日本でも有名な韓国研究者である木村幹氏と浅羽祐樹氏が、今回の談話に関して、それぞれの観点から語っていたのでトゥギャっておいた。研究者ならではのディテールに対する見方とかは面白いし、色々と勉強にもなるんだけど、やっぱりこの「外交ゲーム感覚」で評価する姿勢には違和感があるなぁ。特に木村氏の日韓関係に関するこれまでの発言は、まとめてみれば「日本がいかに歴史問題からスマートに逃れるか」ってことに関するテクニック的考察でしかないと思っていて、それはある意味で、歴史修正主義より悪質かつ根深い問題だと思う。
終戦から65年を迎えた15日、和歌山県の元日本兵(90)が、中国人捕虜を刺殺するよう部下に命じた経験を初めて語った。兵隊の訓練のためにやむを得ないと自分を納得させてきたが、「むごいことをした」との思いが消えなかった。90歳の今、「人に伝えておかないと、世の中が再び戦争に向かう恐れを感じる」と、取材に対し口を開いた。【久木田照子】 20歳だった1941年3月、中国南東部の江西省に出征した。進軍する中で、現地住民らにニワトリや卵の提供を強いたこともあった。「中国の人を救うための聖なる戦争と教えられてきたが、本当にこれでよいのだろうか」。疑問を感じながら、銃撃戦をしたり、上官に素手や革ベルトで殴られる日々を過ごした。 伍長だった43年春、新たに兵役に就いた5人ほどの部下に25歳ぐらいの捕虜の男性を銃剣で刺すよう命じた。戦闘で度胸をつけるために必要だと考えた。捕虜の処遇を定めた国際法の規定も教えら
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