東京湾でわかめの名品が養殖されていることをご存じだろうか。「きょうは神奈川県横須賀市の三浦半島の付け根、新安浦漁港に来ています。春を知らせるこのわかめ、東京港の横須賀と横浜で養殖されているのです。葉の部分の切れ込みが浅くて肉厚でプリプリの絶品なんです」とレポーターの篠山輝信（タレント）が伝えた。 うどんに練り込んだり、おにぎりを巻いたり…しらすも和えてパスタもいける 新安浦で採れるプレミアムわかめは漁港の沖合に浮かぶ無人島「猿島」で養殖されている。周囲1・7キロの猿島は明治時代に砲台が築かれた要塞だった。いまだに自然が豊かで、周辺の海はリンや窒素が豊富なためジャンボわかめが年間100トンは採れる真冬のいまが旬だ。 収穫したわかめは形を整えて茹で、海水で冷やして干す。養殖漁師の譲原亮さんが黒々とした生わかめを熱湯に通すと一瞬で鮮やかな緑色に変わる。「茹ですぎると赤くなっちゃう」 ゆでたてを篠

飲食店の運営や設計・施工などを手掛けるスパイスワークス（港区）は2月26日、市ケ谷・左内坂にカキ専門店「かき殻荘」（新宿区市谷田町1、TEL 03-6265-0586）をオープンする。店舗面積は16坪。席数は36席。 テーブルに「蒸しかき」用の鉄板を設置 日本全国32カ所以上からそのとき最もおいしく食べられるカキを仕入れ、「焼く」「揚げる」「蒸す」などさまざまな調理法で仕上げたカキ料理をメーンに提供する同店。魚介バル「sasaya380」をリニューアルする形でオープンした。30～50代のビジネスマンをメーンターゲットに据え、客単価は3,800円を見込む。 主なメニューは、テーブルにセットされた鉄板を使いバケツで提供されるカキを豪快に蒸し上げて食べる「蒸しかき」（1キロ、1,888円）をはじめ、全国から届く「生カキ」（418円～）、「カキのアヒージョ」「カキフライ」（以上733円）、「マグロ

陸前高田市の高田東中（菅野次郎校長、生徒１９３人）の２年生約６０人は２６日、同市米崎町の脇ノ沢漁港でカキの収穫祭を開いた。一昨年５月からカキ養殖を体験している生徒らは、成長した「広田湾の恵み」を収穫し、地元漁業への理解を深めた。 生徒は漁港から約１・５キロ沖合の養殖棚で、講師の大和田晴男さん（６１）ら広田湾漁協の漁業者とカキを水揚げ。大和田さんによると、雪解け水が海に入る時季は実入りが良くなるといい、水揚げした殻の大きさは例年以上。２０センチを超えるものも多く、生徒から「大きい」と歓声が上がった。 作業場で洗浄、殻むきを行い、生や蒸し焼きで味わった。殻むきを手早くできるようになった男子生徒は「自分の手やカキを傷つけないよう気を付けた。養殖する人の普段の苦労が分かった」、船上で生カキを味わった別の男子生徒も「濃厚な味だった。海は時に怖い存在だが、生きる上では大切なもの。海に感謝したい」と話し

２５日夜、気仙沼市の沖合で漁船の乗組員の男性の行方が分からなくなり、男性が誤って海に転落したとみて海上保安部が捜索を続けています。 ２５日午後７時すぎ、気仙沼市の沖合に漁に出ていた漁船の第六十八日光丸から「乗組員がいなくなった」と通報がありました。 宮城海上保安部によりますと、行方が分からなくなったのは北海道に住む５７歳の男性で、２５日は船長など４人とともにおよそ３５キロの沖合の海上で漁をして気仙沼港に戻る途中だったということです。 男性は、当時、救命胴衣を着けないまま、船尾の近くで１人で漁具の片付けをしていたということです。 海上保安部は、男性が誤って海に落ちたとみて仲間の漁船２４隻とともに日没まで行方を捜しましたが、手がかりは見つかっていないということです。 海上保安部は巡視艇１隻を出して夜を徹して捜索を続けることにしています。

大阪・堺の大衆食堂に「飯炊き仙人」と呼ばれる店主がいる。村嶋孟（つとむ）さん、８３歳。炊きたての白米にこだわり、半世紀。銀シャリの達人は５月で引退する。　路面電車が走る阪堺線の寺地町駅から歩いて３分。堺市堺区の住宅街に「銀シャリ屋ゲコ亭」はある。　戸を開けて右手に２６席、左手にオープンキッチン。奥にあるレンガ造りのかまどの前が仕事場だ。　毎朝、午前５時から米を研ぎ始める。さっぱりした味わいでおかずに合う仙台産のササニシキ。７時半から飯炊きに取りかかる。　火加減は弱火で６分。強火で５～７分、少し弱めてまた５～６分。沸騰してきたらフタを回し、噴きこぼれないよう目配りする。最後に強火で水気を飛ばす。　「１に水、２に水、３に水」が飯炊きのコツ。素焼きのかめに水をためて炭を沈ませ、一晩寝かせることで味が柔らかくなる。米を水に浸す時間や炊く時の水加減も味を決める。

東日本大震災から間もなく３年。宮城県気仙沼市の男性が避難先の大阪で、感謝を込めた料理作りに携わっている。関西版「気仙沼さんまカレー」だ。　今春、故郷に戻る後藤哲（さとる）さん（４３）。「大阪に恩返しをしたい」と考え、気仙沼の名産・サンマでカレーができないか、と知り合いのシェフに持ちかけた。　ほんのり甘いトマトベースのルーとサンマのつみれの一体感は絶妙で、１皿５００円。３月１１日まで、大阪・キタのバー「ジャスティス」で味わえる。

