新型コロナより怖い…国民の不安に、政府の「予防政策」がつけ込むとき（西迫 大祐） @gendai_biz

中世のペスト流行を見るような気持ち この数ヶ月のあいだ、私は不思議な感覚でいた。筆者は感染症予防の歴史を専門とする研究者だが、パソコンのモニターに映り日々更新されていく「新型コロナウイルス」がつくりだす光景は、まるで中世のペストの流行を見るかのようだったからだ。いくつか例を挙げよう。 とくに驚いたのはイタリアの大規模な地域封鎖と、日本の「ダイヤモンド・プリンセス号」の隔離だ。こうした措置はもともとペスト対策としてつくられたもので、19世紀には使われなくなっていた。というのも19世紀に流行したコレラには封鎖や隔離が有効ではなかったし、それ以上に、人々の自由を制限しすぎて問題が大きいと考えられたからだった。今回は、19世紀に一度否定された方法が復活したというわけだ。 一方で、デマや人種差別が横行し、商品が買い占められるといった光景はパンデミックによく見られ、歴史にも容易に類例を見つけられる。

[thirty206]

公衆衛生と人権って死ぬほど相性悪いからな。欧州もう人権かなぐり捨ててますやん。平時に有事の際政府ができることできないこと整理しておかなきゃならんのだけど…平時に人権制限する話とかできたかそれ、という。

[mazmot]

これもひとつの専門家の知見

[sea_side]

内容よりもこういう文章が何時ごろ書かれたものなのかが気になる今日このごろ。イギリスの集団免疫戦略に対する批判に言及があるから3月15日以降かな…

[norinorisan42]

これもひとつの意見として読むが、恐らくは権力、メディア、識者全てにこのような不安に乗じて暗躍できる(する)可能性があるので、やはり自己の見識を磨くべきかと思ったり/他人にどうこうというのは少し慎重にしてる

[kiku72]

“西迫 大祐”

[Nean]

あとで。

[gcyn]

『しかし、われわれもまた同じように、他者をどのように扱うのかが試されている』『われわれは信頼の関係を築くことができるだろうか』ご主張そのものには大賛成ながら、挙がっている例はあやういと感じました。

[wackunnpapa]

“しかし、われわれもまた同じように、他者をどのように扱うのかが試されている。不安と不信の社会において民主政は機能しない”

[raebchen]

透明性、情報開示が必須なのは確か。でも、日本人は与えられた情報を自分で処理し切れない。「契約」という一大事ですら人任せ。指示がなければ動けない。そこにまともに情報降ってきたのが311。結果はどうだったか？

[ysfm]

興味深く読んだ。著者はフーコー研究者だそうだ。なーるほど。

[limit90]

"不安と不信の社会において民主政は機能しない"これ、今の政権に決定的に欠けているもの

[ll1a9o3ll]

必要以上に人権や自由を圧迫しない妥当な点を模索せよってのにめちゃくちゃ同意する一方、今の日本はイタリアのようになってないところを見ると、理屈はともあれ結果的に良かったのかな？とも思ってしまう。むずいね

[y-wood]

極論に過ぎる、ノーガード戦法の結果が欧州だと言うのに。論理を捏ねくり回した極左文系って感じか？

[roseknight]

過剰な制限が却って問題を深刻化させるのかも知れない。人々の根強い不安につけ込む政府には警戒が必要だ。これでは次の有事に対応できんだろう。本当に必要なものは意思決定の明確化。民主制の再興を急ごう。

[mouseion]

まあ、ペストやコレラが大流行した背景には上下水道を整備してなかったり人糞を2階から投げ捨てて街中に放牧してる豚に喰わせたり死体を火葬もせず放置したりとあの頃の欧州は衛生管理が杜撰だったからな。

[mojisan]

「検査の陽性者と陰性者をあわせて全員を長期間隔離」検査が陽性の患者は病院に収容されたはず。今日3/22現在の懸念が書かれてないのは何故なのか。

[bandeapart72]

"筆者は感染症予防の歴史を専門とする研究者だが、パソコンのモニターに映り日々更新されていく「新型コロナウイルス」がつくりだす光景は、まるで中世のペストの流行を見るかのようだったからだ。"