Googleの携帯電話向けプラットフォーム「Andoroid」の開発ツール(SDK)が米国時間11月12日に公開された。Linux OSのカーネルを利用し、Javaプログラムでアプリケーションが開発可能というこのプラットフォームの魅力はどこにあるのか。 NTTドコモ向けの多人数同時参加型ゲームアプリ「メルルーの秘宝」の開発元で、携帯電話向けJavaアプリの開発に詳しいユビキタスエンターテインメント代表取締役社長の清水亮氏に聞いた。清水氏はブログ「港区赤坂四畳半社長」の著者で、「shi3z」というハンドル名でも知られている。 Androidは予想以上に興味深いアプリケーションプラットフォームになりそうだ。これはJavaのMIDP(Mobile Information Device Profile:Sun Microsystemsが定める携帯電話向けJavaの標準規格。au、ソフトバンクモバイ
3月20日、マイクロソフトは携帯・PDA向けOSであるWindows Mobileについての記者向け説明会を行った(3月20日の記事参照)。マイクロソフトがWindows Mobileのグローバル展開に本気であることは事実であり、日本の携帯電話メーカーは採用を考える時期にきている。 特に重要なのは、海外市場進出時のメリットだ。コンシューマー向けに特異的な機能進化をしてきた日本市場と異なり、海外市場での機能進化はビジネス向けの機能が中心であり、まさに日本でも“これから起こる”領域だ。そしてそれが、Windows MobileやSymbianOS上で実現するのは間違いない。日本市場が成熟サイクルに入る以上、日本の携帯電話メーカーは海外市場で成功できなければ生き残れない。その流れの中で、Windows Mobileの採用は選択肢の1つになる。 現在、携帯電話向けの汎用OSとしては、Windows
3年目を迎えるWindows Mobile、ビジネス顧客にフォーカスするMicrosoft:Interview: (1/2 ページ) PCから携帯電話に拡大を図る米Microsoftが「Windows Mobile」を発表してから3年が経過した。スペイン・バルセロナで開催されている「3GSM World Congress 2006」では、同社のスティーブ・バルマーCEOが基調講演に登壇。「モバイル業界の敵ではない。友である」とアピールし、オペレータや端末メーカーに受け入れられていることを強調した。 MicrosoftのCommunications Sectorアジア太平洋地域・日本担当ゼネラルマネージャーのミケル・バーホーベン氏、モバイル&エンベデッドデバイス部門アジア太平洋地域担当ディレクターのジェイソン・リム氏に、3GSMの会場で、同社のモバイル分野における取り組みについて話を聞いた。
操作時の処理速度が全般的に向上したドコモの902iシリーズ(10月28日の記事参照)。各社のチューニングのほか、一部端末ではアプリケーションCPUが従来のOMAPから、ARM11コアを搭載した「OMAP2」に変わったことが影響している(11月1日の記事参照)。 「ARM11(を使ったOMAP2)で、3割アップ程度の速度向上が見られた」(P902iに携わったパナソニック モバイルコミュニケーションズの加宅田忠プロジェクトマネージャー) さらに「F902i」「D902i」「SH902i」「SO902i」といったSymbian OS搭載端末では、OS自体のバージョンアップも速度に影響している。 FOMA初のSymbian OS v8搭載 シンビアンによると、FOMAは902iシリーズで初めてバージョン8.1bを採用した。この新バージョンでは「リアルタイムカーネル」が初めて採用され、パフォーマンス
この記事を完全に削除しようとしています。記事を削除すると、記事に関連付けられているコメントやトラックバックも削除されます。この操作を元に戻すことはできません。削除|キャンセル 過去20数年の間、私と話をする時にトロンに対する痛烈な批判を展開しマイクロソフトがいかに素晴らしいか賛美の言葉を発する人に何人も会いました。そのような人々は時にIT産業の人であり、時には個人ユーザー、ある時はジャーナリストの場合もあるわけですが..いつも私はそのような言葉を聞くたびに、”きっと、この人は坂村教授の前ではその逆にマイクロソフトに批判的でトロンを礼賛しているのだろうな”と思うのでした。 私自身は、公の発言として色々な場でトロンとWindows連携の意義を語っていても、未だに「でも、本音の部分はどうなのですか? 本当は、裏で何かあるんでしょ?」と繰り返し疑念を持つ方が沢山いらっしゃいます。 1ヶ月ほど前にあ
Sun MicrosystemsとGoogleが米国時間4日、提携を発表する。一部のアナリストらは、両社がこの協同の取り組みを通じて、OpenOffice.orgとJavaソフトウェアパッケージについて検討するのではないかと推測している。 Google CEOのEric SchmidtとSun CEOのScott McNealyは、4日にカリフォルニア州マウンテンビューで開く報道向け発表会の席上で、この計画の詳細を発表する予定だ。両社はこの提携を利用して、Microsoftの支配するパーソナルコンピューティング分野を、Googleが得意とするネット上へとシフトさせようとしている可能性がある。 この目的に対し、両社には互いに補完しあえる資産がある。Sunにはオープンソースの「OpenOffice.org」とそれから派生した「StarOffice」がある。また同社のJavaソフトウェアは、ネッ
モンタビスタは9月7日、商用組み込みLinuxの最新バージョンと、その開発環境である「MontaVista Linux Professional Edition 4.0」(Pro4.0)を発表した。携帯端末や基地局のメーカーなどを中心に、組み込みOSを必要とする各種機器メーカーやソフトウェアメーカーへ提供する。 リアルタイムOS並みに応答速度を速めたLinux Pro4.0は、Linuxカーネル2.6.10をベースとしているが、通常のカーネルに比べて応答速度を非常に高速にしているのが特徴。「リアルタイムOSに匹敵する応答速度」(モンタビスタ)を実現している。 同社では以前より、リアルタイム性能を上げるための改良を進めており、ベンチマーク結果も公開している。鍵になるのは、あるタスクを実行しているときに、次のタスクの割り込みができるようにスケジューリングする技術だ。これによって、OSの処理性能
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