米国放送行政とグーグル・テレビの不思議な関係 [第2回] Google TVの突破口は、米ブロードバンド放送政策にあり 第1回 はこちらをご覧ください。 2010年4月21日、連邦通信委員会(FCC)はブロードバンド時代に適したビデオ・ビジネスのあり方に関する意見募集(Notice of Inquiry)を開始した。これはブロードバンド時代のテレビ・ビジネスと規制を見直す動きで、俗にAllVid(オールビッド、All Videoの省略形)政策と呼ばれている。 7月13日、グーグルはこの意見募集に対し"COMMENTS OF GOOGLE INC."という15ページの書面をFCCに提出した。その内容は単なる意見を越え、同社が現在進めている"Google TV"の戦略を示しながら、同社が描くこれからのビデオ・ビジネスをまとめている。 やや大ざっぱにまとめれば、そこにはグーグルのテレビ業界進出を
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