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世界中で乱用される「抗生物質」---菌と医学の果てしない競争が続く憂鬱な未来(川口 マーン 惠美) @gendai_biz
日本の戦後の混乱期、私の知り合いは夫人を肺炎で亡くした。ようやく戦争から戻ってきて、「さあ、これ... 日本の戦後の混乱期、私の知り合いは夫人を肺炎で亡くした。ようやく戦争から戻ってきて、「さあ、これから!」というときだったから、悲しみは大きかった。とにかく何もなく、亡くなった妻をリヤカーに乗せて、自分で焼き場に運んだ。「今だったら、死ぬような病気じゃないのに」と、その話になると、彼はいつまでたっても悔しさを隠せないのだった。 「抗生物質」は、20世紀における偉大な発見の一つだ。戦争中、アメリカでペニシリンの大量生産が可能になり、多くの負傷兵の命を感染症から救った。ただ、ペニシリンは結核には効かなかった。結核に効くストレプトマイシンが発見されたのは、1944年のことで、日本でも戦後しばらくして、ようやく使われるようになった。 ストレプトマイシンがもっと昔に発見されていれば、ショパンもあれほど早死にはしなかっただろうし、『椿姫』は書かれなかった。石川啄木も正岡子規も、余生を全うしていただろう。
2014/06/14 リンク