米グーグルは現地時間の2007年11月5日、携帯電話向けのプラットフォーム「Android」を、米モトローラや米クアルコム、台湾HTCなど33社と共同で開発に当たると発表した。Androidは、低コストで携帯電話や携帯電話向けサービスを開発するためのOS、ミドルウエア、ユーザーになじみやすいインタフェース、アプリケーションを搭載するソフトウエアである。同時に、米グーグルを含む34社は、Androidを開発する団体「Open Handset Alliance」を設立した。 Open Handset Allianceによると、Android向けのソフトウエア開発キット(SDK)は今月12日に公開される。また、Androidを搭載する携帯電話は、2008年下期に提供される予定だという。 米グーグルの発表資料Open Handset Alliance