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2005年8月30日のブックマーク (4件)

  • 視聴率偏重主義が破壊する番組制作の常識

    ライブドアとフジテレビの騒動で、テレビ局の歪んだ産業構造が明らかになると思っていたら、なんとなくどこかに軟着陸してその後音沙汰なしということになってしまった。結果的には舞台裏を隠す暗幕の裾が風で少しめくれただけで、また元の状態に戻ってしまったわけである。 筆者が最初に放送業界に入った年から数えると、もう22年になる。業界内で知り合った友人達も、各ポストプロダクションで部長になったり、自分で制作会社を興したりと、かなりいい顔になっているようだ。だがそんな彼らの口から語られるテレビ番組制作の実態もまた、現在のテレビ局のあり方が末期的な症状を示していることも少なくない。 テレビ局の全貌を暴くことなど、筆者ごときには到底できないが、その末期的症状が少し垣間見える、ある一例をご紹介しよう。 番組の質と視聴率の微妙な関係 某局で放送中のある番組は、じっくりと風景などを見せる、派手さはないが作りが綺麗な

    視聴率偏重主義が破壊する番組制作の常識
  • ITmedia ライフスタイル:ブログに問われる書く技術、話す技術 (1/3)

    大手ポータルがブログサービスを行なうようになってから、インターネットの景色は一変した。例えばサーチエンジンで何かのキーワードを引くと、記事元のニュースサイトよりも、それを引用したブログが先に来ることも珍しくない。 ブログというシステムをどのように使おうが、まったく自由だ。テーマを決めて持論を展開している人、面白いネタで人気を集める人もいる。その一方で日記のように日々のことを書く人もいれば、個人的な備忘録としてリンク張り場にしている人もいる。 サイトへのリンクは、以前であればブラウザにブックマークとして保存されていたものだ。これを無料スペースに移し替えただけということなのだろう。だがそういう使い方のブロガーは、それが「一般に公開されている」ことは知っていても、「一般に公開している」という意識は薄いのかもしれない。 リンク張りのブログでは、リンクと共にその内容の一部を引用するというスタイルが定

    ITmedia ライフスタイル:ブログに問われる書く技術、話す技術 (1/3)
    dotoh
    dotoh 2005/08/30
  • エアチェックの本質

    デジタル時代になって、「エアチェック」のあり方が問われている。 DVDレコーダーの普及、HDDを使ったタイムシフト的なビデオレコーダー利用法などで、エアチェックのスタイルも変化してきた。また、デジタル放送の登場とともに、コピーワンスなどDRM(Digital Rights Management:デジタル著作権管理)の導入で、以前のように気軽にエアチェックできる環境ではなくなってきている。 デジタルメディア評論家の麻倉怜士氏に最新の業界動向、AV製品の独自分析/インプレッションなどを聞き出す月イチ連載『麻倉怜士の「デジタル閻魔帳」』。今回はエアチェック歴40年以上という同氏の体験談を織り交ぜながら、“エアチェックの質”について語ってもらった。 ――エアチェック歴を教えてください。 麻倉氏: 私はエアチェック大好き人間。最初に始めたのは中学2年の時で、ソニーの家庭用テープレコーダー「ソニオマ

    エアチェックの本質
  • オーディオと音楽の本質

    近年、オーディオも機能/スペック偏重の傾向が強まり、アンプもマルチチャンネルのAVアンプ、CDプレーヤーもDVD/SACD/DVDオーディオなど多メディア対応のユニバーサルプレーヤーなど高機能/高付加価値商品が主流になっている。オーディオの評論も機能/スペックにフォーカスしたものが多い。 だが、当にオーディオはそれでいいのだろうか? デジタルメディア評論家の麻倉怜士氏による月イチ連載『麻倉怜士の「デジタル閻魔帳」』。今回は音楽理論も専門分野の1つで、大学(津田塾大学)で音楽の教べんもとっている麻倉氏に、“音”ではなく“音楽”という観点からみたオーディオのあり方――“オーディオと音楽質”について語ってもらった。 ――自身のオーディオ論について聞かせてください。 麻倉氏: エジソンがレコードを作ってから以降、オーディオは“音のカンヅメ=パッケージメディア”をどう再生するかがポイントになっ

    オーディオと音楽の本質