記事一覧 身がぷりぷり上質「若狭のかき」 小浜湾で養殖、出荷本格化 (2014年12月11日午後6時20分) 年末を控え出荷が本格化している「若狭のかき」=11日、福井県小浜市仏谷 福井県小浜市を代表する冬の味覚「若狭のかき」の出荷が本格化している。波が静かな小浜湾でじっくりと育ったカキは、ぷりぷりとした食感と磯の香りあふれる逸品。出荷がピークを迎える年末年始に向け、生産者は連日、作業に精を出している。 若狭のかきは、小浜湾で養殖されたカキで、県の特産ブランド品に認定されている。現在は、同市仏谷や甲ケ崎などで、約20軒の漁家が生産に携わっている。 毎年3、4月ごろに稚貝の付いたロープを海に沈め、11月ごろに水揚げする。12月上旬から県漁連小浜支所を通じて出荷するほか、各漁家が直送で販売している。 仏谷では、仏谷漁家組合の9軒が11月末から出荷作業を行っている。40年以上続ける奥城東一