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ブックマーク / logmi.jp (13)

  • 「右脳神話」はなぜ生まれたか? 脳科学者が明かす、“根拠なき科学”が広まるワケ

    上智大学で行われた脳科学者・中野信子氏の講義「世界から見た日」。パートでは、「アートと脳科学」をテーマに、美しさの基準が時代や地域によって変わる理由や、右脳神話の誤解について解説しました。 「美しい」と「クール/かっこいい」は違う 中野信子氏:さて、絵画によって、作品によって賦活(活性化)する部位が異なるというお話。これは不思議ですよね。いずれもいい絵だと評価されているものなのに、ぜんぜん違う場所が活性化していたら、美の基準というのはいったいなんなんだろうという話になる。 現代アートに詳しい人や好きな人は知っていると思いますが、例えば、美しくない方がむしろかっこいい、という場合すらあります。旧来の美の基準からずれていた方が新しかったり、クールだったりする場合があります。 例えば、建築でロココ調というのがあるよね。ロココ調、といったらなんとなくわかります? 少しゴテゴテして、豪華だけれど

    「右脳神話」はなぜ生まれたか? 脳科学者が明かす、“根拠なき科学”が広まるワケ
  • “オッサンの経験知”が通用しない時代が到来 山口周氏が語る、年長者と若手のあるべき関係性

    終身雇用制度が崩れつつあり、政府の「働き方改革実行計画」が策定されて以降、注目を集めている副業。こうした背景の中で、書籍『ニュータイプの時代』『劣化するオッサン社会の処方箋』などの著者として知られる山口周氏による、これからの時代の「個と企業の関係性」についての講演が行われました。個人はどう考え行動していくことが大切なのか、企業側が人材に自律的な選択の余地や機会を提供する重要性について語ります。パートでは、ワーキングスタイルのさまざまな変化の中から、日の年功序列の弊害について解説しました。 「武道館でコンサートをやるので、午後半休をください」 山口周氏(以下、山口):はい、みなさんこんにちは。 会場:こんにちは。 山口:今のお二人(注:(株)エンファクトリー 代表取締役社長 CEO 加藤健太氏からの事例紹介、一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会 代表理事 平

    “オッサンの経験知”が通用しない時代が到来 山口周氏が語る、年長者と若手のあるべき関係性
  • 「ほう・れん・そう」には“あるパラメータ”が足りない マイクロソフト澤氏が語る、労働生産性を上げるためのヒント

    2019年9月25日、ランサーズ株式会社が主催するイベント「オープンタレントサミット〜令和元年、これから求められる当の働き方改革とは?〜」が開催されました。働き方改革が施行され、大企業が副業を解禁するなど、これまでの「働き方」が大きく変化するこの時代、企業はどう向き合っていくべきか。このイベントでは、質的な働き方の変化を進める企業の担当者が登壇し、取り組みや事例をもとに様々なディスカッションが行われました。この記事では、マイクロソフトの澤円氏による基調講演「当の働き方改革に必要な考え方」の内容をお届けします。我々はデータを信じる生き物に変化をしたーー。そう語る澤氏は、すべての企業はテクノロジーカンパニーにならなければいけないと語ります。 澤氏がひも解く、当の働き方改革に必要な考え方 澤円氏:みなさんこんにちは。日マイクロソフト澤でございます。50分ほどお時間をいただきまして、「働

    「ほう・れん・そう」には“あるパラメータ”が足りない マイクロソフト澤氏が語る、労働生産性を上げるためのヒント
    deadwoodman
    deadwoodman 2019/12/05
    “すべての企業はテクノロジーカンパニーにならなきゃいけないということなんです。これは1次産業から4次産業まで全部含めてです。ありとあらゆる産業がすべてテクノロジーカンパニーになるんです。”
  • 機能不全のシグナルは「運用でカバー」「とりあえず〇〇」 マイクロソフト澤氏が明かす、ヤバい組織の共通点

