Active Directoryの設計や構築だけでなく、運用保守でもたびたび登場するDNSサーバー。今回は、Active Directoryとともに使われるDNSサーバーを見ていこう。 連載目次 Active Directoryのトラブルの元凶はDNS? “Active Directoryのトラブルの多くはDNS絡み”――。これは、Active Directory管理者の間で古くからいわれてきたことである。 なぜ、Active Directoryでは名前解決サービスを提供する「DNS」(Domain Name System)サーバーが必要なのだろうか。その理由は、DNSサーバーが保持する「SRVレコード」の存在にある。 SRVレコードは、組織内で利用するさまざまなサービスがどの場所で提供されているのか(提供されているサービスの位置情報)を表すためのレコードである。Active Direct
どもです。 今回2回に分けてWebコンテンツのフィルタリングについて書いて行きたいと思います。 0.そもそもの話し。 ずっとPCについては、使うのが自分だけだったのでそれほど頓着はしていなかったのですが、現在中2の長男君が学校の授業の調べ物や、趣味の手品についてPCを使う機会が多くなって来ています。 で、親としては「大丈夫だろう」とは思いつつも”見せたくないWebコンテンツ”もあるので、前々からフィルタリングについては考えていました。 実際、自宅のNet環境については、プロバイダがCATVのJ:COMの環境(ZAQ)になっています。このプロバイダ自体実は「ペアレント・アイ」と言うサービスを提供してくれて居るのですが…残念!これ、Windows or Macのソフトなんですね。つまり、Linuxは対象外.。 まあ、これはしょうがない。Linux系なんて一般のPCでそんなに使われてるわけじゃな
DNSとは? DNS(Domain Name System)とは、IPアドレスとドメイン名の相互変換を行なう、インターネットを利用する上で欠かせないシステムです。 ネット上のすべてのコンピューターには「IPアドレス」という番号が割り当てられており、データの送受信はこのIPアドレスを指定して行っています。 しかし、IPアドレス(例:192.0.2.0)は数字の羅列となり人間には覚えにくいため、ドメイン(例:blog.halpas.com)が開発されました。 ですが、データの送受信はドメインではできないので、バックグラウンド(パソコンの内部)でドメインをIPアドレスに変換して通信を行なっています。 DNSサーバの変更方法は上の記事か、こちらを参考にしてください。 追記:「パブリックDNSのよくある疑問とその回答」を投稿しました。 Google Public DNS Google Public
WebブラウザーにURLを入力すると、Webサイトにアクセスできる──こうしたインターネット利用時のお馴染みの手順の裏で働いているのがDNSだ。DNSはURLなどに含まれるドメイン名と、コンピュータ同士のやり取りに必要なIPアドレスを関連付ける「名前解決」の機能を提供する。 DNSで特徴的なのは、全世界の多数のサーバーが自律的に連携する巨大な分散システムとして運用されている点だ。名前解決に必要な、IPアドレスとドメイン名の関連付けは複数の「権威DNSサーバー」で階層的に管理される。その大元に位置するのが今回採り上げる「ルートサーバー」である。 DNSの名前解決では、複数のDNSサーバーが連携する(図1)。利用者のコンピュータからの「再帰的問い合わせ」を受けた「キャッシュDNSサーバー」が、情報を分散管理する権威DNSサーバーに次々と「反復的問い合わせ」を実行して最終的な答えを得る。
DNS問い合わせの可視化 最近、データをまとめたり可視化したりしてその性質を調べる探索的データ分析(例)にはまっています。と、同時にネットワーク分析にもちょっと手を出しており、その2つの派生物としてドメイン名問い合わせの結果を可視化してみました。 これを読んでいる人にはもはや説明の必要はないと思いますが、一応書いておくと、世の中のwww.google.comやwww.amazon.co.jpのようなドメイン名はサーバの場所を直接示しているわけではなく、「この名前を持っているサーバのIPアドレスはなんですか?」というのをDNSサーバという別のサーバに問い合わせることで目的のサーバのIPアドレスを教えてもらい、その後目的のサーバへ接続します。以前は正引き(ドメイン名からIPアドレスを問い合わせる)と逆引き(IPアドレスからドメイン名を問い合わせる)が対称構造になるように設定するのが主流でしたが
対象OS:Windows 2000 Professional/Windows XP Professional/Windows XP Home Edition/Windows 2000 Server/Windows 2000 Advanced Server 解説 Windows 2000/XPのTCP/IPを設定する場合、IPアドレスやサブネット・マスク、デフォルト・ゲートウェイなどを設定しなければならないが、そのほかにも「DNSサーバ」を正しく設定しておかないと、ほかのマシンへの接続(ローカルのサーバや、インターネット上のホストなどへの接続)がうまく行えなくなったりする。ここでいう「DNSサーバ」とは、例えばwww.atmarkit.co.jpというFQDNからIPアドレスへの変換を行う、「名前解決」というサービスを担当するサーバのことである。 ●「優先DNSサーバー」と「代替DNSサーバ
ここ数日、8.8.8.8や8.8.4.4というIPv4アドレスを持つGoogle Public DNSに関する話題が盛り上がっているのですが、多くの人が「よくわからないけど設定変更したら早い!」と言っているので、そこら辺の話を調査してみました。 昨日、Twitterとブログでtracerouteやdigによる調査協力のお願いを発信し、8.8.8.8へのtracerouteを37件、8.8.8.8とISP DNSへのtraceroute比較及びAkamaiキャッシュサーバへのtraceroute比較を21件、日本各地及び海外のいくつかの地点からご協力頂けました(皆様ありがとうございました!)。 それらのデータをもとに、Google Public DNSを利用した場合の通信経路と、それによる遅延に関する検証を行いました。 Google Public DNSに対する私の感想 まず最初に。 調査前
iPhoneのDNSの設定変更が話題になっているようなので、レスポンスの速いDNSサーバがないか調べてみました。便乗記事です。 ネタフル - iPhoneのWiFi接続を高速化する魔法の数字「8.8.8.8,8.8.4.4」 測定ツールはWindows用の「DNS Nameserver Performance Benchmark」です。ツールの詳細は割愛しますが、測定するには下のスクリーンショットの「Nameservers」タグの右側にある「Run Benchmark」をクリックするだけです。 Bフレッツ接続のPCで測定しています。 1.ベンチマーク結果 まずはベンチマーク結果をご覧ください(クリックすればちょっと拡大します)。 測定している値は次の3種類です。それぞのれの意味については「私家版 ITプロフェッショナルの仕事術 - GRCのDNS BenchmarkでDNSをスピードアップ
ネタフルさんで「[N] iPhoneのWiFi接続を高速化する魔法の数字「8.8.8.8,8.8.4.4」」という記事が出ていて、そういえば、最近は8.8.8.8がどこにあるか調べてなかったなぁと思ったので、手元でtracerouteして予想してみました。 2009年時点ではGoogle Public DNSは日本国内になかったのですが、先ほど調べたら、今は恐らく東京にあるEquinixのデータセンター内にあるみたいです。 Googleは日本国内の多くのISPと直接接続しているので、Google Public DNSも多くのユーザの「お隣のASさん」という感じになっており、2年前よりもかなり高速化してると思います。 うちからのRTTは15msecぐらいでした。 「お隣のAS」という状態も多いので、2年前よりはAkamaiなどのCDNとの相性の悪さは改善しているものと予想します。 でも、Go
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く