2ちゃんねるの閉鎖が秒読みに入ったようだ。世の中では民事の差し押さえが話題になっているが、私の印象では、ひろゆきが「年収は日本の人口より多い」などと公言していることのほうが引っかかると思う。国税がこういう発言を放置するとは思えないし、警察も裁判所の命令を公然と無視し続ける人物を見逃さないだろう。 ひろゆきは「賠償金を取る方法はない」と高をくくっているようだが、バブルの処理のときは、同様に開き直る不動産業者を警察は「競売妨害」などの罪で大量に投獄した。要は「あいつは悪い奴だ」というコンセンサスができるかどうかが問題で、そういう「国策」があれば犯罪は(よしあしはともかく)いくらでもつくれるのだ。ライブドアやWinnyには擁護論が高まったが、2ちゃんねるが閉鎖されても同情する人はほとんどいないだろう。 私も2ちゃんねるはほとんど読まないので、閉鎖されたとしても惜しむ気にはまったくならない。そ
ソフトウェア開発企業のノルウェーTrolltechは8月15日、Linux対応の携帯電話「Qtopia Greenphone」を発表した。ソフトウェア開発者はこのGreenphoneを使うことで、Linux対応の携帯電話向けアプリケーションの開発や修正、テストを、実際に動いているGSM/GPRS端末上で行えるようになる。 ソフトウェア開発キットの一部として提供されるこのGreenphoneには、同社のLinux対応アプリケーション開発プラットフォーム/ユーザーインタフェース「Qtopia Phone Edition」が組み込まれる。Greenphoneは一般販売向けの携帯電話ではないものの、アプリケーション開発に活用できるよう、スマートフォン同等の機能を実現しているという。 GreenphoneにはLinuxカーネルが搭載されているほか、モデムやドライバ、デスクトップシンクロ用のソフトなど
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週刊東洋経済の9/29号が「システムエンジニアが壊れる!」という特集を組んだという.SEの置かれている状況については時々本blogでも取り上げ,その度に大きな反響があるのだが,放っておくと優秀な技術者がますます情報サービス産業を去り,或いは優秀な新卒はこの業界を目指さなくなるだろう.景気回復で大手SIerの経営内容が改善し,技術者需要の旺盛な今のうちに抜本対策を打つべきではないか.という訳で,何をしたら業界が変わるか少し考えてみた. 偽装請負の厳罰化・摘発強化 重層的な下請け構造を破壊する最も効率的な方法は,偽装請負を根絶することである.直接指示を出せなければ,5次下請,6次下請を使うことはコミュニケーション・コストが大きくなり過ぎて割に合わないのではないか.偽装請負は今でも最大懲役1年,罰金100万円とそれなりに厳罰だが不十分である.法人罰として業務停止命令を出せるようにすべきである.特
Red Hatが「Mugshot」というソーシャルネットワーキングプロジェクトを立ち上げた。Red Hatは同プロジェクトを通して、デジタルメディアの分野におけるオープンソースソフトウェアの利用を促進していく構えだ。 Red Hatは米国時間5月31日、Mugshotの詳細を明らかにした。同社によると、これはデスクトップアプリケーションに「活発な交流の場」をもたらすとともに、開発者以外にもオープンソースに触れてもらうための手段になるという。 Mugshotでは手始めに「Link Swarm」と「MusicRadar」の2つのサービスを提供する。これらのサービスは両方とも、音楽の共有を目的としたものだ。もっとも、制作者らは6月1日のブログへの投稿のなかで、プロジェクトの目的を固定せず、ほかの可能性も追求していきたいと述べている。 Link Swarmは、お勧めの曲について友人とインスタントチ
東京工科大学とネットツーコムは5月15日、Linux OSを搭載したオープンソースのIP携帯端末「工科大ケータイ」を開発したと発表した。片柳学園ブックセンターの限定販売で、価格は7万8750円(アカデミック価格6万8250円)。一般向けにも順次販売する予定という。 OSおよびアプリがすべてオープンソースソフトウェアで構成されており、ユーザーが独自に変更を加えられるのが特徴。外部拡張スロットにはCFカードインタフェースを備えており、CFカードの選択によって各種通信メディアを切り替える仕組みだ。 東京工科大学はオープンソースソフトウェアの教育、研究に携わっており、その一環として携帯のソフトウェアに注目した。「PCではオープンソース環境が実現されているが、OSも自由に変更できる携帯電話としては“工科大ケータイ”が初めて」(東京工科大学)。販売時のソフトウェアは完成状態ではなく“大学環境を利用して
