが発明されたという伝説を16ヶ月かけて確かめた

    趣味材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえてべるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:イタリアに一か月間、芸能一座のバイトで行ってきた土産話 > 個人サイト 私的標 趣味の製麺 これのことです 面ファスナーとは、こういうやつのことです。 剥がすときにバリバリするあれ。 あまり意識したことはなかったが、バリバリする部分を拡大してみたところ、海賊の義手みたいに先が鉤状に曲がった太い繊維部分が、密に編み込まれた細い繊維の隙間に刺さって引っかかることで固定されるようだ。 理屈はわかったが、これとゴボウの実に一体どんな関係があるのだろうか。 こういう構造だったんですね。 4月8日、ゴボウの種を植えてみる 面ファスナーとゴボウの関係を調べるために、パソコンで検索するのではなく、ホームセンターで「サラダごぼう(てがる)」と書

    ゴボウの実から面ファスナーが発明されたという伝説を16ヶ月かけて確かめた
    deadwoodman
    deadwoodman 2024/01/25
    “ 可食部分と思われる白い部分を前歯でこそぐように口の中へと運ぶと、記憶の彼方にあったアーティーチョークのコクと苦味を思い出した。そこにゴボウならではの土臭さがプラスされている。これはうまい。”
  • 「遠野物語と呪術」展から『呪術廻戦』を考える

    1992年東京生まれ。普段は商品についてくるオマケとかを考えている会社員。好きなべ物はちくわです。最近子どもが生まれたので「人間ってすごい」と気で感じています。(動画インタビュー) 前の記事:山形には勝手にげそ天パーティーを開催できるスーパーがある > 個人サイト 日和見びより 古くは湖だった町、遠野 遠野は岩手県の内陸に位置する人口2.4万人ほどの街で、花巻と釜石をつなぐJR釜石線の真ん中くらいに位置している。 『遠野物語』を片手にやってきた。 駅名のフォントがふるさと感をバチバチに放っている。これはいい街だ。 どのくらいいい街かというと街中に無料ピーマンが置かれているくらいいい街(ありがたくいただいて家でべたがすごく美味しかった) 今回の目的である「遠野物語と呪術」展が開かれているのは遠野駅から歩いて8分ほどの遠野市立博物館。展覧会は9月24日まででもうすぐ終わってしまうので気に

    「遠野物語と呪術」展から『呪術廻戦』を考える
    deadwoodman
    deadwoodman 2023/09/18
    “遠野の素晴らしいところは博物館を出たすぐそこに『遠野物語』の舞台が広がっているということだ…呪物が単なるびっくり資料ではなく、当時の生活に根付いたリアルなものとして、ひしひしと実感することができる”
  • その蒸留家は言った。「この薬草園の植物を好きに使って、飲み物を作ってください」

    2021年9月26日、mitosaya薬草園蒸留所とライター・JUNERAYのコラボドリンク「LE BOUQUET」が発売となった。 mitosayaの蒸留家・江口さんは、なんとデイリーポータルZからJUNERAYの存在を知り、声をかけたとのこと。事のあらましからレシピ開発の裏話にいたるまで、人がここに書き留める。 事の起こりは2021年7月。筆者のinstagramに、1通のメッセージ申請が来ていた。 「はじめまして。mitosayaの江口と申します。現在、新しい製品を企画中なのですが、JUNERAYさんと一緒に作れないかなというご相談です……」 「mitosaya」の文字列が信じられず、何度も読み返す。 mitosayaといえば、酒好きの友人たちが大事そうに小箱を抱えてきて、宝物のように披露してくれるあの飲み物を造っているところだ。 その蒸留所が、なぜ私に依頼を。なにか都合のいい夢で

    その蒸留家は言った。「この薬草園の植物を好きに使って、飲み物を作ってください」
    deadwoodman
    deadwoodman 2022/06/03
    “紫色の花束を思わせる香りのラベンダーの葉、熱に強いアニスヒソップ、ベルガモットの香りをもつモナルダ、野花の繊細さと苦味を与えるノコギリソウ、スパイシーさと深みを与えるカルダモン…イエルバブエナ”
  • 薹(とう)が立ったフキノトウを食べてみる

