13:30――飯食っておなかいっぱい。これでは頭がまわらない。14時から本気出す。 14:30――おなかいっぱいを通り過ぎて眠たい。15時から本気出す。 15:30――なにもかも中途半端な時間帯。ここは雌伏の時。16時から本気出す。 こんな感じで結局いつまでも「本気」を出すことなく1日を過ごせる「本気出す時計」が公開されている。Webサイトにアクセスすると、前述のキャッチコピーと時刻を表示する。時報として使える「本気出す時計bot」もTwitterで絶賛更新中だ。 キャッチコピーは1時間に1回更新する。「新しい1日。夜はこれから。今日から本気出す」と午前0時30分に表示され、元気に1日が始まるが、決意もむなしく午後11時30分に「今日はチャンスがなかった。明日から本気出す」となって、日付けが変わるようだ。 ちなみに原稿を執筆している午後4時30分現在、本気出す時計のステータスは「1日の疲れ
経済・金融 「日本経済敗れて足元に巨大ガス田あり」という寓話 / 記事一覧 前回の記事で南関東ガス田について触れた際、私は「資源量的には自給率向上のほんの一翼しか担えないが、それでも首都圏の真下にあるということで大いに使い道がある」という意味のことを述べ、積極的な開発に賛意を表した。かくいう私も、07年の渋谷区の温泉施設のガス爆発事故で南関東ガス田がメディアに取り上げられるまで、不覚にもその存在を知らなかった。半世紀前までは、東京のあちこちでガスの掘削が行われていたという。水溶性ガスなので地下水を汲み上げる形で採取するが、地盤沈下を引き起こしたため、東京都と千葉県が鉱区を買い取り、掘削が禁止されたという経緯がある。 現在、火力発電が停止中の原発の穴埋めを始めているため、燃料費が急増していることが報じられている。とくに計4基の福島第二と計7基の柏崎刈羽が使えなくなった東電は急速に収支が悪化
WEDGE3月号特集 「震災1年 被災地雇用の現実」第1部を無料で公開します。 「福島の再生なくして日本の再生はございません」 昨年9月の就任演説でこう強調し、12月には東京電力福島第一原発の冷温停止状態を宣言した野田佳彦首相。 だが、現場からは「国の方針が見えない」「雇用の受け皿がない」など、厳しい声ばかり聞こえてくる。 1月下旬、南相馬市を訪ねた。取材を通じて、原発就労補償が“生活保護化”する現実が広がりつつある実態が見えてきた。 飯舘村でトラック数十台とすれ違う 降り積もった雪が残るJR福島駅から車で南相馬市へ向かった。国道114号線から県道12号線を進み、しばらくすると、飯舘村に入る。原発から20キロ圏外だが、年間の積算放射線量が20ミリシーベルトとなる計画的避難区域で、全村避難を強いられている。人の気配はまったく感じられない。途中で寄った道の駅は、「臨時休業します」の張り紙が貼ら
北海道・釧路漁港で、「カラナシアシダケガニ」の出荷が最盛期を迎えた。これから3月上旬にかけて全国に出荷される。今年は前年より約35%多い約3800トンが水揚げされたことから、価格も例年より安くなる見込みだ。 オホーツク海に多く生息するカラナシアシダケガニは、見た目はエビのようだが、実際は毛ガニの一種で、スベスベマンジュウガニと並ぶ「珍名ガニ」として知られる。その名の通り、尻尾を除いて本体は殻に覆われておらず、一見したところカニの剥き身に非常によく似ている。味はタラバガニに近く、肉厚で甘みが強いのが特徴だ。 カラナシアシダケガニの人気の理由は、普通のカニと違い、食べる際に殻を割ったり身をほじくり出したりすることなく、水揚げされた状態のまま、さまざまな料理に使える点だ。また殻を割るための人件費が抑えられることから、最近は低価格を売りにする回転寿司業界からの需要も大きい。 カラナシアシダケガニを
1兆円の公的資金を注入するにあたり、東京電力の経営権取得を目指す政府と、それに難色を示す東電の綱引きが続いている。 まず、公的資金の注入は、原発事故賠償と電力供給に責任を持つ東電の経営破綻を避けるための措置であることを銘記すべきだ。国の経営権取得で非効率な企業運営に陥るようでは元も子もない。重要なのは東電に民間としての活力を生かして責務を果たさせることだ。 東電への資本注入は、国が出資する原子力損害賠償支援機構を通じて行われる。支援機構は3月に東電の総合特別事業計画を策定するとしており、そこでは公的資金を注入した後の経営形態なども示す予定だ。 電力業界を所管する枝野幸男経済産業相は、東電の西沢俊夫社長に「国が東電の十分な議決権を伴わない形で計画が提出されても、私は認定するつもりはない」と言明した。国が東電の少なくとも過半数の株式を取得し、同社の実質的な経営権を確保することを目指した発言とい
