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2007年5月9日のブックマーク (11件)

  • ITmedia News:パロディー 試される文化の奥深さ

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  • 創造のサイクルを考える

    例えば「フォント」はそれに当たるのではないか。もちろん動作OSに合わせてデータとしての構造は変わるかもしれないが、タイプフェイス、いわゆる書体としてのデザインは、あと50年経っても残るものは多いだろう。 欧文の活字というのは、15世紀グーテンベルクによる活版印刷の発明に前後して、系統化されていったと考えられる。その一方で東洋では、11世紀の中国で活版印刷がすでに発明されていたという説がある。 いずれにしても、書体で古いものは、著作権が切れているというか、著作権なる概念が誕生する以前から存在するものであり、これは人類共有の財産であると言える。だがこれが「フォント」という形でソフトウェアになった場合、新しい著作物として著作権が発生する。 したがって我々はこの著作物を購入して利用することになるわけだ。フォントというのはただ存在するだけでは役に立たないので、それらを使って表示したり、あるいは作品を

    創造のサイクルを考える
  • 創造のサイクルを考える

    許可は難しいのか もともと著作権法は、アイデアを保護しない。だから、オリジナルの映像作品を解きほぐして、そこに込められたアイデアを拝借することは、違法ではない。単純に表層を模倣するのではなく、核となるエッセンスを取りだして、さらに違う出自のものを混ぜ合わせながら、創っていくのである。 しかし、オリジナルと限りなく同じであることに意味があるものもある。パロディやオマージュと言われる作品だ。オマージュは自分が勝手にデディケイト(dedicate:捧げる、献上する)する作品を取り上げるという主観的あるいは独善的なものに対して、パロディはそのオリジナルが広く知られていなければ成立しないという違いがある。 それらは勝手にやってもいいのか、といわれると、どこで線引きするのかは難しい。自分で勝手に替え歌を作って口ずさむぶんには、まあ問題ないだろう。しかしそれを別の作品として広く発表したり、販売することで

    創造のサイクルを考える
  • 創造のサイクルを考える

    4月12日、「著作権保護期間の延長問題を考えるフォーラム」のトークイベントが行なわれた。トークイベントとしては今回で2回目だが、三遊亭圓窓師匠の落語を創るプロセス、そしてマイクロソフト 最高技術責任者補佐 楠正憲氏の、なぜソフトウェアが著作権で管理されるに至ったかの経緯などが興味深かった。 落語とプログラム、同じ著作物として著作権法の対象となるコンテンツとして、これほどコントラストの高い組み合わせは珍しい。ここで筆者も、テレビ番組やPVといった映像作品の制作のプロセスを、自らの体験をふまえながら考えてみたい。 トークイベントではコーディネーターの金正勲先生が、クリエイターとしての創造性はまったくゼロから作り出すものと、既存にあるものを組み合わせる2つのパターンがあると、質問の口火を切られた。筆者は現在のようなモノカキになるまで、映像クリエイターとして17~8年現役でやってきたわけだが、映像

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  • “2ch再生徹底的こだわり”のサウンドカード――オンキヨー

    オンキヨーは3月3日、2ch音楽再生に特化したサウンドカード「WAVIO SE-90PCI」を発表、3月下旬より発売する。価格はオープンプライス、予想実売価格は1万円前後。 SE-90PCIは、オーディオコントローラにVIA Envy24MTを採用し、2005年3月現在業界初となる24ビット/192kHz光デジタル出力に対応する、2ch音楽再生に特化しその再生品質に徹底的にこだわったというPCIサウンドカード。 主な特徴として、 アナログ出力部の完全シンメトリ(左右対象)配置 銅バスプレート実装 要所に高品位パーツ採用 24ビット/192kHz光デジタル出力端子装備 パルスノイズ除去回路「VLSC」装備 が挙げられる。 2ch再生に特化した設計がなされることで、アナログ出力部をL/Rの各chの構成パーツを左右対称に配置させ、かつ銅バスプレートの実装によりグラウンド強化がなされることで信号が

    “2ch再生徹底的こだわり”のサウンドカード――オンキヨー
  • 比べて分かる、音の明瞭度――PC音楽派向けサウンドカード「SE-90PCI」を試す

    比べて分かる、音の明瞭度――PC音楽派向けサウンドカード「SE-90PCI」を試す:サウンドカード(4/4 ページ) オンボードのそれと比べると、やはり音の明瞭度が違うと分かる 今回、手持ちのオンボードサウンドとUSBオーディオデバイス、手持ちのオーディオアンプ+スピーカーのほか、前述の「GX-77M」にも出力してみることも含めて各々のアナログ/デジタル出力と聴き比べてみた。 まず試聴したのは、普段聴くことが多いと思われる音楽CDやMP3(平均300Kbps程度のファイル)だ。この場合、もともとのソース自体が16ビット/44.1kHzにとどまることになるが、筆者のつたない耳でも、さすがにチップセット内蔵のサウンド機能とは、大きな差が感じられた。当然ながらオンボードでも表立って雑音が混じるわけではないが、やはり音の明瞭度が違う。 USBオーディオデバイスと比べた場合は、チップセット内蔵のそれ