    趣味材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえてべるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:裏庭にムカゴを植えたら八年後に山芋が掘れた > 個人サイト 私的標 趣味の製麺 まずフキとは何か フキの「薹」をべる前に、フキノトウという山菜がフキの花芽であることを知らない人もいると思うので、そもそもの話としてフキについてちょっと説明させていただく。 フキとはお弁当の歌で「筋の通ったフ~キ~」と歌われているアレのことだ。成長したフキの地面から生えて葉っぱを支える葉柄(ヨウヘイ)部分を煮物などにしてべる。 フキノトウの後に出てくるフキの若葉。 大きく育った葉柄が用部分。 「筋の通ったフキ」というだけあって皮に筋があるので、下茹でをしてから剥いて調理する。 フキの煮物。ほろ苦くておいしい。 これがフキノトウです フキは多年

    薹(とう)が立ったフキノトウを食べてみる
    deadwoodman
    deadwoodman 2022/04/14
    それはフキなのでは?と思ったがそういうことか→“雌株は種を遠くへ飛ばすためにピンと薹を伸ばし、花をタンポポのような綿毛に変える…ということで、食べてみるのは花が咲く寸前まで育った雌株の薹部分”
  • 日本で最も看板激戦区の渋谷を専門家と歩く

    ある時から渋谷のスクランブル交差点で記念撮影をする外国の人が増えた。ここは何が特徴なんだろうか。大きな看板が多いこともその一つだろう。 専門家と街を歩くシリーズ、今回は屋外広告の専門家と街を歩いた。街に掲げられた看板にどんな秘密があるのだろうか。 今回渋谷の看板を一緒に見てくれる専門家は屋外広告の会社である光伸プランニングの原壯さん。 広告の製作会社といってもデザインはやらず、印刷も加工も現場(施工)もやる屋外に広告を掲示することの専門家である。 デイリーポータルZウェブマスター林雄司(左)さんと光伸プランニングの原壯さん(右)の3人で歩きます 渋谷駅前は屋外広告だらけ 林 :すでにこのハチ公前広場にあるもの全て今日の話の対象ですよね。 原 :全部看板ですね。 大北:これってどういう仕組みなんですか? 原 :これは媒体(※)売りなので、2週間でいくらと決まってるんです。 ※看板を掲示する場

    日本で最も看板激戦区の渋谷を専門家と歩く
  • 断面はショボくて中身は豪華な「逆ハリボテサンドイッチ」を作ってみた

    買ったサンドイッチの具が見た目より少なくて驚くことがあるが、あれは一部で「ハリボテサンドイッチ」と呼ばれていたりする。 落胆と脱力をうむハリボテサンドイッチ。しかし、もし具の見せかたが逆だったらどうだろう? 断面はショボいけど、中はボリューミー。 名づけて、"逆ハリボテサンドイッチ"。おもしろそうなので作ってみよう。 まずは元ネタをたしかめてみる “逆”のまえに、元ネタのハリボテサンドイッチを確かめておきたい。 当サイトでも、松圭司さんが"悲惨ドイッチ"と称して「コンビニサンドイッチ解体新書」という記事にくわしく書いてくれている。参考にしつつ作っていこう。 「コンビニサンドイッチ解体新書」より。開いたのを後悔するレベルの悲惨さ 用意した具材は、シンプルにハムとたまご。 こまかく切ったゆでたまごとマヨネーズをまぜ、ハムを細めに切ったら、それっぽさが出るように対角線上に置いていく……と。 8

    断面はショボくて中身は豪華な「逆ハリボテサンドイッチ」を作ってみた
    deadwoodman
    deadwoodman 2021/08/05
    “ 江戸のコンビニで大塩平八郎がこれを見たら、民衆とともに立ち上がるだろう。いわゆる「大塩平八郎のパン」だ”
  • 短い「おそと時間」は、いい香りの街路樹をかいで季節を感じたい