『古事記』によれば、第10代の崇神天皇は168歳の長寿を全うした。『日本書紀』は120歳としている。ほかにも100歳を超える古代の天皇は多い。むろん科学的には不自然で、そうした天皇の「実在」を否定する根拠ともなってきた。 ▼8世紀初め史書を編纂(へんさん)するにあたり、国の紀元をBC660年に設定した。以来長すぎる時間を各天皇に割り振ったため、長寿の天皇が誕生した。それがこれまでの「定説」だった。しかし古代史家、八木荘司氏は著書『古代天皇はなぜ殺されたのか』でこの長寿捏造(ねつぞう)説に反論する。 ▼長寿天皇の年齢は『古事記』と『日本書紀』とでまちまちで、年齢が書かれていない例もある。捏造したのならもっと統一的にやったはずだ。そうではない。原史料にある年齢を改竄(かいざん)せず採用した。定説とは逆に、その年齢を足し算したため紀元が途方もなく遡(さかのぼ)ったと見る。 ▼中国の『三国志』の注
共同通信が18、19両日に実施した全国電話世論調査で、野田内閣の支持率は29.0%と先月中旬の前回調査より6.8ポイント減少し、初めて30%を切った。不支持率は55.2%だった。 政府が閣議決定した社会保障と税の一体改革大綱に基づき消費税率を引き上げることには「どちらかといえば」を含めた賛成が計48.3%、反対が計50.6%と引き続き拮抗している。 橋下徹大阪市長が率いる大阪維新の会の国政進出については61.2%が「期待する」と回答、「期待しない」は32.8%だった。 一方、国民新党の亀井静香代表らが石原慎太郎東京都知事を党首として結成を目指す新党については「期待しない」が68.5%と「期待する」の25.6%を大きく上回った。
<< February 2012 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 >> Profile dando Facebook 始めました Dando's Site 「福島原発事故」関連エントリー インターネットで読み解く! 《教育・社会》 《食・健康》 非婚少子化なら《人口・歴史》!!! Japan Blogs Net…ブログ界を分野別に定点観測 サイエンスネット…幻ネット復刻 Japan Research & Analysis…英語版サイト Category 月別エントリー総目次 (45) 社会・教育・文化 (109) 政治・経済 (143) 食・健康・医療 (73) ネット (89) 科学・技術 (48) 資源・環境・災害 (102) 人口・歴史・スポーツ (24)
福島のコメ 作付けは産地の声を尊重して(2月20日付・読売社説) 食品中の放射性物質に関する厚生労働省の厳しすぎる新規制値が、福島県の農業再生・復興の足を引っ張っている。 2012年産米の作付けを巡り、コメ作りを望む県内の市町村に対し、農林水産省が、新規制値に合わせて、制限地域の拡大を検討している問題である。 農水省は、できる限り地元の意向を尊重し、きめ細かく作付けの可否を判断すべきだろう。 東京電力福島第一原子力発電所事故に伴い、県内の一部地域では昨年、収穫後のコメから1キロ・グラム当たり500ベクレルの暫定規制値を上回る放射性セシウムが検出され、出荷停止に追い込まれた。 12年産米の扱いについて、農水省は、昨年産で500ベクレルを超えるコメが見つかった地区の作付けは禁止する方針を示している。 焦点は、厚労省が4月から導入を始める新規制値への対応だ。 新規制値は、コメなど一般食品に含まれ
共通番号制度 きめ細かな福祉に欠かせない(2月20日付・読売社説) 納税や社会保障の複雑な情報を結びつけ、きめ細かな福祉政策を実現するには、国民一人ひとりが固有の番号を持つ必要がある。それは超少子高齢時代の要請と言えよう。 政府は、社会保障と税の共通番号を創設するための「マイナンバー法案」を今国会に提出した。2015年1月から番号の利用を開始する方針だ。 自公政権で打ち出された構想とほとんど同じであり、必要性は与野党の大半が認めている。早期に成立させるべきである。 共通番号は、住基ネットのシステムを活用して全国民に付与される新たな番号だ。これを「カギ」として使うことで、個人所得や年金、医療・介護の自己負担や給付などの記録を結びつけることが可能になる。 国民は、納めた税金や保険料、受けた医療や介護の内容、将来の年金額などをいつでも確認できるようになる。行政にミスがあればすぐに訂正を要求できる
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く