    2019年9月25日、ランサーズ株式会社が主催するイベント「オープンタレントサミット〜令和元年、これから求められる当の働き方改革とは?〜」が開催されました。働き方改革が施行され、大企業が副業を解禁するなど、これまでの「働き方」が大きく変化するこの時代、企業はどう向き合っていくべきか。このイベントでは、質的な働き方の変化を進める企業の担当者が登壇し、取り組みや事例をもとに様々なディスカッションが行われました。この記事では、マイクロソフトの澤円氏による基調講演「当の働き方改革に必要な考え方」の内容をお届け。日人が持つべきコスト意識の話題を中心に、世界で生き残るためのこれからの働き方について語りました。 外資系出身者が感じる、日企業へのある違和感 澤円氏:さて、ある人の物語でちょっとお話をしましょう。これは日企業に転職した元外資系のマネージャーです。すごく優秀なやつだったんですけど、

    機能不全のシグナルは「運用でカバー」「とりあえず〇〇」 マイクロソフト澤氏が明かす、ヤバい組織の共通点
    deadwoodman
    deadwoodman 2019/12/05
    “必ずこういった質問が来るんですね。「何をすればいいですか?」と。違うんです。やめることを探してください。「これいらなくね?」ということを片っ端からやめてみてください。”
  • 事業を創るのはスティーブ・ジョブズのような人ではない 研究からわかった「事業を創る人」の3つの特徴

    気枯れした「塩漬け人材」ができるまで 田中聡氏(以下、田中):要するに何が言いたいかというと、事業を創る人が来向き合うべきなのは、市場であり顧客であるはずなんですけども、実際には大事な時間と労力を既存事業詣でや社内の火消しに費やしていませんか、ということです。 じゃあ、そのあたりの社内ネットワークに長けた古参社員が新規事業に向いているのか。必ずしもそうじゃないということがわかりました。もちろん、既存事業の経験を全く持たない転職者がいきなり新規事業につく場合よりは、古参社員の方がパフォーマンスをあげやすい。 ただ、既存事業の在籍年数が長くなれば長くなるほど、これまたパフォーマンスが下がっていく傾向にあることがわかってます。最初は「うちの会社はイノベーションだ。ぜひ、みなさんにイノベーターになってほしい」といって、新入社員の頃に威勢のいいことを言われる。 でも、最初に配属された主力事業部門で

    事業を創るのはスティーブ・ジョブズのような人ではない 研究からわかった「事業を創る人」の3つの特徴
    deadwoodman
    deadwoodman 2019/06/14
    “学習目標志向性の高い人ほど、新規事業では成果を上げやすい…これまで自分がやったことがない、あるいはその会社において誰も経験したことがないチャレンジングな仕事を積極的に好んでやろうとする”
  • シマウマに騎乗できないのはなぜ? 数百万年続く、シマウマと人間の確執

    シマウマに騎乗できないのはなぜ? 数百万年続く、シマウマと人間の確執 Why Do We Ride Horses But Not Zebras? シマウマと馬が近い存在の生き物であることは分かっていても、なぜシマウマに乗馬している騎手がいないのか、知っている人は少ないはず。今回のYouTubeのサイエンス動画チャンネル「SciShow」では、シマウマと馬の違いについて紹介します。 なぜシマウマは人間に恐れを抱くのか? お気づきかもしれませんが、シマウマは馬にとてもよく似ています。シマウマも馬も同じ馬の家族で、掛け合わせた交雑育種の「ゾース」という動物も存在します。 しかし、こんなに良く似ているというだけで、騙されてはいけません。生物学と進化のおかげで、私たちはシマウマに乗ることができません。これは美しい、シマシマの壮大な罠なのです。 考古学的証拠によれば、人間は少なくとも5500年にわたり

    シマウマに騎乗できないのはなぜ? 数百万年続く、シマウマと人間の確執
  • 日本企業は「礼儀正しく時間を奪う」 マイクロソフトが働き方改革で歩んだ“地雷だらけ”の道 - ログミー[o_O]

