本棚を見ると興奮する『ニッポンの本屋』

楽しい話をしたいので、本屋の話をする。 本屋というのは面白いもので、さまざまな「並べ方」や「ディスプレイの仕方」をしてくる。これ、本屋にとってまちまちで、店主（棚主？）のポリシーみたいなのが透け見えて愉快になる。「おお、この本とその本を並べるのか！？ あえて！」とか「なぜこの棚にそれを置く……そうか！ そういう意味か」なんて呟きながら棚をめぐることになる。 最近一番笑った棚がこれ。下北沢のB＆Bな。 パッと見ると、「食」にまつわる様々な本が並べられている。レシピや食材の歴史や、料理と文化の関係を書いた本だ。フレーム外に、「食べる」にまつわるコミック＆コミックエッセイ、料理の科学などが並んでいた。フィクションとノンフィクションの混ざり具合が絶妙で、いい棚だなーと眺めてたら驚いた。左端に着目してほしい。非常に面白い「食材」を見つけられただろうか。 これ、棚を見る人の目線の動きまで計算して差して

[mugi-yama]

“本のタイトルはタテ書きだから、そいつを見る人は右上から左下に向かって視線を動かす”　ふつう左から見てくと思う（巻数物とか左→右に並べる）ので、カニバリズム論は右端の方がいいと思った

[ivory_rene]

"本屋に行くことは、知のスナップショットを撮ることになる"

[hanihanimaru]

最強が「東京堂書店神保町店」は全く同意見。あの一階の新刊台は凄いし、エスカレータ脇の特集コーナーも視点が面白い。二階から上もディープな品揃えで、普段馴染みのないジャンルでも見ていて楽しい

[prdxa]

表紙の本屋西荻の今野書店だ

[ornith]

“本屋に行くことは、知のスナップショットを撮ることになる”

[Guro]

“（いっぽう驚きしかない松丸本舗を閉めたのは残念至極なり）”