マドリード（ＣＮＮ）　１９世紀初頭にスペインの軍艦とともに大西洋に沈んだ財宝をめぐり、米サルベージ会社とスペイン政府が所有権を争っていた問題で、米ジョージア州アトランタの連邦控訴裁判所は３１日、サルベージ会社からの申し立てを棄却した。 問題の財宝は、２００７年に米国の深海サルベージ会社「オデッセイ海洋探査」が発見して引き揚げた大量の金貨や銀貨（推定価値は５億ドル）。同社は財宝の所有権を主張、米国内の秘密の安全な場所に運んだとしていた。 そこで、同じく財宝の所有権を主張するスペイン政府が米フロリダ州タンパの連邦地方裁判所に訴えを起こしていた。 スペインの主張によれば、問題の船はスペイン海軍の艦船で、１８０４年にペルーからスペインに向かって航行中、ポルトガル沖で英軍の攻撃に遭って沈没したという。 連邦地裁は２００９年、スペインの主張を認める判決を下したがオデッセイ社が控訴。控訴裁判所も昨年９月

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東日本大震災を受け、岩手県が仮設住宅と雇用促進住宅で生活する被災者へアンケートしたところ、回答した６１３世帯の６０％以上が年間収入３００万円以下だったことが分かった。希望する住まいへの転居の時期は、いずれも３０％前後が「決まっていない」と答えた。　県建築住宅課は「市町村の復興計画が決まっても、経済的困窮などで将来を決められない被災者がいることが分かった。市町村にも情報提供し、連携して支援したい」としている。　アンケートは昨年１２月に実施。７月に続き２回目で、７月下旬以降に仮設住宅に入居した３３９世帯（回収率５６・７％）と雇用促進住宅２７４世帯（同６２・４％）から回答を得た。　仮設住宅の世帯年収は４８・４％が２００万円以下で、２００万～３００万円が１７・１％。雇用促進住宅の世帯は２００万円以下が３６・９％、２００万～３００万円が２５・９％だった。

鳥取県境港市の夢みなとタワーで、同市観光協会が運営する物産センター「みなとまち商店街」が、今年度の「プロが選ぶ土産物施設１００選」（旅行新聞社主催）に１３年連続で選ばれた。旅行業者らが“プロの目”で、レトロなムードや接客マナーなどを高く評価した。　旅行新聞社は毎年、「プロが選ぶ日本のホテル・旅館１００選」と同時に、観光・食事、土産物施設の各部門も１００選を選考し、発表している。土産物施設部門は中四国９県で１２施設が選出され、今年は鳥取県内から「みなとまち商店街」を含む６施設、島根県から「カラコロ工房」（松江市）など３施設が入った。　みなとまち商店街は、境港市で開催された「山陰・夢みなと博覧会」（平成９年）の跡地利用として、１１年５月に同タワー１階フロアにオープン。大正、昭和初期の架空の港町をイメージした店舗が並び、レトルトの「鳥取カレー」や妖怪まんじゅうなど県内の土産物約４千点を販売してい

気仙沼市で震災後にオープンした仮設商店街が集客に苦戦している。営業を再開した商店のほとんどが、海側に集中しているのに対し、仮設住宅の多くは、津波に備えて山側に建てられているため、手軽に買い物に来られないことが大きな要因となっている。 同市では震災以降、仮設商店街が６か所にオープンした。「気仙沼復興商店街」は昨年末、市中心部に５１店舗が入る被災地最大級の仮設商店街として営業を始めた。年末年始にも重なり、当初は多くの人出でにぎわったが、わずか１か月後の１月末の週末には、買い物客の姿は数えられるほどになった。同商店街の村上力男会長（７０）は「飲食店はまだボランティアなど市外の客でもっているが、物販店には仮設住宅からわざわざ買いに来ない」とこぼす。 市内で最も早く１１月に開業した「復興屋台村　気仙沼横丁」でも、市外の客が６、７割。「ボランティアはどんどん減っているし、やがては工事関係者も離れていく

