日本空軍の最高指揮官である田母神空幕長は、世界基準の言葉に修正すれば空軍元帥である。その、空の最高指揮官が更迭された。ただならぬ一大事である。田母神空幕長が書いた論文が原因だという。 この報道を最初に聞いて、まず我が空軍の最高指揮官がどんなことを書いたのかという興味が湧いた。田母神空幕長の論文を読む前に11月1日付けの朝日に載った秦郁彦氏の談話を読んだので、問題のある論文ではないかと想像してしまったからだ。秦氏は談話で、変な引用のされ方をして不愉快だ、歴史事実にも間違いが多いと語っていた(web上に記事はない)。 しかし、田母神空幕長が更迭される原因となった論文を読んだ正直な感想は、いったい、いつから我が国は言論封殺の国になったのか? というものだった。秦さん、本当に読んだんですか? 秦氏が本当に読んだのなら、こんな見解は出てこないはず。どうせ電話取材で摘み食いされた談話記事で、朝日の情報
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