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「近代建築の父がデザイン」市場で注目のピアノ…実は別人だった | 毎日新聞
「日本近代建築の父」と称されるチェコ出身の米国人建築家、アントニン・レーモンド(1888~1976年)が... 「日本近代建築の父」と称されるチェコ出身の米国人建築家、アントニン・レーモンド(1888~1976年)が生前デザインしたとされる複数種類のピアノが近年、中古市場で流通している。その存在情報はインターネットを中心に拡散したとみられるが、実はレーモンドのデザインだと確認できたのは1種類だけで、あとは日本人によるデザインだった可能性が極めて高いことが分かった。製造元のヤマハ(本社・浜松市)は「デザイナーの名誉のためにも本当のことを知ってほしい」としている。 レーモンドは1919年、旧帝国ホテル建築時に師匠のフランク・ロイド・ライトとともに来日し、73年に米国に帰るまで日本を拠点に活躍。近代建築設計と施工法を導入して旧米国大使館(東京都)、東京女子大(同)、群馬音楽センター(群馬県高崎市)、南山大(名古屋市)などを手がけた。
2023/03/20 リンク