なぜ美少年趣味につきあわなければいけないのか - jun-jun1965の日記

佐藤亜紀の「天使」という、藝術選奨新人賞を受賞した長編小説は、第一次大戦を背景に、超能力を持つ少年を描いた作品だが、半ばまで読んでも面白くないので、文春文庫版の豊崎由美の解説を読んでみた。するとこれは、美少年が貴族的美青年へ成長していくのを舌なめずりしながら読むという美少年趣味の小説であるということが分かり、まあそれなら私が読んでも面白くないのは当然だなと思った。 だが不思議なのは、豊崎がそのように解説しながら、なぜ世間の文藝評論家はこの才能を理解しないのかと獅子吼していることで、今もやっているようだが、なんで美少年小説を文藝評論家が評価するいわれがあろうか。 なるほど佐藤は『小説のストラテジー』を読めばヨーロッパ文化に造詣が深いのは分かるし、文章も巧みに書けている。もっとも私は他の作家でも、こういう技巧的な文章は評価しないのだが。 私が大学に入ったのは1982年で、豊崎も佐藤もだいたい同

[kei_mi]

自分の趣味でなくても良いものは評価するというのが、評論なのでは

[koasdgego]

こんな記事書いただけで「インセル ミソジニー 女性差別 ウヨ さよなら猫猫先生 小谷野敦は首吊って下」なんて言われるんだ。やべーな

[tenkinkoguma]

耽美主義（私はこの言い方のほうが好き）が好きな人もいれば嫌いな人もいる。万人に愛されなくてもよかろう、と思う。私はたまたま萩尾望都や竹宮恵子も好きだし、キャンディ・キャンディも好き。人それぞれ

[kou-qana]

なんか…雑？

[palehorse]

なんだこりゃと思ったら小谷野敦だったのでまあ…

[muchonov]

「バルタザールの遍歴」「戦争の法」の頃からすると「天使」のあたりでぐっと耽美感が出てきたのはうっすら覚えている。しかし猫猫先生はなぜ今突然こんなことを言うの

[BUNTEN]

「要するに『ジュネ』なのだが」ググったら俺の連想したのと違うのばかり出てきた。雑誌とペアでググると俺の連想したものが釣れる。

[ChieOsanai]

佐藤亜紀（Twitter では tamanoir）が怒ってる

[wuzuki]

関係ないけど、豊崎由美は10年前から嫌いで、彼女の書いたものをうっかり目にするたびにやっぱり嫌いだな〜と思う稀有な存在。/ 私は「キャンディ♡キャンディ」は世代ではないけどこの原作者は20年前から大好き。

[kanimaster]

谷崎大好き猫猫先生は、そういうのつきあわないほうがいいんですよ。

[zephyrhermit]

まさに私怨で言いがかり。良いものを評価できない自分の狭量さ・感性の未熟さを反省するべきであって、こんな駄文で開き直るべきではない。

[dmekaricomposite]

豊崎由美は佐藤亜紀の悪行(読者の素性を晒して首括るまで追いつめてやると脅迫)に一切目をつぶって読者が悪い佐藤さんに謝れと言いつのる紅衛兵だから信用ならない。佐藤・小谷野は全く文学観が違うが両方面白い。

[kamanobe]

あれはスーパーヒーローの活躍を胸ときめかせながら追う『超人ロック』みたいなもんと思ってたけど、エスパー描写がめっちゃ熱くて面白いのにな『天使』。言うほどBLでも美少年でもないから活劇好きならオススメ。

[linus_peanuts]

もてない男からなんも変わってないなー(これでも褒めてる/主義一貫してるならそれはそれで/言われた佐藤亜紀は怒っていいとは思うけどさ)

[sekiryo]

萌えに特化してそれが性に合わないと全然面白くないって基本だと思うのだが。合う合わないをすっ飛ばして理解できない奴がおかしいという態度はどうなのというのは真っ当な指摘では。

[misarine3]

お、おう…そうだな。評論じゃなくて雑観なんだな。

[morimarii]

佐藤亜紀にそんなこといまさらゆーてもなー感ある

[mugi-yama]

いろいろ思うところはあれど、こう聞かれたら「別につきあいたくなければつきあわなければええやん」で終わっちゃう話だよなー

[itochan]

オタクが自分の好きな作品を布教したがるのはとても普通で、そのために他人に噛み付くこともしばしばあると思う。評価が偏ってるのも普通。評論家という商売が必ず無偏見であるべきかどうかは、私にはよくわからない

[niwaradi]

id:kei-mi氏、評論家だからといって一切面白くなかったのに技巧を褒めちぎるのは変では。読めてない人がいるがこれは耽美趣味を全評論家が理解しろと主張する豊崎へのただの個人宛の悪口。

[vesikukka]

私怨でこんな文書を書くのは害悪でしかない。あなたが読まなければ良いだけだ。

[fourddoor]

あー『バルタザールの遍歴』の人か。図書館で皆川博子の『死の泉』と一緒に借りてぶっ続けで読んでしまい胸焼けしたけど面白かった。この記事のおかげで存在を思い出せたのでこれを機に他の作品も読んでみようかな

[bokmal]

「戦争の法」読んだ時、新潟ヴィスコンティおもしれー！でも幼馴染は美少年で天才狙撃手で夭折てちょっと要素多すぎ…てなった。まあ小説に出てくる女性はデフォルト美形やんて言われたらそれまでだが。

[rider250]

「日出処の天子」は大人になってから読んだからホモ風味のところは辟易したけど物語としては楽しめた。ただ山岸凉子の作品はこれが初めてだったため「なんつー陰惨な話を描く人だ」とも感じた。萩尾も竹宮も大好き。

[gebonasu30km]

書き殴ってんなぁ

[genosse]

少年愛の時代錯誤性を批判していると思われるが、大人と未成年との性愛を描くことが反PCとされ色んな作品が批判されている状況において、文学が一種の避難所となっているのなら、その時代錯誤にも意味があるだろう

[mosimosihtnsan]

当該解説を読んでないので勝手な想像だが、興味の焦点が「何が書かれたか（ブログ主）」と「どう書かれたか（豊崎）」と違うのじゃないかと。私はさして興味のないことでもユニークに書かれたら楽しいと思うタイプ。

[iinalabkojocho]

きみは読者ではない。付き合う必要はない。

[frothmouth]

う〜む

[pribetch]

小学生時代TVでパタリロを見てゲラゲラ笑いつつも「あれっ？男同士だよな？」とは思っていた。

[tamtam3]

読んでなかったので慌ててポチった。結構好きなタイプの小説。アンテナに引っかかってなかったので批判っぽい内容でも問題なし。紹介ありがとうございます。

[synonymous]

まあこういうこと言う人よね。

[mori99]

世の中は、そんなnot for meの一般化で溢れているが、これが初遭遇であれば、まあ、これまでラッキーだったね、としか