●HDDがあることを前提としてPS3を考える ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEI)は、次世代エンターテイメントコンソール「PLAYSTATION 3(PS3)」での戦略を1点変更した。それはHDDとLinuxについてだ。 これまで、SCEはPS3のHDDにつて「Detachable(取り外し可能) 2.5inch HDD Slot」というあいまいな言い方で、HDDが標準ではないことを匂わせていた。しかし、今回は一歩踏み込んだ言い方で、PS3はHDDありきであるとメッセージを出した。 「我々は1つ、ここではっきりさせたいのですが、HDDがあることを前提としてPS3を考えている。ある場所とない場所があるというのではなく、全部あるとお考えになってソフトの開発をしていただきたい」とSCEIの久夛良木健氏(代表取締役社長兼グループCEO)は3月15日に東京で開催された「PS Busin
Googleの日本法人にひとりの技術者が在籍している。日本の多くのWebサイトで使用されているオープンソース・ソフトウエアのオリジナル開発者であり,インターネットやWebサイトにかかわる技術者であれば誰でもそのソフトウエアの名前は知っているはずだ。彼がGoogleに移籍したと聞き,とても興味を覚えた。Googleにとってオープンソースとは何なのだろうか。また彼はなぜGoogleに参加したのだろうか。 その彼に話を聞く機会があった。非常に興味深い話だったのだが,残念ながら「目立ちたくないので名前は出さないでほしい」ということなので,名前を伏せた形でこの場でご紹介させていただきたい。 オープンソースのヘビー・ユーザーで支援者 Googleにとってオープンソースとは何か。まず,Googleは「オープンソース・ソフトウエアの凄まじくヘビーなユーザー」だ。 Googleの心臓であるサーバー群。その数
Why Free Software usability tends to suck 2005年12月25日 Matthew Thomas さんの2002年4月13日のブログエントリ、“Why Free Software usability tends to suck” の日本語訳です(現在はリンク切れになってますが、Internet Archive でアーカイブが読めます)。僕はこれを Joel on Software の 「5つの世界」で(正確には書籍のほうを読んで)知りました。このエントリはいろいろと論争を巻き起こした有名なもののようですが、どうやら当時の日本ではあんまり言及されてなかったみたいなので(≒ Google で見つからなかったってことですけど)、いまさらながら日本語にしてみました。 お知らせ: Matthew Thomas さんは 2008 年に、この記事の続編ともいえる、
図3●OSSの導入に対する問題点や不安「<a href="http://www.yano.co.jp/press/2006/060216_2.html" target="_blank">Linux/OSSのユーザ導入実態調査 2006」(矢野経済研究所)</a>より引用 「2005年のオープンソース・ソフトウエア(OSS)の導入率は48.8%に拡大,公共ユーザーでは90%以上が導入済み」---矢野経済研究所は2月16日,オープンソース・ソフトウエアの導入状況に関する調査結果を発表した。 同調査は,矢野経済研究所が企業や公共団体・組織の情報システム管理者に対して行ったもの。2005年10月から2006年1月にかけて実施,793件の回答を得た。 調査によれば,2005年のオープンソース・ソフトウエア導入率は48.8%で,2004年の32%から1年間で16.8%上昇している。特に,公共団体・組織
オープンソースのジュークボックスソフト「Songbird」のコンセプト実証版、バージョン0.1が公開された。ダウンロードされるファイルは英語版となっているが、ソフトウェアのヘルプメニューから、言語をJapaneseに設定することで、日本語メニューに変更できる。 SongbirdはFirefoxのブラウザエンジンを使ったソフトで、開発者であるPioneers of Inevitableでは、「次世代のメディアプレーヤーを目指している」という。対応フォーマットはMP3、AAC Ogg Vorbis、FLAC、WMAほか。 ただし、現在はこのソフト独自のコードはまだ少なく、VLCやXUL Runnerといったソフトのコードが含まれている。ライセンス自体はGPLの第2版に準拠したものとなっている。 iTunesとの類似点は、巻き戻し、再生、早送りボタンの配置、スマートプレイリストの検索条件など多数
Rob Lordはデジタル音楽業界でいくつもの実績を残してきた人物だが、同氏が新たに設立したオープンソース関連の企業は、Apple Computerの「iTunes」ソフトウェアを、Microsoftの「Internet Explorer」に喩えるというやり方で大きな論争を巻き起こしている。 Lordが設立した社員5人の新会社には「Pioneers of the Inevitable」という野心的な社名が付けられている。同社は、Firefoxウェブブラウザとほぼ同じオープンソース技術を基盤にする「Songbird」と呼ばれるデジタル音楽用ソフトウェアを開発しようとしている。 Songbirdの最初の技術プレビューは来年はじめに公開されると見られているが、同ソフトウェアの開発者らは、コンピュータのハードディスク内にある楽曲だけでなく、現在増加中のウェブベースの音楽配信サイトとも連動する楽曲再