｜HOME｜　　/ 主要 / 社会 / 政治 / 経済 / 国際 / / スポーツ / 暮らし・話題 / 文化・芸能 / 科学・環境・健康 / Tweet 2012年02月03日 インフラずさん管理で改善を勧告　 総務省が国交省に 港湾、空港、河川など社会インフラの維持管理について総務省が調査したところ、法令などに基づく定期点検を実施していない港湾が調査対象の７割超に上るなど、ずさんな実態が３日、明らかになった。点検で必要とされた補修をせず放置している例も多数あり、地震で損傷するなど災害時に被害が大きくなる恐れもあることから、総務省は同日、国土交通省に改善を勧告した。 国内インフラの多くは高度成長期に整備され、今後急増する老朽化施設の維持や更新が課題。総務省は安心安全やコスト縮減の観点で効率的な管理ができているかについて港湾などの施設を抽出調査した。

はごろも <2831> [東証２] が2月3日大引け後(15:30)、12年3月期の連結営業損益を従来予想の6億円の黒字→1億円の赤字(前期は13億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。 会社側からの【修正の理由】 売上高については、東日本大震災後に一時販売を休止した製品が、再開後も販売機会が減少した影響等により、前回予想を下回る見込みです。　また、上記売上高の減少に加え、主原料のきはだ鮪・かつおの価格が第３四半期以降も想定を上回る高値で推移していることから、売上総利益が減少する見込みです。これらにより、営業利益・経常利益・当期純利益は前回予想を下回る見込みです。注） »続く

Author:あゆみづき 漁火パークの日記へようこそ！ うちの看板娘です。どうぞよろしくね。 人気ブログランキングにも、クリックをお願いします。↓ リンク " target="_blank">東北＠連帯管理画面 このブログをリンクに追加する ただいまの訪問者数

宮城県気仙沼市の名物食堂として親しまれていた「かもめ食堂」が２日、横浜市港北区の新横浜ラーメン博物館に復活した。 後継者不在で６年前に閉店し、空き店舗が津波で流されたが、「気仙沼の復興のシンボルに」と、気仙沼市出身で東京都などでラーメン店を営む千葉憲二さん（６０）が出店した。当時の店の写真を参考に作った看板を掲げ、かつての気仙沼の様子を伝える写真を店内に飾った。 横浜市港北区の会社員石橋重則さん（４４）は「懐かしさがある優しい味だった。復興につながるようにまた来たい」と話していた。

河北新報の震災報道をドラマ化　テレビ東京系で３月４日放送 東日本大震災発生当日の号外を含め、河北新報は一日も欠かさず新聞を発行し続けました。河北新報が被災した直後の舞台裏を描いたテレビ東京のドラマ「それでも伝えたい…がれきの中の新聞社（仮）」を３月４日(日)夜に同局系列の６局で放送します。 文芸春秋から昨年秋に出版された「河北新報のいちばん長い日」をベースにドラマ化します。３月１１日（日）午後９時からはＢＳジャパンでも放送予定です。 河北新報の取材部門を指揮する報道部長や報道部の女性記者、津波で甚大な被害を受けた新聞販売店一家の行動を軸に、未曽有の大災害に直面した地元メディアの苦闘を再現します。 ジャーナリストの池上彰さんがドラマのナビゲーターを務めます。出演者は後日、発表する予定です。

３日朝の県内は各地で厳しい冷え込みとなり、陸前高田と大船渡で氷点下１１・０度、久慈で同１１・１度、小本で同１４・８度など、沿岸部を中心に今季最低となった。薮川は同２１・４度、盛岡は同１０・３度だった。

東日本大震災で甚大な被害を受けた陸前高田市のホテル「高田松原シーサイド・キャピタルホテル１０００」が、来年３月再開を目指し同市高田町の長砂地区に移転、再建されることが分かった。同ホテルを運営する第三セクター陸前高田地域振興（小山剛令（よしのり）社長）が中心となって出資、設立予定の新会社が経営する。当初は新規雇用を含む２０人態勢で再開する予定で、将来的な増設も検討している。 再建されるホテルは３月に着工し、来年２月に完成予定。総事業費は約６億２千万円。敷地面積約３千平方メートルに鉄骨３階建てで建設する。部屋数は被災前よりも５部屋少ない３０部屋で、最大９０人の宿泊が可能。現在は基本設計段階だが宴会場も設ける見通しで増設も検討している。 雇用は震災前の約４０人から半減の約２０人（うち再雇用約１０人）でスタートするが、今後は増員予定。地元の女性を中心に採用し、きめ細かい接遇ができるホテル経営を目指

