『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣』(塚本亮/明日香出版社) 「あー! また間に合わなかった!」「まったく自分は何をやっているんだろう」「こんなだから何をやってもだめなんだ」ずいぶん否定的な言葉が並ぶが、少なからず一度は、自分に対して、こんな気持ちになったことはないだろうか? 心理学では、「学習性無力感」といって、失敗した経験が記憶に残り、何をやってもだめだ無駄だと思い、負のスパイラルに陥ってしまうことを指すのだそう。 『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣』(塚本亮/明日香出版社)では、そんな負のスパイラルを断ち切る方法を教えてくれている。 著者の塚本亮氏は、高校1年生で偏差値30をとり、自分に自信がない劣等感のかたまりだったという。しかし、「行動が早い人」は成功しているということに気付き、生活習慣を変えることで、同志社大学に現役合格し、その後見事ケンブリッジ大学に入学、そこで研究し