世界最大のオープンソースソフトウェア開発サイト、SourceForgeでJavaが、プロジェクトの数でC++を追い抜き、最有力の言語となった。Javaの父、ゴスリング氏は、Sunの無償化戦略が後押ししていると話す。 先週、「SourceForge」(世界最大のオープンソースソフトウェア開発サイト)でJavaが、プロジェクトの数でC++を初めて追い抜き、最有力の言語となった。12月1日時点で、1万6731のC++プロジェクトに対して、Javaのプロジェクトは1万6738と上回っている。 Javaを生み出し、今も後見人であるSun Microsystemsは、今回の首位到達を「力強い成長の明白な表れ」であり、Javaデベロッパーコミュニティーの「参加」(がもたらす力)だと呼ぶ。 Sunのフェローで同社デベロッパー製品グループのCTO(最高技術責任者)を務める、Java言語の父、ジェームズ・ゴス
「Wikipedia」を立ち上げたJimmy Walesにとって、先週は問題が山積みだった。そこで同氏は、だれでも寄稿できる人気の高いこの百科事典の基本原則を変えることにした。 まず、Robert Kennedy元上院議員のアシスタントを務めていた人物が、11月29日付けのUSA Today紙に寄稿した記事のなかで、Wikipediaに猛烈な非難を浴びせた。同氏は、Robert F. KennedyおよびJohn F. Kennedyの暗殺に同氏が関与した可能性を示唆するWikipediaの項目を批判した。 また12月1日には、MTVの元VJでポッドキャスターの草分け的存在であるAdam Curryが、急速に人気を集めるこの新しいデジタルメディアの紹介記事から、他人の独創的な業績に触れた部分を匿名で削除したとして非難され、そこからWikipediaに新たな批判が集まった。 オープンソースの
ニユートーキヨーは12月2日,Web販売在庫管理システム「Olut(オルット)」をオープンソース・ソフトウエアとして公開した。同社の子会社エヌティー・トレーディング・コーポレーション(NTC)で稼働している販売在庫管理システムをベースにしたもの。 ニユートーキヨーはすでに受発注システム「Cerveza(セルベッサ)」と座席予約システム「GARAGARDOA(ガラガラドア)」をオープンソース・ソフトウエアとして公開しており,Olutは同社が公開する3つめのソフトウエアになる。 OlutはOSにLinux,WebサーバーにApache,データベースにPostgreSQL,開発言語にPHPを採用している。オープンソースのビジネス活用推進を目的とするNPO法人OSCARアライアンスのサーバーで配布している。
米国や欧州以外の国々において、政府機関がオープンソースソフトウェアを採用する際の主要な動機はその低コスト性だが、必ずしもこれだけが普及を後押しする要因ではないと専門家は考えている。 先頃、オランダのMaastricht Economic Research Institute on Innovation and Technologyでオープンソースの研究プロジェクトを率いるプログラムリーダーRishab Ghoshは、各国の1人当たりGDP(国内総生産)とソフトウェアライセンス料金の比較調査を実施した。 同調査の結果は、ソフトウェア料金の割引きを勘案しても、途上国市場におけるプロプライエタリソフトウェアのコストは相対的購買力という意味において「莫大」であるというものだった。Amazon.comで販売されているMicrosoftのWindows XPおよびOffice XPの米国内価格は、南ア
中国では、2001年に世界貿易機関(WTO)に加盟するまで、政府機関においてすらMicrosoft製品の海賊版の利用が横行していた。 WTOの一員となった今、中国は正規ライセンスのないMicrosoftソフトウェアを一掃する必要がある。少なくともこうしたWindows製品の一部は、Linuxへ置き換えられる可能性が高い。 中国政府および自治体政府は、オープンソースソフトウェアの導入にすでに着手しており、Linuxをはじめとする代替ソフトウェアへの移行プロジェクトについて盛んにアピールしてきた。 中国政府では、科学技術部や統計局、労働社会保障部などを含む機関でLinuxが利用されている。地方自治体政府の中では、首都北京の市庁が2000台のLinuxデスクトップを使用している。 中国政府はまた、Linux以外のオープンソース製品もサポートしている。中国版の「OpenOffice.org」である
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