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第1回 「覇」の地域文字 | 漢字の現在(笹原 宏之) | 三省堂 ことばのコラム
先日、日本語学会の仕事で沖縄県に出かけてきた。宿を那覇市内に取ったのは、交通の便だけでなく、「那... 先日、日本語学会の仕事で沖縄県に出かけてきた。宿を那覇市内に取ったのは、交通の便だけでなく、「那覇」について調べたいことがあったからだ。 地名を語としてみた場合、「なは」(那覇)が沖縄の「なわ」と実は同源らしい。また琉球方言で那覇は「ナーファ」と発音されるなど、興味深いことはあるが、この目で知りたかったのは漢字についてである。「覇」には、月の暗い部分(*1)という不思議な意味をも持つらしい、といったことも面白いが、現地で確かめたかったのは、その字体についてである。「那」の左の「二」が『康煕字典』(*2)にあるように右の縦線を貫くかどうか、「覇」が旧字体の「雨」冠や「襾」となっているか、といったことは、現地に行かずとも結果が想像できる。 かつて、読売新聞の記者たちが漢字の実態とその背景を必死に追いかけた記録がまとめられている。『日本語の現場』という、1970年代なかばに刊行されたシリーズだが
2012/07/11