    外で活動する時間が短くなり、自然に触れる機会が仕事の行き帰りと、買い物のついでくらいしかなくなってしまった。わずかなグリーティングチャンスを逃すまいと「今日は木を見るぞ」などと念じてから外出する日々である。 ひときわありがたく感じるのが「香りのいい花」。まもなく殺伐とした都会にも春がきて、街路樹が花を咲かせるだろう。その楽しみ方について考えてみた。 いい香りの花=回復スポット 筆者が仕事に疲れるとよくやるライフハックがある。それは「通勤路をちょっとだけ変えること」。 いつも通らない道を行くと、見たことのないような植物が繁っていることがある。そういうときは、前を通った瞬間に花を観察して、息を深く吸い込んでみる。 いい香りがしたらしめたものだ。その道は明日からあたらしい通勤路。私はいい香りの花が植えてあるスポットを「回復(セーブ)ポイント」と呼んでいる。 アクションゲームのキャラクターも、謎の

    短い「おそと時間」は、いい香りの街路樹をかいで季節を感じたい
    deadwoodman
    deadwoodman 2021/03/08
    花じゃないけど松林を歩くと仄かに松葉の甘い香りがして好き。記事にある夜に香りが強くなる花はメインユーザーが夜行性の蛾などなのだと思われます。夜に目立つせいか夜香る花は白い花が多い。
  • 庭の厄介者 ヤブガラシを食べる :: デイリーポータルZ

    ヤブガラシという、どこにでも生えている雑草を知りませんか。 どんどん繁殖するので庭の手入れをするときは主にこいつをやっつけなくてないけない。厄介者として名高い事この上ない、草むしりの大敵なのだ。 ある日ふと「べられたりしないのかな」と思って調べてみると、べられない事もないらしい。そうだったの!? (ほそいあや) 貧乏という意味しかない植物 ヤブガラシといえばちょっとだけ格好良いけど、別名が「ビンボウカズラ」という。 wikipedia「ヤブガラシ」を読んでびっくりした。こんなに貧乏神あつかいされている植物がかつてあっただろうか(以下引用)。 和名は藪を覆って枯らしてしまうほどの生育の旺盛さを示している。別名ビンボウカズラ(貧乏葛)とも呼ばれ、その意味としては、庭の手入れどころではない貧乏な人の住処に生い茂る、あるいはこの植物に絡まれた家屋が貧相に見える、またはこの植物が茂ったことが原因

    deadwoodman
    deadwoodman 2020/10/17
    全体的に鉄腕DASH風のナレーションで脳内再生されたが、2011年の記事だからこっちのが先なのか。
  • 植物は進化の先を行く!植物図鑑を作る人と街を歩いてへぇ~と言わされたい

    街を歩くと植物があり、きっとその一つ一つにまつわる知識があるのだ。しかし私は知らない。勉強をしていないから。 植物図鑑を作っている小林さんは子供の頃から生粋の植物図鑑ファンだ。そんな小林さんと街を歩けば知識のおこぼれをいただけるのではないか。 そして私達の知識の無賃乗車が始まった。 コロナ禍で植物図鑑めちゃめちゃ売れたらしい 前回にひきつづき『図鑑NEO 花』『図鑑NEO 植物』『花と葉で見分ける野草』などを手掛ける小学館の編集者小林由佳さんと小林さんの地元でもある東急池上線久が原周辺を歩く。前回もへぇへぇ言わされまくったが今回は「ほぉ」と言ってもいいくらい、より深いへぇが出まくる。 ところで小林さんによると今年の緊急事態宣言で植物図鑑がよく売れたそうだ。みんな近所を散歩しているのだろう。 久が原の住宅街にある「元タイヤ公園」と呼ばれる小さな公園に来ました。藤棚は決まってフジが植えられてい

