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2017年12月4日のブックマーク (9件)

  • 気象庁|海洋酸性化の知識 海洋酸性化

    海洋酸性化とは 人間活動によって排出される二酸化炭素は、地球温暖化を引き起こす主要な温室効果ガスです。地球温暖化は、海水温の上昇や海面水位の上昇を引き起こし、海洋環境にも影響を及ぼします。さらに近年、大気中に放出された二酸化炭素を海洋が吸収していることにより引き起される問題として「海洋酸性化」が指摘されています。 海水中のpHは一般的に弱アルカリ性を示し、表面海水中での約8.1から深くなるにつれてpHは下がり、北西太平洋亜熱帯域では水深1000m付近で約7.4と最も低くなります(北西太平洋亜熱帯域でのpHの平均的な鉛直分布)。これは、深くなるにつれて有機物の分解により海水中の酸素が消費され、全炭酸濃度が増加することによります。二酸化炭素が多く溶け込むとpHが下がり、海水のアルカリ性が弱まります。海洋酸性化の指標として用いられるpHは、水素イオン濃度の逆数の対数で定義される値であり、水素イオ

  • その森は、8万年を生きる「クローン生命体」だった | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    米国ユタ州、フィッシュレーク国有林にあるアメリカヤマナラシの森は、実は1つのクローン生命体だった。(Photograph by Diane Cook and Len Jenshel) 8万年以上ものあいだ、『パンド』と呼ばれるその植物は「無数の木々が集まった森」として生きてきた。その正体は、無性生殖によって繁殖した、1個のクローン生命体である。しかも地球上で最高齢のクローン生命体だ。そんな驚くべき木の物語も、ナショナル ジオグラフィックの書籍『心に響く 樹々の物語』には収録されている。 正体が明らかになったのは、1968年のこと。米ミシガン大学の森林生態学者バートン・V・バーンズは、パンドは遺伝子的にまったく同じ4万以上の幹と1個の巨大な根系から成る植物だと結論づけた。年齢は、クローン群生地がこの規模にまで成長するのにかかると考えられる時間からの推定だ。 パンドは、ラテン語で「広がる」と

    その森は、8万年を生きる「クローン生命体」だった | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
  • 土地は捨てられるのか 男性、国を相手に「実験的訴訟」:朝日新聞デジタル

    負動産時代 人口は増え、不動産は価値を持ち続けるという「土地神話」を前提とした日の土地制度が曲がり角を迎えている。地方や都市郊外を中心に、資産価値を失って処分に困る「負動産」が広がる中、国も対策に乗り出しているものの、課題は山積みだ。土地制度をめぐり対応を迫られている課題や見直しの動きを考える。 いらなくなった土地を国に引き取ってもらおうと、国を相手に裁判を起こした男性がいる。 民法には「所有者のない不動産は、国庫に帰属する」(第239条)との規定がある。だが、どんな場合に国庫に帰属するかという基準はずっとあいまいだった。「土地は捨てられるか否か」が直接争われた珍しい裁判となった。 訴えを起こしたのは鳥取県米子市の司法書士・鹿島康裕さん(41)。2014年、島根県安来市の山林約2万3千平方メートルを父親から生前贈与された。その3週間後、鹿島さんは山林の所有権を「放棄する」とし、所有者のい

    土地は捨てられるのか 男性、国を相手に「実験的訴訟」:朝日新聞デジタル
  • 高収入の会社員は増税、個人請負は減税案で調整 財務省:朝日新聞デジタル

  • 過労の現代人よ、「休日増」を勝ちとった江戸の若者たちをご存知か(畑中 章宏) @gendai_biz

    人の長時間労働と勤勉性 11月27日、パワハラや残業代未払いなどの法令違反をしている企業を知らしめ、安心して働ける環境づくりをめざす「ブラック企業大賞」の2017年度のノミネート企業が発表された。 ノミネートされたのは「日放送協会(NHK)」、「ヤマト運輸」、「パナソニック」、「大成建設・三信建設工業」など9社で、大賞はネットでの一般投票を経て、12月23日の授賞式で発表されるという。 過労死等防止対策推進法が施行されたのは2014年(平成26)11月のことである。それから3年が経過しても、過労死・過労自殺は、労災に認定されたものだけでも毎年200件前後も起きている。 NHK記者の過労死、電通社員や新国立競技場の工事にもともなう過労自殺など、この問題が報道されない日はない。 11月21日に国際通貨基金(IMF)が発表した日の労働環境に関する提言では、残業の抑制を求めるとともに、残業

