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乾漆造 - Wikipedia
不空羂索観音立像(東大寺法華堂、国宝) 十一面観音立像(聖林寺(奈良)、国宝) 如意輪観音像(観心... 不空羂索観音立像(東大寺法華堂、国宝) 十一面観音立像(聖林寺(奈良)、国宝) 如意輪観音像(観心寺(大阪)、国宝) 乾漆造(かんしつぞう)とは、漆工の技法の一つであり、また東洋における彫像制作の技法の一つである。 麻布や和紙を漆で張り重ねたり[1]、漆と木粉を練り合わせたものを盛り上げて形作る方法である。 源流は中国にあり、中国では「夾紵」(きょうちょ)あるいは「ソク(土偏に「塞」)」と呼ばれた技法である。器物や棺、彫像などの製作にも用いられた。日本では7世紀末から8世紀にかけて仏像の制作に多用されたが、平安時代以降は衰退した。 彫像における乾漆造の種類[編集] 乾漆造には麻布を1センチほどの厚みに貼り重ねて形成する「脱活乾漆造」と、これを簡略化した技法と思われる「木心乾漆造」がある。 脱活乾漆造[編集] 制作方法を簡単に説明すると、次の通りである。 まず、木製の芯木で像の骨組みを作り、
2009/03/15 リンク