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2018年7月8日のブックマーク (6件)

  • スター・ウォーズに見る黒澤明1: 『スター・ウォーズ』とは何なのか

    映画・洋画を問わず、ネタバレ・あらすじを交えて感想(レビュー、 批評、 解説…?)を語りながら、映画の魅力を再発見していきましょう。ラストを明かすことも。 【ネタバレ注意】 スター・ウォーズ・シリーズほど人口に膾炙する作品はないだろう。世界中のファンが、スター・ウォーズ・シリーズのありとあらゆることを語り合い、語り尽しているはずだ。もう語る余地があるとは思えない。 それでも私がスター・ウォーズ・シリーズについて書きたいと思ったのは、エピソード7『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を観たからだ。ジョージ・ルーカスが監督せず、脚を書かず、制作総指揮も務めない新作には、百人百様の受け止め方があるだろう。観客が抱く思いの違いは、先行する六作に対する思いの違いでもある。『フォースの覚醒』に喜ぶにせよガッカリするにせよ、それは六部作のどこが好きでスター・ウォーズ・シリーズに何を求めてきたかによる

    スター・ウォーズに見る黒澤明1: 『スター・ウォーズ』とは何なのか
  • 『ハン・ソロ』なぜ賛否渦巻く結果に? 良い面と悪い面から考える、その魅力と問題点

    シリーズのプロデューサーは、インタビューのなかで、監督の交代はその資質にあったということを述べている。だが、そもそも監督を選んだのはプロデューサー自身であるはずだし、失敗したくないのであれば、製作中も綿密に打ち合わせを行い、内容のチェックをしなければならないはずだ。製作が佳境に入った段階でなければ、その出来を判断できないというのは不思議だ。経営陣など、上層部の鶴の一声によって全てが決められているのではないかという気もしてくる。問題なのは、監督交代や撮り直しを、結局のところ誰が判断しているのか判然としないところであり、その人物たちは、作品を正当に評価できる能力が備わっているのかすら、よく分からないというところだ。 そうなってくると、果たして『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の撮り直しや、『エピソード9』や作における監督交代すらも、正しい判断だったのか怪しくなってくる。ギャレス・

    『ハン・ソロ』なぜ賛否渦巻く結果に? 良い面と悪い面から考える、その魅力と問題点
  • 『ハン・ソロ』なぜ賛否渦巻く結果に? 良い面と悪い面から考える、その魅力と問題点

    エピソード7は、『スター・ウォーズ』旧三部作ファンのための作風であり、エピソード8は、それを打ち破ろうとする変革的な意志を感じるものだった。それらは対称的な意味を持ちながらも、ファン目線の感覚をベースとしているという意味では、いずれも同質の作品といってよい。ロン・ハワード監督は、おそらくそのようなファン心理を持ち合わせていないため、作中でファンを喜ばせるような描写をしたとしても、あくまでそれらは作家性とは関わりなく、観客へのサービスとして提供しているに過ぎない。その姿勢はファンから距離をとりつつ、その代わりもっと広い観客に対応していると感じられる。そしてそれは、来『スター・ウォーズ』が持っていた骨太さではないだろうか。 その一方で、作はあまりにドライ過ぎると感じるところも多い。ここで熱をもって描かれるのは、あくまで「西部劇」の要素であり、ある女性とのほろ苦い関係を通し世間を学ぶことで、

    『ハン・ソロ』なぜ賛否渦巻く結果に? 良い面と悪い面から考える、その魅力と問題点
  • 『ハン・ソロ』なぜ賛否渦巻く結果に? 良い面と悪い面から考える、その魅力と問題点

    相棒の“チューバッカ”とともに「銀河一」と豪語する高速の宇宙船「ミレニアム・ファルコン」を駆り、レーザー光線を発射する銃「ブラスター」を巧みに操って、ならず者や帝国軍と渡り合う“運び屋”。皮肉屋だが情に厚い、ハンサムなアウトロー。ハリソン・フォード演じる“ハン・ソロ”は、『スター・ウォーズ』旧三部作で最も愛されているキャラクターの一人だ。そんなハン・ソロを主人公にして、彼がルーク・スカイウォーカーに出会う前の、若かりし頃の物語を描くのが、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』である。 ディズニーによる、この『スター・ウォーズ』のスピンオフ企画第2作は、アメリカでは興行収入の面で芳しい成績を収められなかった。『スター・ウォーズ』の権利を取得して以降、爆発的なヒットの連続でビジネスを継続していきたいと考えていたディズニーの経営陣にとっては、苦々しい結果となっている。その一方で、一部では作

    『ハン・ソロ』なぜ賛否渦巻く結果に? 良い面と悪い面から考える、その魅力と問題点
  • イミテーション食品を食べた感想「うな次郎=8割鰻」「ほぼカニ=8割蟹」「ほぼホタテ=8割ホタテ」「ほぼエビフライ=単なる蒲鉾のフライだ!!!エビじゃねー!!!」(※全部うまい)

    もへもへ @gerogeroR イミテーション品4つったけど うな次郎=8割鰻。最安値の鰻より美味いかもしれん ほぼカニ=8割蟹。まぁおいしいが他の料理に使えん ほぼホタテ=9割ホタテ。バター醤油で焼いたら9割ホタテ。フライにしたらわからんかも。 ほぼエビフライ=これは・・・・。単なる蒲鉾のフライだ!!!エビじゃねー!!! pic.twitter.com/FAG909FHOG 2018-07-06 11:05:53

    イミテーション食品を食べた感想「うな次郎=8割鰻」「ほぼカニ=8割蟹」「ほぼホタテ=8割ホタテ」「ほぼエビフライ=単なる蒲鉾のフライだ!!!エビじゃねー!!!」(※全部うまい)
  • 時給1000円が安くて、どうして靴の1万円は高いのだろうか?|ハヤカワ五味

    こんにちは、ハヤカワ五味です。 アパレルの会社を4年もやっていると「高すぎて買えません、安くしてください」と言われることが度々あります(最近は減ったけども)。 では、そのお客様の要望に応えて値段を下げるべきなのだろうか、高くない妥当な金額とはいくらなんだろうか。こうして小売業の経営をやっている以上、何度も頭を悩ませる永遠の問いかもしれないけど、最近なんとなく自分の中で結論が出た気がします。そしてそれは、先週に神戸へ行った際、漠然とした考えから確信に変わりました。 ------------------------ 先週、ちょうど京都造形大でゲスト講師の仕事があったので、ついでに、最近お取引を始めた神戸の工場にご挨拶に行くことにしました。 その工場は神戸にあるロンタムという会社。 友人の取引先でもありご紹介いただいたのですが、とっても仕事が丁寧で、微妙なニュアンスを拾ってくださったり、より

    時給1000円が安くて、どうして靴の1万円は高いのだろうか?|ハヤカワ五味