    過労の現代人よ、「休日増」を勝ちとった江戸の若者たちをご存知か(畑中 章宏) @gendai_biz
  • 過労の現代人よ、「休日増」を勝ちとった江戸の若者たちをご存知か(畑中 章宏) @gendai_biz

    オンとオフの絶妙な切り替え 江戸時代の後半に至って、休日の増大を可能にしたのは、生産力の発達にもとづく実収益の向上を背景に、労働に明け暮れることにあきたりない農民たちのゆとりある生活への希求があった。 ただし一方では、「遊び日」とはいえ、個人の自由時間ではなく、村や家単位の休日で、行事への出席は義務でもあった。休みの日に抜け駆けして働くことは許されなかったのである。 遊び日に働いた場合には、見逃したものも罰金、見つけたものには褒美金を与えるという「村定」があった。その理由は神仏をないがしろにしたからというものだったが、場合によっては村八分にまでなった。 しかし江戸時代後半の若者組の成員にも、「勤勉は美徳である」という理念までは棄てていなかった。祭礼の3日間は存分に遊んでも、また日常に戻ると労働に勤しんだ。 そうした意味では、戦後の日社会で理想とされ、現在も日人の特徴とされる勤勉性とは似

    過労の現代人よ、「休日増」を勝ちとった江戸の若者たちをご存知か(畑中 章宏) @gendai_biz
  • 過労の現代人よ、「休日増」を勝ちとった江戸の若者たちをご存知か(畑中 章宏) @gendai_biz

    村共同体の神仏祭礼にかかわる祭礼型休日である「遊び日」は、年間で30日~40日台から、ところによっては50日台、60日台以上、最大80日までにも達している。 流行神の盛行、各地の有名神への信仰を広げた御師(おし)の活動などによって、村に神様が増えるたび、その祭りのために、少なくとも1日ずつ休みが増えていったのだ。 流行神には、御鍬神・疫病神や養蚕業の勃興による蚕神があり、御師の活動により勧請された神々には、伊勢・秋葉・金毘羅・稲荷・津島・富士・三峯・御嶽・天神などがある。さらには雨祝い・雨乞・虫送り・二百十日・疫病退散、年貢減免祝い舞など、あらゆる祭りが遊び日に認められていった。 近世末期の信仰の多様化が休日を呼び込み、休日を増やすため神々が招かれていったともみられる。 こうした祭礼型の「休日」に対して、労働休養型の休み日は「休暇」にあたるといえよう。 ヨーロッパにおける「休日」は、日曜安

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  • 省エネのために街灯をLEDに変えたら、光害が増えたという研究結果 | ギズモード・ジャパン

    省エネのために街灯をLEDに変えたら、光害が増えたという研究結果2017.12.03 18:3016,786 たもり 良案のはずが裏目に出た模様。 エネルギーの消費を減らすため、世界中の自治体が街灯をLEDに置き変えています。しかし新たな研究で、コスト効率の良いはずの光源を用いたこの解決策は期待された省エネ効果をもたらさないばかりか、これまでにないほど光害を悪化させているという事実が明らかになりました。 ある国際的な科学者チームは衛星に搭載されたセンサーを使って、夜間の地上の明るさの変化を理解、さらにLEDが地球規模での省エネにつながっているのかを見極めようと試みました。LED、OLEDそしてPLEDなどの固体光源の導入によって、フィラメント電球やガスといった従来の照明からそれらへの移行は大いにエネルギーを節約できると考えられ(そして願われ)ていたのです。しかし、最新の研究によると、LED

    省エネのために街灯をLEDに変えたら、光害が増えたという研究結果 | ギズモード・ジャパン
  • 「海の酸性化」地球全体で急速に進行 温暖化に拍車も懸念 | NHKニュース

    大気中の二酸化炭素が海に溶け込むことで起きる「海の酸性化」が地球全体で急速に進んでいることが気象庁の解析でわかりました。 生態系や地球温暖化に大きな影響を与えるとされ、気象庁は解析結果を公開するとともに、今後も注意深く監視を続けることにしています。 しかし長年にわたって二酸化炭素を吸収し蓄積してきたことで、来は「弱アルカリ性」を示す海水が少しずつ酸性に変化する「海の酸性化」が各地で起きていると指摘されてきました。 これについて気象庁が平成2年から去年までに世界各地で観測された海面のデータを集めて詳しく解析した結果、海の酸性化が地球全体で急速に進んでいることがわかりました。 具体的には、値が低くなるほど酸性化していることを示す「pH」の地球全体の平均値が10年当たりで0.018低下していたということで、これは産業革命以降のおよそ250年間の10年当たりの平均値に比べて4.5倍のペースで進行

    「海の酸性化」地球全体で急速に進行 温暖化に拍車も懸念 | NHKニュース