エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
宗教・哲学の13冊/作家・元外務省主任分析官 佐藤 優氏
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
宗教・哲学の13冊/作家・元外務省主任分析官 佐藤 優氏
作家・元外務省主任分析官 佐藤 優 (さとう・まさる) 1960年、東京都生まれ。同志社大学大学院神学研... 作家・元外務省主任分析官 佐藤 優 (さとう・まさる) 1960年、東京都生まれ。同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省入省。2002年、外務省背任事件で逮捕。09年、執行猶予付きで有罪確定、失職。『国家の罠』ほか著書多数。 危機の際に人間がとる行動はだいたい同じ。そのロジックを凝縮したのが哲学・宗教書だ。様々に読み替えることで、例えば今の会社がすべてという錯覚にも陥らず、腹が立つだけだった上司の言動も理解できる。 宗教の中でも仏教は数少ない無神論。特にアビダルマや唯識は理屈っぽくて哲学とも近い。『はじめての唯識』(1)は、悪とは心の作用であり、それが現実に現れるという教えの優れた入門書だ。例えば上司に殺意を覚えても、どういう心の作用によってそれが芽生えるのかがわかり、それが自分にとってもいいことではないことも理解できる。

