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『鉄道復権』宇都宮浄人
宇都宮浄人(うつのみや・きよひと) 関西大学経済学部教授。1960年、兵庫県生まれ。茨城県立水戸第一高... 宇都宮浄人(うつのみや・きよひと) 関西大学経済学部教授。1960年、兵庫県生まれ。茨城県立水戸第一高校、京都大学経済学部卒。84年、日本銀行に入行。英マンチェスター大学大学院留学、一橋大学経済研究所専任講師、日銀調査統計局物価統計課長などを経て2011年から現職。著書に『路面電車ルネッサンス』(第29回交通図書賞)など。 鉄道ファンに限らず広く一般に呼びかける憂国の書。2000年に鉄道事業法が改正され、鉄道を容易に廃止できるようになったことから、とりわけ地方都市で有無をいわせぬ不採算路線の「切り捨て」が続いている。それでいいのか? 宇都宮浄人氏は、立ち止まって冷静に考えてみようと訴える。 「モータリゼーションの進展以来、世界的に鉄道は斜陽産業とされてきました。しかし、環境意識の高まりと中心市街地衰退の危機意識を背景に、いまでは欧州ばかりかアメリカでさえも路線新設が相次いでいます。欧州では