東日本大震災で債務超過が膨らみ解散する大槌町漁協（倉沢重司組合長）の事業を引き継ぐ新組合の設立準備会が２日開かれ、名称を「新おおつち漁協」とすることなどを盛り込んだ定款案を作成、年度内の発足に向けて１７日に創立総会を開くことを決めた。 同町吉里吉里の現漁協仮事務所で非公開で開かれ、発起人２５人が出席した。 発起人会は今後、現組合員約８００人に創立総会の招集通知を発送し、加入申し込みを受け付ける。同町は震災の犠牲者や町外転出者が多く、漁業の担い手も高齢化が進んでいただけに、新組合にどれだけの参画があるか注目される。

1月29日（日）、本学学生・教職員11名が、気仙沼市内の仮設住宅支援に行ってきました。 こちらの仮設住宅に伺うのは今回が2回目でした。 （前回の報告はこちら→http://flat.kahoku.co.jp/u/volunteer17/dtKjmR14snHDaz2ifg95/） 到着してみると、内陸にある仮設住宅なので、日陰のほうには雪が残って凍り付いていました。 これを砕いて取り除くのもこの日の仕事です。 一方、炊き出しの準備も進めます。 学生も教職員も協力して、焼きそばを作ります。 この日は中国からの留学生2名も参加してくれました。 第一弾は、塩焼きそば。なかなか好評でした。 第二弾～第四弾は、王道のソース焼きそば。 完成した焼きそばは、集会所で、入居者の方々といっしょにいただきました。 集会所に来られなかった方々には、一軒一軒訪問して、焼きそばを配りました。

７０年ぶりに富士河口湖町の西湖でクニマスが確認されたことを受け、西湖で捕獲したマスの人工授精を行っている県水産技術センター忍野支所で１日、クニマスの産卵期に近い、昨年１…  　続きは山梨日日新聞紙面または山日携帯サイトでご覧になれます。

尾鷲市で作られるサンマやカマスなどの姿ずしを「尾鷲さかな寿司」としてＰＲするため、同市は９地区のレシピで作った姿ずしを食べ比べる交流会を市内で開いた。 姿ずしは郷土料理として、特に沿岸部で作られるが、地区によって薬味や味付けが異なる。市は各地区の姿ずしの特徴をまとめ、観光客に紹介しようと、９団体に参加を呼びかけた。 参加者はそれぞれの地区に伝わる方法で魚や酢飯を用意し、手際よく仕上げた。定置網漁が盛んな地区ではよくとれるアジを使うことが多い。魚が傷みにくいよう、梅酢を加える地区もある。また、頭を付けたまま作る、酢飯を多めに握るなど、見た目にも違いがあった。 「魚は酢で洗ってから骨を抜くときれいに仕上がる」と、作り方のこつを紹介した団体もあり、参加者は興味深そうに聞きながら食べ比べていた。 アドバイザーとして参加した三重中京大特別研究員の馬場啓子さん（６１）は「尾鷲市内だけでもこんなに作り方

さぬき市の志度湾でカキの水揚げが好調だ。すでに過去２年の年間量を上回った。ぷりぷりと大粒で、初めて出荷された東京・築地での評価も高い。地元の鴨庄（かも・しょう）漁協はブランド化をめざし、「源内かき」の名で商標登録を申請している。 １月３０日、志度湾を望む作業小屋で、カキ養殖業の多田将人さん（４８）が家族３人とカキを殻から外していた。夜中から半日で約７０キロをむく。「今年は大きい。ほら、これなんか１個で５０グラムぐらいあるぞ」 鴨庄漁協のカキ水揚げ量は、２００４年度９７トンだったが、０９年度に３８トン、１０年度は３９トン。海中の栄養不足が原因とみられる。今シーズンは昨年９月の台風で栄養が豊富になり、大粒に育った。１月までに５６トンを水揚げした。３月下旬まで。１日に６００キロを出荷する。 県内流通が主だったが、今シーズンから３分の１を東京・築地の水産卸売会社「中央魚類」にも出荷している。