    植物は進化の先を行く!植物図鑑を作る人と街を歩いてへぇ~と言わされたい
    deadwoodman
    deadwoodman 2020/09/01
    “私的にはタマサンゴってかなり逃げ出し種、雑草として定着してる気がしてたんですけどそれってどうやら局地的っぽくて。久が原は多いんですよね。普通のエリアだとこんな風に雑草として生えてない”
  • オジギソウに似た草にガッカリしたくない (デジタルリマスター版)

    小学校の時の話だが、クラスメイトが学校にオジギソウを持ってきた。 草なのに触ると動く!これまでの人生経験(といってもたかが10年くらいのことだが)を覆す植物の存在に、とたんにクラス中がトリコになった。その結果、みんなでベタベタ触りすぎたために、オジギソウはすぐに枯れた。合掌。 大人になった今でもオジギソウが好きで、見かけるとついつい触ってしまう。ところが、その植物、オジギソウじゃないことが圧倒的に多いのだ。触ってもピクリともおじぎしてくれないときのあのガッカリ感。ぬか喜び。落胆。むなしさと悲しみ。 二度とあんな目に遭わないためにも、どれがオジギソウでどれがそうでないのか、きっちり見分けられるようになりたいのだ。 ※2009年6月に掲載された記事の写真画像を大きくして再掲載しました。 インターネットユーザー。電子工作でオリジナルの処刑器具を作ったり、辺境の国の変わった音楽を集めたりしています

    オジギソウに似た草にガッカリしたくない (デジタルリマスター版)
    deadwoodman
    deadwoodman 2020/08/31
    この形の葉は「羽状複葉」と言って、マメ科とか空き地でよく成長する先駆性樹種に多い。オジギソウもそうだけど、フジやミモザ、ネムノキもマメ科。
  • 植物図鑑を作ってる人と街を歩いてへぇへぇ言わされたい

    家の近所を散歩することが増えた。そこらに生えてる雑草でも知っていたらこの風景も一変するのだろうが、調べるのも面倒だ。だれか詳しい人と街を歩いてひたすらへぇへぇ言わされたい。 そんな堕落した知の欲望をかなえるべく、小学館の植物図鑑の編集者である小林さんと東急池上線の久が原あたりを歩いた。 今回案内してくれるのは『図鑑NEO 花』『図鑑NEO 植物』『花と葉で見分ける野草』などを手掛ける小学館の編集者小林由佳さん。 訪れた街は小林さんの地元東急池上線千鳥町~久が原周辺。大田区の蒲田と田園調布の中間あたりにあるちょっと高そうな住宅街だ。 小学館の『図鑑NEO 植物』などの編集者小林由佳さんと東急池上線千鳥町~久が原周辺を歩く エノコログサはじゃらしなのに犬 たとえばこういう草もすぐわかるんですか? と、目についたじゃらしについて聞いてみたところ「あー、エノコログサですね。エノコロってワンコロ

    植物図鑑を作ってる人と街を歩いてへぇへぇ言わされたい
    deadwoodman
    deadwoodman 2020/08/25
    “林「これモヒートにするとうまいやつだ 」小林「モヒートはミントですね」すいません、実は私たちは過去にその辺の雑草をモヒートにする会を開いていたんです” 草生える。
  • 酒蒸し法・ザ・ファイナル

    1978年東京生まれ。酒場ライター。著書に『酒場っ子』『つつまし酒』『天国酒場』など。ライター・スズキナオとのユニット「酒の穴」としても活動中。 前の記事:お汁がじゅわっと染みこむ材王座決定戦 酒蒸し法のおさらい 「酒蒸し法」とは、メジャーなアサリに限らず、さまざまな材を酒蒸しにしてべてみると、材にふっくらと火が通り、しかも日酒の効果で旨味がたっぷり増すという便利な調理法。 やりかたは簡単で、フライパンに塩をふった材を入れ、そこに、材の6ぶんめくらいまでが浸る量の日酒(安いパックの酒でじゅうぶん)を注ぎ、フタをして中火で、水気がなくなるまでほっておくだけ。 自分で言うのもなんですが、これがなかなかに汎用性高く、その割に斬新なアイデアだったようで、デイリーポータルZで発表したあともいくつかの雑誌やWEB媒体などで取材を受け、紹介させてもらったりしました。そして、そういう機会に

