「フェミ科研費裁判」が問うもの：「反日」攻撃 議員なら「意見・論評」の範囲か 元校長の違和感 | 毎日新聞

大阪市の教育行政を巡り、松井一郎・前大阪市長に提言書を出した元市立小学校長、久保敬さん＝大阪市北区で2023年6月2日午後5時6分、菅沼舞撮影 大学教授らが自民党の杉田水脈（みお）衆院議員に中傷されたとして損害賠償を求めた訴訟は、大阪高裁で5月30日に原告側が一部勝訴した。一方で、大半の杉田氏の表現は「意見・論評の範囲」として許容された。大阪市内の小学校長だった久保敬さん（61）は2021年、市の教育行政を巡って松井一郎市長（当時）に提言したところ、市教委から処分を受けた。意見や提言は、権力や立場によって自由度に差があるものなのか。【聞き手・菅沼舞】 ――「フェミ科研費裁判」の大阪高裁判決では、杉田衆院議員に33万円の賠償を命じる一方、「捏造（ねつぞう）はダメ」「反日活動」などという発言の大半の表現については「意見や論評の域を出ない」として原告側の訴えを退けました。 ◆これっておかしいんと

[vox_populi]

「――「フェミ科研費裁判」の大阪高裁判決では、杉田衆院議員［の］発言の大半について「意見や論評の域を出ない」として原告側の訴えを退けました。／◆これっておかしいんとちゃいますか」。司法のネトウヨ化か？