少年院で聞いた「5年後、どうなっていると思う？」 非行少年たちの回答に表れた“切ない傾向”とは | 文春オンライン

見通しの弱さの問題 頑張るには、“こうなるためには、これをやったらこうなるから、だからそこまで頑張ってみよう”といった、見通しをもつことが大切です。この見通しの力は“探索の深さ”とも呼ばれ、何ステップ先まで考えられるかに関係してきます。 しかし、認知機能が弱い人は、先のことを想像するのが苦手で、せいぜい“これをやったらこうなる”といった1～2ステップ先くらいしか見通せません。心理学者のハーマン・スピッツらの研究では、知的障害児では探索の深さは1ステップであることが指摘されています。 例えば、漢字を覚える宿題があるとします。見通しの力とは次のようなものです。 漢字を覚える→ほめられる（1ステップ）→やる気が出る（2ステップ）→テストでいい点が取れる（3ステップ）→いい学校に行ける（4ステップ）→いい仕事につける（5ステップ） これだけの見通しがもてれば、いま漢字を覚える必要性が理解でき、漢字

[Louis]

こういう子たちが詐欺の出し子で使われるわけか……

[filinion]

厳しいよねえ…。

[BUNTEN]

下手に見通しを立て切れても、俺の実力ではあのへんがオチだから他人と同じ努力をしても無駄に終わる、とか考える。ソースは俺。

[kamezo]

境界知能の子どもたちの話。『どうしても頑張れない人たち ケーキの切れない非行少年たち2』

[michiruco]

発達児童心理学の先生も同じことを言っていた。支援するべきことは「動機づけ」の強化。

[kerokimu]

“みんなと同じになりたい”

[heniha]

"等身大の現実的な目標であれば、頑張れば実現することは可能です。それが自信となり、次の目標と頑張りに繋がっていきます。しかし現実離れした目標は、頑張っても実現は困難で、多くが途中で挫折します。"

[ponnao]

全編から感じるのは、「見通しの弱さ」。。

[deep_one]

「異常に楽観的」なのか…

[qtamaki]

「漢字を覚える→ほめられる（1ステップ）→やる気が出る（2）→テストでいい点が取れる（3）→いい学校に行ける（4）→いい仕事につける（5）」→「勉強しても良いことない！(0ステップ)」

[akihiko810]

大ベストセラー『ケーキの切れない非行非行少年たち』（新潮新書）の著者である宮口幸治氏だ。ここでは、同氏の新著『どうしても頑張れない人たち ケーキの切れない非行少年たち2』（新潮新書）の一部を抜粋。

[toaruR]

あれ、わいやん＼(^o^)／

[Domino-R]

普通この手の問題では「欲求段階の問題」を想定する。だが身も蓋もなく認知能力が問題になるのはなかなか厳しいな。「ふつう」のハードルが上がってるんだろうが、その高さ本当に必要？とは考えてもいいかもね。