喜屋武に水産振興拠点　生き餌供給体制確立へ Tweet 糸満市水産業振興センター（仮称）のイメージ図 [画像を拡大] 経済 2012年2月3日 10時14分(2時間14分前に更新) 【糸満】糸満市は、同市喜屋武に移転する県水産海洋研究センターと連携して水産業振興を図る目的で、隣接地に「市水産業振興センター（仮称）」の整備計画を進めている。栽培養殖や種苗生産技術の導入、収益性が見込まれる新たな水産業の起業支援などを担い、漁業活性化に不可欠な生き餌の養殖・供給体制の確立も目指す。関係者らは産学官連携による技術開発や流通形態の多様化を期待。２０１３年度にも着工し、１６年度に運用開始したい考え。 水産関係者らによると、生き餌は冷凍餌に比べてコスト高だが、マグロ漁などで漁獲量に大きな差が出る。県内では供給体制が確立されておらず、沖縄近海で操業する漁船も生き餌確保のため鹿児島県などに寄港しており、県内

富山市の１世帯あたりの年間支出額（２０１０年）が、昆布、ブリ、魚介の漬物などで全国１位になった。総務省の２０１０年家計調査でわかった。昆布は５１年連続、ブリは３９年連続で全国トップ。県統計調査課は「豊富な魚介類があり、昆布料理の文化が根強いためではないか」としている。 １０年家計調査は、富山市の１０４世帯を含む全国８８２１世帯を調べた。うち、２人以上の世帯は富山市で９６世帯、全国で８０７６世帯だった。 富山市の２人以上世帯の年間支出額は、０８～１０年の平均でみると、昆布２６８５円（全国平均１１３６円）、ブリ９８３１円（同３２４９円）、イカ５１６９円（同２６８１円）、昆布締めなど魚介の漬物７４８２円（同３０４９円）などで全国平均を大きく上回って首位。富山市民の魚介好きが浮き彫りとなった。 また、世帯主が会社や官公庁などに勤めている２人以上の勤労者世帯の１か月平均の可処分所得（全国平均４２万９

東日本大震災に匹敵するマグニチュード（Ｍ）９級の超巨大地震が北海道から三陸沖の太平洋で過去３５００年間に７回以上発生、大津波が沿岸を繰り返し襲っていたことが平川一臣北海道大特任教授（自然地理学）の調査で分かった。４つの震源域　北海道根室市－宮城県気仙沼市の４００地点以上で確認された津波堆積物の年代比較で、東日本大震災を除く７回分の年代が沿岸全域でほぼ一致。調査結果から千島海溝と日本海溝沿いに震源域が４つあると推定、７回のうち、約２４００年前と約３５００年前は複数の震源域が同時に活動した可能性があるとしている。　平川特任教授は「４つの震源域は数百～１０００年の異なる間隔で地震を繰り返しており、同時や連続発生もあり得る。沿岸地域は常に４方向からの津波を警戒しておくべきだ」と話しており、各地の防災、避難計画に大きな影響を与えそうだ。　平川特任教授は、堆積物の位置から津波の高さを推定できる海岸沿い

島の魚、目で舌で満喫　八丈島職員が授業　愛南 愛南町と「ぎょしょく教育」を通じて交流している東京都の職員が２日、愛南町御荘平城の平城小学校で出前授業を開いた。 　東京都は２００９年度からぎょしょく普及事業を進めており、愛南での授業は２回目。同日は八丈島にある八丈支庁の永田真水産係長（４９）が、島の漁業について説明した。 　授業には４年生５５人が参加。カツオの「ひき縄漁業」の説明では、児童４人が実際の仕掛けを使って漁を体験。漁師に扮（ふん）した児童が、潜行板や疑似餌を操り、カツオ役の児童を見事に釣り上げた。また、八丈島で捕れる世界で一番大きいハマトビウオの実物を見て、児童らは「羽がきれい」「大きい」と驚いていた。トビウオ漁の様子をビデオで見た池田昂輝君（１０）は「魚が飛ぶ様子が面白かった。網にトビウオがいっぱいかかっているのもすごかった」と話した。給食ではトビウオのつみれ汁に舌鼓を打った。