    最新テクノロジーやデータを活用する企業が一堂に会し、先進的な取り組みを共有するカンファレンス「ウイングアークフォーラム 2017」。11月14日に開催されたウイングアークフォーラム 2017 [東京]では日マイクロソフト株式会社の澤円氏が登壇し、「『働き方改革』を気で進めるために必要なこと、教えます。 ~ワークスタイルのリアル~」と題して講演を行いました。 マイクロソフトが歩んできた“地雷だらけ”の道 澤円氏(以下、澤):澤と申します。よろしくお願いします。40分間を使いまして「働き方改革」を気で進めるときに必要なことをみなさんにお伝えしたいなと思っています。 タイトルが「『働き方改革』を気で進めるために必要なこと、教えます。」だと、偉そうに聞こえますけど、なんていうことはない。我々が、散々先に踏んだ地雷の話をするわけですね。ですから、どのように地雷を踏んで道を作ったかというのを共

    日本企業は「礼儀正しく時間を奪う」 マイクロソフトが働き方改革で歩んだ“地雷だらけ”の道 - ログミー[o_O]
  • 性格を変えることは可能なのか? 脳科学者・中野信子氏が学生からの質問に回答 - ログミー[o_O]

    人間が生きる意味 中野信子氏(以下、中野):あと10分ちょっと、質問を受け付けたいと思います。どうでしょうか? 質問者1:人間の脳を脳科学系の、外科だと思うんですけど、機械的に考えているという印象を受けたんですけど、その率直な先生の印象として、人間が生きているということに、DNAを複製して後世に残すということ以上の意義はあるのですか? 中野:非常にいい質問だと思います。どうしても科学というのは、人間を物質で、というか再現可能性のあるようなかたちで捉えるという方法で記述するものであるので、極めて即物的な印象を受けられるかと思います。その時に多くの人は、とてもさみしい気持ちになるみたいなんですね。さみしいというか、「ちょっとその見方は冷たいんじゃないか」と思われるようなのです。 確かに科学にはそういう側面があります。ただ、中野信子という一個人として考えたときには、必ずしも科学的な側面からだけの

    性格を変えることは可能なのか? 脳科学者・中野信子氏が学生からの質問に回答 - ログミー[o_O]
    deadwoodman
    deadwoodman 2018/02/05
    “逆に制裁行動のメリットが大きくなる場合というのが、匿名性が高い場合です。復讐の可能性が低くなりますので。匿名性が高い時に、サンクションが起こりやすい環境が整うわけです。”
  • 不安傾向が高い人ほど成績優秀? 脳科学でみる日本人の特徴を中野信子氏が解説

    人は不安感情が高い人が多い 中野信子氏(以下、中野):では、脳の機能の話に徐々に入っていきたいと思います。 DLPFCという人間の知的、社会的活動を担うような脳機能領域があります。DLPFCは日語では背外側前頭前皮質といいます。合理的に判断して損得を計算する、なんていうことをやっている領域です。知能が高い人ほどよく発達していると考えられています。 ところで、不安感情がDLPFCを活性化するのかもしれない、という話があります。 不安感情がある時、人はその不安を潰すために努力したりとか、なにか力を身につけようとしたりとか、自分でできないことは誰かに頼むというネットワークを作ったりだとか、いろいろな工夫をします。そのときには、DLPFCが戦略を立てているのです。 この不安感情が高い人が日人には非常に多いというデータがあります。不安感情が高いというのは成績優秀者の特徴でもあります。日では

    不安傾向が高い人ほど成績優秀? 脳科学でみる日本人の特徴を中野信子氏が解説
    deadwoodman
    deadwoodman 2018/02/05
    “日本において大勢を占める遺伝的な脳の性質として、不安傾向の高さは無視できず、これが現代の日本社会を形作っている源にあると考えてさまざまな現象を読み解いていくのはおもしろい試みだろうと思います”
  • 西洋哲学に解けなかった難問を解き明かした、日本発の「西田哲学」とは何か?