    酒蒸し法・ザ・ファイナル
    deadwoodman
    deadwoodman 2020/08/17
    “「鶏の酒蒸し ~弱火~」…旨味のなかになぜか麹のような深みが感じられるし、食感は柔らかいを通り越して、とろっとろ。もはや家庭料理の域を超えた、高級料亭の味。…ちなみに約20分かかりました”
  • 「地球の歩き方」にメモを書き込みまくると、ガイドブックから旅の記録に変わる

    海外旅行とピクニック、あとビールが好き。なで肩が過ぎるので、サラリーマンのくせに側頭部と肩で受話器をホールドするやつができない。 前の記事:東海林さだお「丸かじりシリーズ」の味わい方 > 個人サイト つるんとしている 持つ者と持たざる者(ガイドブックを) 思うに、旅行者には二種類ある。旅先でガイドブックを持ち歩く者と、そうでない者。両者はそれぞれ確たるポリシーをもってそうしているのであって、あまり交わらない(ような気がする)。 ガイドブックの基的な役割は"お守り"だと思う。旅行のエッセンシャルな情報が幅広く網羅されていて、不測の事態に陥ったときに助けてくれる。なくても旅行はできるけど、あると何かと便利。そんな存在だろう。 独特の風合いのこの表紙 なかでも「地球の歩き方」シリーズはこれまでに100タイトル以上刊行されていて、名所紹介や地図は当然のこと、宿泊施設やグルメのガイド、現地の文化

    「地球の歩き方」にメモを書き込みまくると、ガイドブックから旅の記録に変わる
    deadwoodman
    deadwoodman 2020/08/02
    “情報収集のツール、つまり「お守りとしてのガイドブック」しか見えていなかったおれには「思い出としてのガイドブック」という視点は完全に新しく、まさに目からうろこが落ちる思いであった。”
  • あほ、漬物、なんでもランキング化する「見立番付」の展覧会がおもしろい

    人は物事に序列をつけ、ランキングにするのが好きだ。 情報が、ランキングとして整理されると、それだけでニュースになってしまう。 たとえば、都道府県の魅力度、餃子の消費量、CDの売り上げ、視聴率、ベストセラー、偏差値、流行語、貿易額……と、挙げればキリがないが、折々にランキングのニュースが世間をにぎわせ、話題となる。 そのランキングのルーツとも言える「番付」に注目した企画展が、新宿区立新宿歴史博物館で行われている。 番付は相撲だけじゃない 新宿区立新宿歴史博物館で行われている「お江戸のなんでもランキング2 めくるめく番付ワールド」(2020年9月22日まで開催中)では、江戸時代から明治大正昭和までの「見立番付」を展示している。 番付に描かれているキャラクターがお出迎え 今回は、この展覧会で展示されている「見立番付」をじっくり鑑賞するべく、やってきた。 案内してくださった新宿区立新宿歴史博物館の

    あほ、漬物、なんでもランキング化する「見立番付」の展覧会がおもしろい
    deadwoodman
    deadwoodman 2020/07/22
    日比谷公園や明治神宮の設計に携わった本多静六が作った「大日本老樹番付」というのを以前見たことがある。あれは確か所在地でちゃんと東西に分かれていて結構な大作だった。
  • 長崎版なまはげ「モットモ」をたずねた。2種類いた。

