藩 - Wikipedia

日本史で言う藩は、江戸時代に1万石以上の領土を保有する封建領主である大名が支配した領域と、その支配機構を指す歴史用語である[4]。江戸時代の儒学者が中国の制度になぞらえて用いた漢語的呼称に由来する。 藩という呼称は、江戸時代には公的な制度名ではなかったためこれを用いる者は一部に限られ、元禄年間以降に散見される程度だった（新井白石『藩翰譜』、林述斎・成島司直編『徳川実紀』等）。明治時代に初めて公称となり、一般に広く使用されるようになった。 元々「藩」という語は、古代中国で天子である周の王によってある国（同時代の華北で国とは邑と称せられる都市国家）に封建（既存の都市国家の統治制度の追認、もしくは親周勢力の族組織単位での軍事入植）された諸侯の支配領域を指し、江戸時代の儒学者がこれになぞらえて、徳川将軍家に服属し将軍によって領地を与えられた（と観念された）大名を「諸侯」、その領国を「藩」と呼んだこ

[c_shiika]

"幕府からの命令は藩主個人名"　"「当家」「他家」などの呼称"　"封地名に「侯」をつけて呼び現されることが多かった"　ヨーロッパの貴族と似たような雰囲気だったのかも。

[gogatsu26]

“あくまで江戸時代には「藩」の語は儒学文献上の別称であって、公式の制度上は藩と称されたことは無い”

[bn2islander]

“藩という呼称は、江戸時代には公的な制度名ではなかったためこれを用いる者は一部に限られ、元禄年間以降に散見される程度だった” えっそうなの（どういうことなの）

[a96neko]

江戸時代には「藩」は儒学文献上の別称であって、公式の制度上は藩と称されたことは無い。