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漢字をめぐるディベート(その2) - 日本語への旅
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漢字をめぐるディベート(その2) - 日本語への旅
前回、私は漢字廃止チームの監督として生徒たちに必勝の作戦を伝授した。 今回は、漢字存続チームに移籍... 前回、私は漢字廃止チームの監督として生徒たちに必勝の作戦を伝授した。 今回は、漢字存続チームに移籍してその対抗策を考えてみたい。 相手方の「漢字学習=資源むだづかい論」に対しては、あえて複雑な図像文字を学習することによって、たんに文字をおぼえるだけでなく、知的能力を磨き、忍耐力、直観力を養うことができる、と反論することも可能だ。 しかし、ディベートの弁論としてはちょっとインパクトに欠ける。 敵が資源論で押してくるなら、こちらはその逆手を取りたい。 「漢字こそ、資源エネルギーの節約、ひいては地球環境の保全、温暖化の防止にもっとも貢献する文字である」と。 漢字は単位面積あたりの意味密度がきわめて高い文字だ。 かりに文字の大きさを一定とすると、 「山」に対して「やま」は2倍、「YAMA」は4倍の面積を必要とする。 「標識」に対して「ひょうしき」は5倍、「HYOSHIKI」は8倍の面積を必要とする