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ノーベル化学賞吉野彰さん 中高時代に最も熱中した意外なこと | AERA with Kids+
2019年のノーベル化学賞受賞者となったのは、リチウムイオン電池を開発した旭化成名誉フェローの吉野彰... 2019年のノーベル化学賞受賞者となったのは、リチウムイオン電池を開発した旭化成名誉フェローの吉野彰さん。日本人として27人目(アメリカ国籍を取得した人を含む)のノーベル賞受賞者となった吉野さんが、子どもたちに向けたメッセージを語ってくれた。小中学生向けのニュース月刊誌「ジュニアエラ」12月号に掲載された記事を紹介する。 【写真】リチウムイオン電池の模型を手に笑顔の吉野彰さん * * * ――小学生のころはどんな子どもでしたか? 吉野 自然のなかでセミやトンボ、カブトムシを追いかける、ごく普通の子どもでした。転機になったのは、小学校4年生のとき、女性の担任の先生から薦められた『ロウソクの科学』です。「ロウソクはなぜ芯が必要か」「なぜ炎は黄色いのか」など、「おもしろいなあ」と思いながら読みました。その本を入り口に、化学やものづくりに興味を持ったのです。 ―─そのころから、夢は研究者でした
2021/02/24 リンク