「同性婚できないのは違憲」同性カップルが、国を初の提訴へ。木村草太さん「憲法は同性婚を否定していない」

東日本大震災の津波で、養殖施設などが壊滅した岩手・陸前高田市で、中学生が、自分たちで育てたカキを収穫した。 養殖カキの収穫をしたのは、高田東中学校の2年生59人。 生徒たちは、震災のあった翌年の5月に、カキの稚貝をロープに挟み込み、養殖いかだにつるして育ててきた。 26日は、午前9時に漁船に乗り込み、漁師に手伝ってもらいながら、海中から、カキを引き揚げた。 収穫したカキは、15cmほどに成長していて、専用の道具を使い、1つひとつ分ける作業に汗を流した。 生徒は、「自分たちの土地が、やっと復旧してきて、自分たちも、支えられた分、もっと頑張らなくちゃと。身が大きくなっていて、とてもぷりぷりして、おいしかったです」と話した。 広田産のカキは、市場の評価も高く、生徒たちは、ぷりぷりに育った身を、早速味見していた。

トップ > 北陸中日新聞から > 北陸発 > 記事 【北陸発】 勃発「ミズガニ」紛争　今季自粛の石川　福井は県境操業 Tweet mixiチェック 2014年2月26日 福井県特産の越前ガニ（右）とミズガニ 石川と福井の県境付近で、カニをめぐる紛争が急浮上している。火種となっているのは「ミズガニ」と呼ばれる若い雄のズワイガニ。資源保護のため石川県内では急きょ今季の禁漁が決まったが、福井側は「いきなりすぎる」と反発。福井では食卓には欠かせない「県民食」といい、石川県沖を漁場とする船もあるからだ。水面下でくすぶる“北陸冬の陣”の行方は－。（中山洋子） 「何しろ突然の話なので」と戸惑うのは、福井観光コンベンションビューロー（福井市）の木村雅治マネジャーだ。 脱皮してまもないミズガニを福井の人々は「ズボガニ」と呼ぶ。殻がやわらかく身も薄いため、ズボっとむきやすいからという。 石川では食べる習慣は

モランボン株式会社 魚介がサクッとしっとり仕上がるカツレツ提案　フレンチレモンソースでビストロ風の味わいモランボン株式会社（本社：東京都府中市　代表取締役社長：ジョン・ピョンヨリ）では、鮮魚売場向け商品として、魚介を使ったボリュームおかず「カツレツ」が簡単に作れる「Gyo(ハート)han 魚介がおいしい ビストロカツレツ粉」を、3月1日（土）より新発売いたします。＜開発背景＞ 魚や肉、野菜などをバランス良く食べたいという健康志向が高まる一方で、調理の手間や肉料理と比較した時のボリューム感の違いなどから、魚料理のメニュー頻度は低く、特に若年層の魚離れが進んでいます。 そこで、若年層にも魚料理を手軽に食卓に取り入れていただくため、肉料理の人気洋食メニュー「カツレツ」に着目し、調理技術が未熟な若年主婦でもフライパンで簡単に作れる魚介メニューとして、Gyo(ハート)hanシリーズより「魚介がおいし

日本海沿岸でこの冬、全長数メートルの巨大な深海魚が相次いで定置網などにかかっている。いずれも水深数百メートルより深い海域に生息するとされるが、海面近くで泳ぐ姿が目撃されるケースも。めったに見られないことから深海魚の詳しい生態は分かっておらず、専門家は「海流や水温の影響が考えられるが、はっきりした理由は分からない」と首をかしげている。「あれは何だ」。1月28日、秋田県男鹿市の畠漁港内で、水面近く

かき船 かなわ 2月23日にテレビ朝日で放送された「日本！食紀行」（毎週日曜午前6時）は、「ぶちうまい！　幻の広島カキ」として広島県のカキを特集し、広島市のカキ料理店「かき船かなわ」が紹介された。 広島平和記念公園の脇を流れる元安川には、江戸時代の面影を残す「かき船」が浮かぶ。かき船とは、江戸時代に広島から関西へカキを運び、料理を振る舞った船のことをいい、当時の船をそのままのスタイルでお店にした「かき船かなわ」では、美しい川面を眺めながら、広島の冬の風物詩・カキ料理を思う存分に堪能することができる。番組で紹介されたコースメニュー「カキの喰いきり」は、「カキの佃煮」「カキサンド」「カキの塩辛」「カキのさつま揚げ」「カキチーズ」など、前菜にもすべてカキを使う。また、専用のいかだで取れた新鮮な生ガキは、レモンをかけていただく。「カキの天ぷら」「カキフライ」のほか、リンゴの酸味とカキのうまみが

夏の気温、九州南部･奄美は平年並みか高め　鹿児島地方気象台(02/26 06:30) 鹿大、鹿屋体大に３８０１人　国公立２次試験始まる(02/25 23:30) 「信念持ち研究」ＬＥＤ開発・赤崎勇さんが講演　鹿児島市(02/25 23:00) 花植え 不法投棄防止　姶良市シルバー人材センター(02/25 22:00) 獅子島の漁を満喫　漁師らツアー受け入れ開始(02/25 21:00) 「さげもん」で生き生き、活性化にも一助　霧島市の女性グループ(02/25 20:15) 戦前の御殿飾りや薩摩糸びな１６６体展示　志布志のひな人形展(02/25 15:00) 桜島ミュージアムが優秀賞　日本エコツーリズム大賞(02/25 13:00) 鹿児島大、鹿屋体育大　２次試験始まる(02/25 11:54) 伊佐市が自治体クラウド導入　住民情報を外部保管(02/25 11:00) 千代丸・千代鳳が同時幕