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生活保護化する原発就労補償 震災から1年 被災地雇用の現実
WEDGE3月号特集 「震災1年 被災地雇用の現実」第1部を無料で公開します。 「福島の再生なくして日本の... WEDGE3月号特集 「震災1年 被災地雇用の現実」第1部を無料で公開します。 「福島の再生なくして日本の再生はございません」 昨年9月の就任演説でこう強調し、12月には東京電力福島第一原発の冷温停止状態を宣言した野田佳彦首相。 だが、現場からは「国の方針が見えない」「雇用の受け皿がない」など、厳しい声ばかり聞こえてくる。 1月下旬、南相馬市を訪ねた。取材を通じて、原発就労補償が“生活保護化”する現実が広がりつつある実態が見えてきた。 飯舘村でトラック数十台とすれ違う 降り積もった雪が残るJR福島駅から車で南相馬市へ向かった。国道114号線から県道12号線を進み、しばらくすると、飯舘村に入る。原発から20キロ圏外だが、年間の積算放射線量が20ミリシーベルトとなる計画的避難区域で、全村避難を強いられている。人の気配はまったく感じられない。途中で寄った道の駅は、「臨時休業します」の張り紙が貼ら
2012/02/21 リンク