media debugger - 梁石日『めぐりくる春』とその「癒し」の消費構造

亀井静香が日本郵政の社外取締役に曽野綾子を指名したそうだ。個人的には亀井や曽野に人間として期待するものは何もないが、このニュースを聞いて思い出したことがある。昨年５月に、友人に誘われて、『週刊金曜日』（！）の創刊15周年イベントに行ったときのことだ。 創刊15周年『週刊金曜日』PRESENTS vol5 in ASAGAYA／LOFT A 従軍「慰安婦」問題に迫る～梁石日『めぐりくる春』～ 「慰安婦」問題とはなにか。日本政府が「当時の軍の関与の下に、多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題である」（1993年、河野内閣官房長官談話）と明確に認めているのに、なぜ今も〝論争〟が絶えないのか。 『週刊金曜日』誌上で、小説「めぐりくる春」を連載している梁石日さんをはじめ、「慰安婦問題」に詳しい人々が問題の本質を話し合う。 【出演（予定者含む）】 梁石日（作家） 朴慶南（作家） 西野瑠美子（ジャーナ

[taraxacum_off]

佐高の（週刊金曜日の）慰安婦の認識は「佐藤優現象」か。後半で紹介される小説とやらは気持ち悪くなった

[hisamichi]

上坂冬子さん若い頃丸顔で可愛いですよ　　「私の人生 私の昭和史」に軍国少女時代の写真載ってる　/佐高信>「上坂なんかが「慰安婦」になっても、日本軍兵士の方が相手にしてくれなさそうですよね(笑）」

[Stiffmuscle]

慰安婦が日本将兵に恋して何が悪い。つっか、梁石日はそんなことも知らなかったのか（唖然）。他人の痛みがわからない性欲魔人をコキおろすとするか（憮然）。

[quix_que]

女性に性的な快楽を与えている（と幻想する）ことを重要視するのはとてもマッチョな発想だということはとりあえず指摘。

[jiangmin-alt]

"曽野綾子の話は実はまったく関係ないのだが、私の中では曽野と上坂は同じカテゴリーに収納されているため、冒頭のニュースを聞いて、以上のことを思い出した"; 『週刊金曜日』; 要するに『蝶々夫人』みたいなもんか。

[zaikabou]

実際問題、作者自身は『希望どころか絶望を見る話』の意も含んで書いてるでしょう。文学なんだから。受け取り手の問題はまた別だけど

[Midas]

つ【汝の隣人を愛せ】文学は希望を与えるのではなくむしろ取り去るもの。だからそれでいいんだよ。ブログ主が世間知らずのお子さまなだけ

[umeten]

文学というエンターテイメント化する時点で、日本人はそれを現実と隔離された非政治的絵空事と判断するからな・・・

[kmiura]

とても重要な視点。＜癒し＞の構造にいろいろな形で言及することで、それが欲望であるということを相対化する作業が必要なのだと私は思う。

[Apeman]

「どう考えても、希望どころか絶望を見る話だと思うのだが」　まったく。

[nessko]

恋愛感情という面ではその小説のようなこともあるだろう。一人の特定の男が好き、というのと、侵略国である日本に対する感情が重なり合うとは限らない。

[mujige]

“朝鮮人に「癒し」を求める日本人の責任は、梁個人の責任よりもはるかに重く、また徹底的に問われなければならない”

[felis_azuri]

…orz

[o-kojo2]

そんな小説があったとは・・・絶句