    1986年生まれ佐世保在住ライター。おもに地元の文化歴史、老舗や人物などについての取材撮影執筆、紙媒体のお手伝いなど。演劇するのも観るのも好き。とトムヤンクンも好きです。 前の記事:電化製品と記念写真を撮る > 個人サイト ヤマモトチヒロのブログ “長崎のなまはげ”は、2種類いる 「モットモ」は、長崎市にある手熊(てぐま)町と柿泊(かきどまり)町という、隣り合う2つの小さな町で行われている。開催はそれぞれ2月2日と3日の節分シーズンだ。 長崎の北西にあるふたつのポイントがそれぞれ手熊町と柿泊町 ・「鬼は外~」と豆をまいて鬼を追い出す“年男(としおとこ)” ・「福は内~」と福を呼び込む“福娘(ふくむすめ)” ・「モットモォー!」と大きな雄叫びををあげ、ドンドンと床を踏み鳴らす“モットモ爺(もっともじい)” この3人1組が日暮れとともに家々を訪れ、子どもたちをこれでもかー、えいこれでもかー

    長崎版なまはげ「モットモ」をたずねた。2種類いた。
    deadwoodman
    deadwoodman 2020/07/10
    “手熊(てぐま)町と柿泊(かきどまり)町という、隣り合う2つの小さな町で行われている。開催はそれぞれ2月2日と3日…大正時代から100年ほど続いています。しかし、明確な資料がまったく残っていない”
  • 画数の多い漢字、ビャンビャン麺の「ビャン」 vs 機械印字

    変なモノ好きで、比較文化にこだわる2人組(1号&2号)旅行ライターユニット。中国の面白可笑しいものばかりを集めてにした「 中国の変-現代中国路上考現学 」(バジリコ刊)が発売中。 前の記事:インドでおもちゃのロボットを買う > 個人サイト 旅ライターユニット、ライスマウンテンのページ びゃん。 ビャンの字はアート ビャンビャン麺のビャンの字は57画(簡体字でも42画)だ。ビャンビャンで総画数は114画、さらに麺を加えると総画数130画になる。ラーメンをカタカナで書くと4文字なのに総画数は7画なので、18倍もの差になる。ものすごく多い。 当の中国人も驚愕するらしく、沢山のサイトが扱っている。中国人が漢字で驚くとは、インド人もびっくりみがある。 ビャンの字の由来は諸説あるが、だいたい一致しているのが、なんでも西安の近くの咸陽というところに、とある秀才が馬車で向かう際の情景なんだそうで、こんな

    画数の多い漢字、ビャンビャン麺の「ビャン」 vs 機械印字
  • 地名の最後の一文字だけで地図をつくると地形が見える

    先日、こんな地図を作った。 なんのこっちゃと思うが、拡大するとこうなっている。 じつは小さな文字が集まってできている。東京の地名の末尾の一文字だけを並べたものなのだ。 中央やや右でぽつんと「田」となっているのは、千代田の「田」だ。全体をよく見ると「山」「谷」「海」などが散らばっている。それぞれ、代官山だったり渋谷だったり青海だったりするのだが、こうやって末尾の一文字だけにすることでうまい具合にその土地の特徴や地形が浮かび上がるように見える。 どうしてこんなものを作ったか これを作ったきっかけは永太郎さんという方のツイートだ。 永太郎さんは京都で地理を専攻している学生だ。先日も「なんでもない地図を語る会」という記事でお世話になった。なにかの調査の一環だと思うが、地図から地名だけを抜き出してものを作っていた。これがとても面白く、しかもそれ自体ぎりぎり地図と言えないこともない。しかし、残念ながら

    地名の最後の一文字だけで地図をつくると地形が見える
    deadwoodman
    deadwoodman 2020/06/18
    “新宿、神田、のように、地名の前半が最後の一文字を修飾するというパターンはそこそこ多い。新しい宿、神の田である。そこで、最後の一文字さえあればその場所の素性はだいたい分かる。”
  • 日本史研究者と街を歩くとどれだけへぇへぇ言わされるのだろう?

