この連載の主人公である丸山さんは,昨年からBP商事にシステム担当要員として採用された“自称”システム管理者である。全社的なシステムの構築や運用管理の実務経験がまったくなかった丸山さんは,学生時代の友人で現役SEである進藤さんの助けを借りてサーバーの導入と運用にチャレンジしている。 なんとかWindowsサーバーを立ち上げ,ユーザー管理やアクセス権といった管理作業を実践。いくつかのトラブルはあったものの,サーバーの動作は安定してきた。社長から「情報はできるだけサーバーで共有するように」とのお達しもあり,最近は社員も積極的に使うようになってきたところだ。 そして年末年始休暇も終わったころ,鈴木社長は丸山さんを呼び止めた。 鈴木社長:最近,どうもサーバーが遅いように感じるんだが…。 丸山:そういえば,そうですね。 鈴木:なにか,原因があるのか? 丸山:サーバーの利用が増えていますからね。とりあえ
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