著作権切れの意義って、そういうことじゃないでしょ。

1． コンプリート・シャーロック・ホームズ（はてブ） 原本は著作権が切れているので、新たに訳して無料で公開しているというウェブサイト。はてブでは大歓迎されているが、「読みにくいから青空文庫に入れてほしい」みたいな意見も散見される。青空文庫の難点は、新訳を敢行した訳者への名誉の分配が期待できない点にあると思う。「Toko&Tonさんすごい」ではなく、「青空文庫すごい」になってしまうことが、容易に想像できる。 青空文庫で大長編をテキスト入力されている方がたくさんいらっしゃるが、ほぼ無名。かくいう私も、青空文庫のボランティアの方々の名前を覚えていない。関心が薄いためか、何度目にしても、覚えられない。冷たい話である。 2． 著作権をめぐるもやもや（2006年秋版）（2006-10-07） 所詮、一部の理論家以外は、単にコンテンツの値段を下げたいだけなのだろう。死蔵されているような駄作には関心がない

[ks1234_1234]

ええと、本論に追記すると、「読みにくいから青空文庫に入れてほしい」（てのが実際に多い意見かは確認してない）は、翻訳したら翻訳版に著作権が出ることを無視するわけだ…　それだと白雪姫映画ははじめからPDだぜ

[aitanisan]

なるほどなあ。確かに本に限らず、ネットで著作権解放を訴えてる連中がケチ臭いという実感はある。それがネットの嫌儲信仰の正体なんじゃないかと。

[tikani_nemuru_M]

本スジではないが、江戸川乱歩の一部の作品は、大人向けの小説を乱歩先生本人が少年少女向けにリライトしているので（パノラマ島綺譚⇒影男、など）、読まないのはもったいないですぜ。

[myogab]

そうは思わんな。過去の名作が容易に参照できる環境は、パロディの元ネタとしてキチンとリスペクトされ易いのだから。元ネタ知らないパクリのパクリのパクリ…と、劣化して行くくらいなら。若い作家はそうなりがち。

[NOV1975]

そこで得たものが次なる文化への原資になるから出版社が未だに存在する意義もあろうものだが、出版社氏ねという向きがあるのは何だかなあ。

[asrog]

ケチでめんどくさがりな人も過去の名作を消費できるってのも豊かさなんじゃないですか？

[asakura-t]

プロジェクト杉田玄白 http://www.genpaku.org/ は忘れられてそうだしなぁ（ホームズもあるよ）／著名なコンテンツを安く欲しいだけってのはその通りかと。

[min2-fly]

著作権が切れたことで誰でも訳して出せるようになって、新訳とかでさらに楽しめるかも知れない的なことの方がただで読めることよりも重要に思う

[atoh]

ホームズのはてブは2300件強で内「青空文庫」の文字は9件だけ、しかも”入れて”の類に関係ないコメントもあるけど「散見」？／映画の分野でまだうまく回ってないだけ事じゃないのかなぁ。

[uduki_45]

無料の物に駆逐されるなら、その程度の文化でしかないんじゃ？　ニコニコ動画のジャンルも盛衰激しいしね

[mikanyama-c]

ホームズ級の作品だと最初の出会いが図書室や学級文庫でそもそも無料だったけれど、あれも実は誰かがお金を払ってくれていたわけで。大人になったら文化を無料で消費するだけじゃなく貢献することも考えたいよね

[mori-tahyoue]

タダで読めるようになる、ことに価値があるわけではない。

[deep_one]

というか、ここで書かれているようなことでもない。そもそも著作権はここで上げられているようなものだけでなく、今ここで書いている私のどうでも良いコメントにも存在しているわけだから。

[tailtame]

わりとある

[maangie]

うむ。

[zu2]

なるほど /

[unarist]

無料って増えたねえ