アベノミクスの代名詞「大胆な金融緩和」は日本経済に何を遺したか

はらだ・ゆたか／1950年生まれ。東京大学農学部卒業。学習院大学博士（経済学）。経済企画庁国民生活調査課長、海外調査課長、財務省財務総合政策研究所次長、大和総研専務理事チーフエコノミスト、早稲田大学政治経済学術院教授、日本銀行政策委員会審議委員などを経て、現職。著書に『日本国の原則』（石橋湛山賞受賞）、『デフレと闘う』など。 原田泰 データアナリシス 日銀審議委員等を歴任し、現在は名古屋商科大学ビジネススクール教授である原田泰氏が、日本の社会で日々起こるさまざまな事象を数字で読み解いていく。長年にわたって経済・金融政策立案の最前線に身を置いてきた原田氏ならではの鋭い視点で、日本の深層に迫る。 バックナンバー一覧 安倍晋三総理大臣が8月28日、辞任すると発表した。そこで、安倍政権が行ってきた数々の政策のうち経済政策、いわゆるアベノミクスについて、その総括をしてみたい。どのような成果があったの

[kikemiya]

大胆な金融緩和の功績

[maturi]

アベノミクスの功績を論ずるにあたって財政再建・財政健全化にフォーカスをあてる　原田 泰：名古屋商科大学ビジネススクール教授（元日銀審議委員）

[Windfola]

インフレ目標を愚直に追求せず緩和の副次的果実でしかない円安株高を「成果」と誇り、財政政策からも再分配からも逃げトリクルダウンなど言い出した時点でリフレ派ははっきりと支持を止めるべきだったとしか。

[hietaro]

「大胆な金融緩和による雇用と所得の回復は、所得分配の改善、自殺者の減少など、経済のみならず、社会、政治にまで影響を与えている」

[toraba]

『「日本政府は資産も大きい！」と言う財政破綻否定論にご注意を』 https://youtu.be/4H5e541AzeE?t=551

[dc42jk]

安倍政権前は金融緩和に効果は無いぐらいの空気感だったと思う。だから大胆な金融緩和はパラダイムシフトと言っていいほどだった。だが金融緩和にも限界があり、安倍政権はその限界への対応ができていなかった。

[fukuroiri]

大胆な手を打ったとは、つまりカードを切ってしまったと言うこと。余力がなくなれば、新型コロナなどの大災害で打てる手が限られてしまう。「災害がなければ」なんて話はナンセンス。それに備えるのが政治なのだから

[maedashi]

景気の伸張を国庫と企業が吸い取るんだからそりゃあ「実感無き景気回復」になるわ。消費税ばゼロが妥当。