海苔というのは薄くて軽くて、四角にカットされている。食品なのにまるで紙みたいだ。 それなら、海苔をファイリングしてちょっと持ち出すというのはどうだろう。

トップ > 社会 > 速報ニュース一覧 > 記事 【社会】 三河湾浄化、滋賀県に協力要請へ　 2012年2月3日 09時06分 新年度から「三河湾環境再生プロジェクト」に乗り出す愛知県は、琵琶湖の浄化に努めてきた滋賀県と協力し、環境再生を担うＮＰＯとの交流を深める。夏ごろにも三河湾沿岸でシンポジウムを開く予定で、大村秀章知事が近く、嘉田由紀子滋賀県知事と会談し、協力を正式に申し入れる。長い歴史がある琵琶湖浄化のノウハウを取り入れ、三河湾を美しい海によみがえらせる。　知多半島や渥美半島に囲まれた三河湾は、海水が入れ替わりにくい閉鎖性水域とされる。汚れがたまりやすい性質は琵琶湖に似ており、面積も三河湾が６００平方キロ、琵琶湖が６７０平方キロと大きな違いがない。　三河湾は赤潮被害に悩まされてきたが、琵琶湖でも１９７０年代から、赤潮との戦いを官民一体で進めてきた。全国に先駆けて合成洗剤追放運動を始

午後からは、仙台市で国土交通省仙台河川国道事務所と宮城県庁との約束があり、一ノ関まで特急バスで１時間、一ノ関から新幹線で仙台まで30分。仙台駅からはバスでの移動となり、最低でも２時間超はかかる。すでに10時半を過ぎており、取材時間も限られるなかで、工事現場の取材は断念せざるをえなかった。市から道に不慣れで時間がないことを説明すると、土地勘のある運転手のタクシーで見てまわることを勧められた。そこで、タクシーを貸し切る形で、気仙沼湾をまたぐ形の架橋が予定されている現場と、唐桑道路を見てまわることにした。 「たすけ合い市民一丸　気仙沼」と書かれたのぼりがいたるところに掲げられた商店街を見て周りながら、電話で被災現場や三陸道の工事区間に詳しい運転手の方をお願いした。 市役所の前を通る県道を抜けると、すぐ気仙沼湾が見えてきた。運転手さんのガイドを受けながら港沿いの状況を見て回ったが、やはり実際に被災

茅ヶ崎産のわかめやひじきをＰＲする「初摘み・生わかめまつり」が２月４日（土）に午前９時から午後０時30分まで茅ヶ崎漁港荷捌き所で行われる。売切れ次第終了。２回目となるこの催し。昨年はえぼし岩周辺で養殖した生わかめに長蛇の列が出来た。今年のわかめは１０００kgを予定しており、１袋５００円で販売。また、「わかめそば」の販売や茅ヶ崎青年会議所のメンバーによる生わかめの試食提供なども行う。 　会場までのアクセスは茅ヶ崎駅南口から徒歩20分程度（駐車場の台数には限りがある）。問合せは一般社団法人茅ヶ崎市観光協会【電話】０４６７・８４・０３７７  ...