    比べて分かる、音の明瞭度――PC音楽派向けサウンドカード「SE-90PCI」を試す
  • 比べて分かる、音の明瞭度――PC音楽派向けサウンドカード「SE-90PCI」を試す

    24ビット/192kHzでのデジタル出力も可能 この拡張設定では、デジタル出力の切り替えとサンプリングレートの選択が可能となっている。デジタル出力ではそのオン/オフに加えて「PCMのみ出力」「AC-3のみ出力」「自動選択」といった設定が可能だ。「PCMのみ出力」以外にしておけば、ステレオPCMだけでなくAC-3のパススルー出力も可能。しかしこの場合は、いずれもサンプリングレートが48kHzに固定される。 手持ちのDVD再生ソフトで試してみたところ、表示されているAC-3だけでなく、DTSパススルーも問題なく行われるようだ。リニアPCMのみの出力なら、サンプリングレート設定で96kHzや192kHzも選べるようになるが、当然ながら、音声ファイルや再生ソフトウェアがこのサンプリングレートに対応していなければこの機能は活かせない。 また、24ビット/192kHzでのデジタル音声出力が可能といって

    比べて分かる、音の明瞭度――PC音楽派向けサウンドカード「SE-90PCI」を試す
  • 比べて分かる、音の明瞭度――PC音楽派向けサウンドカード「SE-90PCI」を試す

    シンメトリレイアウトのアナログ出力部 カード上にはEnvy24MTのほか、多数の電解コンデンサがひしめきあう。そのほとんどがアナログ出力の品質向上のためのもので、基板上にシンメトリ(線対称)に配置されているのがこだわりポイントの1つだという。SE-150PCIも同様にシンメトリレイアウトだったが、SE-90PCIでは構造がシンプルになっているぶん、見た目により明確だ。

    比べて分かる、音の明瞭度――PC音楽派向けサウンドカード「SE-90PCI」を試す
  • 比べて分かる、音の明瞭度――PC音楽派向けサウンドカード「SE-90PCI」を試す

    比べて分かる、音の明瞭度――PC音楽派向けサウンドカード「SE-90PCI」を試す:サウンドカード(1/4 ページ) 一般的なPCユーザーにとって、サウンドカードを購入するという機会は減っているに違いない。ノートPCはもちろん、デスクトップPCの場合でもマザーカードに搭載されているチップセットのサウンド機能で済ませてしまうケースが多くなっているためだ。もちろん標準と言ってもアナログ音声出力だけでなく、S/PDIFデジタル出力や多チャネル出力まで搭載しているものも多い。つまりサウンドカードを購入するのは、高音質での入出力が必要なユーザーが中心と言える。とくにデジタルレコーディングやDTMを行うような人たちだ。 しかし、オンキヨーが発売したPCI内蔵タイプのサウンドカード「SE-90PCI」は、そういう事情とは少し異なる方向性を持っている。 上位機種といえる同社「SE-150PCI」で備えられ

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  • オーディオと音楽の本質

    ――具体的にはどんなセットになっているのですか? 麻倉氏: 例えば、ジャズをジャズらしく聴かせてくれるスピーカーというのがあるんです。私が選んだのは、JBLの4312D。ハッキリとしたコントラスト感と音の立ち上がりの素早さ、そしてやや土臭いが重量感ある押し出しの強さ。この表現力というのは、ジャズにピッタリなのです。このシステムは好評で、人気も高いそうです。 またドイツ・ELACのスピーカーを組み合わせた提案は、室内楽を好むユーザーに向けたヴァイオリンセット。音の滑らかさ/きめ細かさ/中高域の反応の素早さなどといったELACの特徴を備え、自然さや空気感が非常によく出るスピーカーで、モーツァルトのヴァイオリンソナタなどでは演奏者の息づかいまで感じられます。 現在は新宿西口店と有楽町店のみにコーナーがありますが、将来的には全国展開していくようです。 ――メーカーに望むことは? 麻倉氏: 今回、さ

    オーディオと音楽の本質
  • オーディオと音楽の本質

    ――「和声の魅力」というのもありますよね。 麻倉氏: 和声感覚も身に付けると、音楽を聴くことが楽しくなります。 トニック(主和音)――→サブドミナント(下属和音)――→ドミナント(属和音)――→トニックに代表されるカデンツ(和声進行構造)の知識と転調に関する理解があると、ソナタ形式が面白いように分かりますし、その遠くの延長である現代のポピュラー音楽の成り立ちまで、分かってきます。 音楽とは時間と記憶の芸術ですね。記憶を多く獲得した音こそが、ヒットします。だから、記憶をサポートする「形式」は、戦略的にきわめて重要な作曲の武器なのです。 形式の王様は「ソナタ」です。主題を示す呈示部、発展する展開部、主題に復帰する再現部と時間を追って演奏されていきますが、聴きどころは、展開部です。主題がこのままどうなっちゃうのと心配するほどの驚くほどの変化を見せ、はちゃめちゃになってしまうのですが、実は再現部で

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