歌手、倖田來未さんの涙の謝罪をテレビで見た。原因はラジオ番組で「35歳を過ぎると、お母さんの羊水が腐ってくる。マネジャーには早く赤ちゃんをつくってほしい」という趣旨の発言をしたことだという。 羊水は腐らないし、形容はデリカシーに欠ける。だが、高齢出産にリスクがあるのは発言の通りだ。 不妊治療を専門とする産婦人科医に取材したとき、こんな発言を聞いたことを思いだした。「35歳を超えると、体外受精の妊娠率も下がる。流産も増えるから、妊娠しても、赤ちゃんを抱いて送り出すところまでなかなか行き着かない。治療に来る女性は『気付いたら35歳を過ぎていた』と言うが、出産するつもりなら、35歳前に考えるよう、マスコミも情報提供してほしい」 女は35歳までに産めということかと、抵抗を感じた。高齢妊娠、出産のリスクを知っていたとしても、人生は思い通りにはならない。早くに産みたいと思っても、環境が整わないこともあ
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