『独裁者よりも怖い民衆』

公務員が何かと非難される昨今、Ｔwitter上である匿名男性とＮＨＫのやり取りがちょっとした社会現象になった。この話題の経緯 は、すでによく知られている。最初に男性が「ちょっとつぶやく頻度を減らしてください」とＮＨＫのアカウントに意見し、ＮＨＫが「アンフォローをおすすめいたします。」と男性に伝え、その対応に不満をもった男性が「ＮＨＫは、受信料をもらって運営されていますよね？その職員の職務時間内のつぶやきは、半ば以上、職務なはずです。ＮＨＫのＰＲを知る権利がこちらにはあります。安易にアンフォローしろとはなにごとですか？」とケンカを売り、議論が泥沼化して大きな反響を呼んだのだ。 この後も色々とやり取りは続くわけだけど、二人の意見交換は平行線のままだから続けて読んでもあんまり意味はない。 最初に断っておくけれど、ぼくはこのやり取りを面白おかしく紹介したいわけでも、二人のやり取りに白黒をつけたいわ

[ncc1701]

最近は橋下に「楯突く」番組や記事は抗議されるらしい。批判の対象が橋下ではなく自分だと受け止めているからだとすれば納得がいく。

[sandayuu]

だからこそ「今の世の中でヒトラーが生まれるわけないじゃんw」とか言ってる子の考えが薄っぺらく見えるんだよね。

[quatroshe]

「少し大げさかもしれない」 うん、わかってるんならやめれば、そういう語りのテクニックは / 「言葉巧みで因果を説いて「～は～だ」とズバッと明快に説明するのが特徴だ」 このブログは違うの？

[geopolitics]

よくまとまっている。橋下を産んだのは橋下ではなく大衆である。瓦礫受け入れを拒んでいるのも行政ではなく大衆である。拒んだ自治体を非難するのも大衆である。大衆の反逆とは貴族市民と来て最後の存在である。

[SyncHack]

声の大きい一部の大衆に、大多数の大衆が扇動されているって話かな。ふとフルタチさめの顔が浮かんだのは気のせいなんだろう。

[at_yasu]

「ぼくたちが本当に恐れなければいけないのは、凡俗を逆手にとって振舞い続けれる大衆であり、そうした大衆の民意に忠実に従う「独裁者」」

[senahate]

佐々木俊尚さんの新刊と通じてるものがあるような。

[kinghuradance]

こういう一般人のあり方を皮肉ったのが、クイズ大会で優勝した人が１つだけ自分の思い通りの政策決定をできるという漫画「国民クイズ」だった。どのような為政者を選ぶかはその社会の人々の民度を反映している。

[obata_hiroshi]

オルテガやニーメラーを引用すればイナゴのようにブクマが状況こそ規律訓練された大衆の実在証明以外の何物でもあるまい

[hobbling]

これを突き詰めるとシャアの「ならば、今すぐ愚民どもすべてに英知を授けてみせろ」というテロリズムの原理にいたる。大衆という掴みどころのない情念の塊にに論理を当てはめると破綻するしかない。

[k_airyuu]

ぼくたちが本当に恐れなければいけないのは、凡俗を逆手にとって振舞い続ける大衆であり、そうした大衆の民意に忠実に従う「独裁者」なのだ。

[myogab]

怒鳴り散らすふるまいを慇懃無礼とは言わないし…。

[SasakiTakahiro]

国家と大衆は、ともに匿名であるという点においてのみ一致している。

[entranslope]

一読。

[senchafreak69]

モンスター・クライアント問題。「お客様は神様です」という三波春夫の言葉は今考えると、とても罪深いものだったのかもしれない。

[gimonfu_usr]

なるほど ／しかし"受信料をもらって運営されて( 中略）の職務時間内のつぶやき（中略）を知る権利"と屁理屈をこいたオッサン（ソーシャルメモ文化に不案内のようす）の吊るし上げられ方も「怖い民衆」ぽかったです。

[nGokMsK]

まさに。

[attoku]

”大衆は自分が国家であると信じこんでいて「ある勢力が勝手な行動をしている」ということを口実に作っては国家を動かし、国家を使って、国家の邪魔になる創造的な少数者を押しつぶそうとする”