    2017年7月18日、代官山 蔦屋書店にて、同書店主催が主催のイベント『福岡伸一、西田哲学を読む』刊行記念の講演会が行われました。第1部では、福岡伸一氏が「ロゴス対ピュシス」のテーマで書の読みどころを紹介。そして続く第2部では、西田哲学の継承者で哲学者の池田善昭氏を招いて、書籍では語り尽くせなかった西田哲学の真髄について語り尽くします。パートは、その第2部の様子を全文書き起こしでお送りします。商品の購入はコチラ。 池田善昭氏と西田哲学 池田善昭氏(以下、池田):私の専門は西洋哲学です。 西田哲学というのは、京都大学に入ると、当時はどうしても勉強しなければならないといった雰囲気があり、学生時代には西田を勉強せざるを得ないような状況でした。しかし私自身はそのときは「ちんぷんかんぷん」というか、西田はよくわからなくて、途中で放棄というか、勉強するのをやめてしまいました。そして、ずっと30年ぐ

    西洋哲学に解けなかった難問を解き明かした、日本発の「西田哲学」とは何か?
  • 「人間はどんな悪者にもなれる」脳科学者・中野信子が説く、“わかりやすさ”だけで判断する恐ろしさ

    役割さえ与えられれば、人間はどんな悪者にもなれる 中野信子氏(以下、中野):大衆に判断をゆだねることの恐ろしさについてもう少しお話していきましょう。 人は、自分のことを「正しい判断をするものだ」と無自覚に信じている。これは多くの実験が示唆しているところです。 例えば、ミルグラム実験と呼ばれる有名な実験があります。これは、閉鎖的な状況で、権威者の指示にどれだけ人間が従ってしまうものか、その心理状況を調べるために行われた実験です。 実験者、つまり権威者から「あなたは生徒役の被験者が課題を間違ったら、罰として電気ショックを加えてください」と依頼される。あらかじめ、自分でもその電気ショックがどんなものか、体験もしてもらいます。 生徒が一問間違えるごとに15ボルトずつ電圧を上げるように指示されるのですが、それぞれの電気ショックボタンには「ストロング・ショック」やそれを超えた「エクストリーム・インテン

    「人間はどんな悪者にもなれる」脳科学者・中野信子が説く、“わかりやすさ”だけで判断する恐ろしさ
  • 日本の賃金制度には「ねじれ」がある 同一労働・同一賃金の矛盾

    雇用問題を専門とするエコノミスト・山田久氏 秋山進氏(以下、秋山):みなさん、こんばんは。日、司会を担当いたします、麹町アカデミアの秋山進でございます。 日は、この日国の労働政策に大きな影響力を与える2人の偉人を……、ちょっと大げさすぎましたかね(笑)、お迎えいたしました。あちらが日総研の山田久さんです。一言お願いします。 山田久氏(以下、山田):よろしくお願いします。 (会場笑&拍手) 秋山:そして、こちらはリクルートワークス研究所の中村天江さんです。 中村天江氏(以下、中村):よろしくお願いします。 (会場拍手) 秋山:それでは、お2人のプロフィールを、私のほうからご紹介させていただきます。 山田さんは、日総合研究所、調査部長、チーフエコノミストです。1987年、京都大学をご卒業になり、入られたのは住友銀行でしたか? 山田:そうです、はい。 秋山:日総研はもしかすると、でき

    日本の賃金制度には「ねじれ」がある 同一労働・同一賃金の矛盾
  • 藤原和博氏「稼ぎたければレアカードになれ」年収1,000万〜1億円を目指す人生戦略

    <a href="https://www.keiomcc.com/xing/"target="_blank">「クロシング」では、思考が交差し「そうか!」「わかった!」「これだ!」に出会う瞬間を目指しています。慶應義塾の社会人教育機関、慶應丸の内シティキャンパス(慶應MCC)が主催する著名で多彩な講師による講演会、夕学五十講を素材に、深い学び、新しい視点、思わぬ発想、意外な出会いを探索します。今回は、教育改革実践家・藤原和博氏が登壇した「正解のない問いに向き合う力」の講演内容の前編をお届けします。 自分の「時給」を意識しているビジネスマンは少ない 藤原和博氏(以下、藤原):「ニッポンの時給を考える」(というテーマ)、これが情報編集力とどう関係あるのかというのは後からわかりますが。この、時給というのをみなさんもちょっと意識してほしいわけです。いいですか。 ちょっと質問しましょうか。まず、この

    藤原和博氏「稼ぎたければレアカードになれ」年収1,000万〜1億円を目指す人生戦略
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