    今回は日中世史が専門の研究者、谷口雄太さんと上町の近くに住むデイリーポータルZライターのべつやくれいさんと歩く。気の日史研究者と街を歩くとどれだけへぇへぇ言わされるのだろうか? ※元となった動画はこの記事の最後に。記事で大事なところを紹介するのでネタバレしたくない方は先に見てください。 左から審判の林雄司さん、日中世史の研究者谷口雄太さん、上町の近くに住むべつやくれいさん。谷口さんは大学講師としてもご活躍中の気の方 吉良家のお膝元上町駅を歩く 東急世田谷線上町駅からスタート。日史の先生と歩く!とはいえ地元知識のべつやくさんもだまってはいない。 べつやくさんから出た知識は「東急世田谷線の忘れ物センターは始点の三軒茶屋と終点の下高井戸にくわえてここ上町の3つ」というもの。渋すぎる地元知識でへぇゲット。 へぇ~と審判が言うとへぇ獲得 谷口さんに「中世っていつのことですか?」と聞くと「

    日本史研究者と街を歩くとどれだけへぇへぇ言わされるのだろう?
    deadwoodman
    deadwoodman 2020/06/14
    “吉良家というのは愛知と関東の2つあって愛知の末裔が忠臣蔵に出てくる”今川氏は吉良氏の分家で、今川は吉良氏の三河支配を間接的に否定するため松平氏を支援したという説を前聞いてへぇと思った(麒麟がくるネタ)
  • 「自分が得意なジャンル」で相談されたい

    ↵ 最近、後輩に業務の相談をされた。知っていることだったので得意気に説明すると「助かりました!当にありがとうございます!」とお礼を言われた。 気分よく喋った後に感謝までされる。なんて素晴らしい時間だろう。 むしろ後輩より私が得をしたのではないか? もっとこういう相談されたい! ということで「自分好みの相談」をしてもらえる仕組みを考えて遊びました。 「相談されて嬉しい時」はどんな時か まず「相談」について他の人にも聞いてみようと、友人に連絡をした。 友達の郡司さん(左上)、山宮さん(下)である。「もっと相談をされたいんだ」と言われ全然ピンときていない2人。 「最近新卒の子にツールの使い方の相談されて、それだけでも嬉しかったのに偉そうに教えたあと『ありがとうございました!!』って感謝までされて、胸が苦しくなった」と伝える。 「あ〜〜〜それはうれしい」「わかるわかる」と同意する2人。しかし、相

    「自分が得意なジャンル」で相談されたい
    deadwoodman
    deadwoodman 2020/06/13
    子供を相手にしてる時は相手の知識が相対的に少ないので常にこんな感じかもしれない。たまに全くわからん質問くるけど。ちなみに「なぜ昆虫が大きくなれないか」の話もした気がする。
  • インスタ映えするハエ、インスタバエ

    きれいなハエを見せてくれたのは大阪市立自然史博物館 外来研究員 熊澤辰徳さん。双翅目(ハエ、アブ、カの仲間。読みは「そうしもく」)を研究している。仕事ではなく趣味で行っているいわゆる在野の研究者である。 生物をテーマにしたオンライン雑誌「ニッチェ・ライフ」を発行している。 インスタバエという企画を思いついたものの、昆虫館でもなかなかハエの標を置いているところはなく、熊澤さんを見つけたときは小躍りした。 それもそのはず、双翅目は昆虫愛好家の中でも人気がなく、プロの研究者は日に10人足らずしかいないそうだ。しかも双翅目にはまだ名前がついてない種がおよそ12万種いると考えられているとのこと。人手不足で新種だらけなのだ。(以上、知ったように書いているがすべて熊澤さんのサイトからの情報) 21世紀でシンギュラリティまでもうすぐという時代にハエだけは蚊帳の外である。ハエだけに。 インスタバエとか言

    インスタ映えするハエ、インスタバエ
    deadwoodman
    deadwoodman 2020/06/06
    “しかしなぜハエは輝いているのだろう?目立ってしまって捕食生物に食われてしまうのでは? 熊澤:日なたにいると光にまぎれてかえって保護色になるという説もあります。定かではないのですが”