海陽町や牟岐町など県南部の沖合で、四国や本州では上陸する姿を見ることがないアオウミガメが、今年度は数多く漁網に掛かり、確認されている。アオウミガメの生態を研究している牟岐町の「モラスコむぎ」の漁師さんの水族館に昨年度、網に掛かったと情報が寄せられたのは７匹。しかし、今年度は１月末までに３４匹と急増。５倍近い情報が寄せられた。（北村重明） 同水族館は昨年１月、県南部の漁協の掲示板５か所に、「ウミガメが網にかかったときは、連絡してほしい」と書いたポスターを貼り出した。 神谷良成飼育員（２８）は漁協などから連絡を受けると保護に向かい、魚などと一緒に網に掛かったアオウミガメの状態を確認。追跡調査のためのタグを取り付け、同館前の小島の浜から海に戻している。 アオウミガメは頭が小さく、腹部や手足の周りが白いのが特徴。成長すると体長１メートルほどになる。カニやエビ、貝類、魚などを食べるアカウミガメに対し

【宇都宮】宇都宮ロータリークラブ（青木直樹会長）は、近く東日本大震災で壊滅的な被害を受けた宮城県の気仙沼漁協に２トントラック２台を寄贈する。「一日も早く復興してほしい」とのメッセージも合わせて現地に届けようと２日、西小（手塚英男校長）の協力を得て、児童全員の手形を車体にペインティングした。 同クラブは１月に創立60周年を迎え、記念事業として震災復興支援プロジェクトの実施を決めた。交流のあった気仙沼南ロータリークラブを通し、漁協がトラックを必要としていることを知り、贈ることにしたという。 60周年記念委員会（岡崎善胤委員長）のメンバーが、トラックの車体に将来を担う子どもたちのメッセージを描こう、とのアイデアを思いつき、西小に協力を依頼。同校は漁業の町にちなみ、児童２１４人全員の手形を魚のうろこに見立てたデザインを考えた。 ２日の臨時朝会で、青木会長が児童を前に「現地の子どもたちが安心し

水産庁がまとめた次期水産基本計画の骨子案が２日、分かった。東日本大震災からの漁業復興は「単なる現状復旧にとどまらない新たな復興の姿を目指す」とする基本理念を明記した。沿岸漁業は、民間企業との連携を強化し、資本や技術などの積極的な導入を推進するとした。現行計画は２００７年３月に策定。情勢の変化を勘案し、５年ごとに変更する。水産庁は今回の骨子案を３日に公表する予定で、３月中の閣議決定を目指す。

愛知、三重両県で、漁業者以外に使用が禁止されている道具を使ったとして、潮干狩り客らが検挙されるケースが大幅に増えている。第４管区海上保安本部のまとめによると、１１年は書類送検件数が年間１４１件に上り、前年の７６件からほぼ倍増した。熊手に網やかごを付けた「じょれん」と呼ばれる道具を使うケースが急増したという。 「じょれん」は一度に大量のアサリやハマグリなどの貝類を採ることができる。しかし、水産資源保護のため、０９年に三重県、１０年に愛知県が漁業者以外の使用を禁じた。違反すると県漁業調整規則違反に問われる。 これまで４管は、じょれん使用の違反を見つけても指導や警告にとどめることが多かったが、１１年は違反者を積極的に取り締まる方針を打ち出した。４～５月の大型連休を中心に集中的に検挙。１４１件のうち、じょれんを使うことで漁業権を侵害したと見なされ、漁業法違反の疑いで書類送検されたケースも９５件と前

日南市の南郷漁協に所属するカツオ一本釣り漁船が２日、南方での操業に向けて目井津港を出港した。同市はカツオ一本釣り漁の水揚げ日本一を誇る港町。目井津港は漁具を仕込む船員らで久しぶりに活気づいた。 南郷漁協には市内の４漁協で最も多い１５隻のカツオ一本釣り漁船が所属する。この日、出港したのは２隻で、南西諸島や沖縄近海で１週間ほど漁をして、目井津港に初ガツオを水揚げする。他の漁船も来週中に出漁し、８～１１月には北上するカツオを追って、三陸沖で操業する。 同漁協によると、マグロを含む昨年２～１１月の水揚げ量は前年並みの１万５３７２トンで、水揚げ高は４６億１６００万円。三陸沖の漁で水揚げする宮城県の気仙沼港は東日本大震災で被災したが、復旧を待つ間、千葉県・房総半島沖のビンチョウマグロ漁でしのいだ。福島第一原発事故の風評被害による値崩れはなかったという。 ５日に出港する予定の「八号三代丸」（１１９トン、